魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉8


『魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉8』(川口士著/MF文庫J)★★★★☆

魔弾の王と戦姫 8 MF文庫J
魔弾の王と戦姫 8 MF文庫J

前巻の感想はこちらから
魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉7 | 晴れたら読書を

アニメはたぶん1部までだと思うのですが、個人的には2部に入ってからのとどまらない面白さを叫びたい。
主人公不在(一応)で、全体的には準備回的な話でしたが、サーシャの奮戦とエリザヴェータの意外な顔が見れたことが面白かった第8巻でした。
しかしフラグはきっちり回収していきましたね・・・・・・切ない。

☆あらすじ☆
トルバラン率いる海賊の残党によるレグニーツァ襲撃を受け、双剣の戦姫サーシャは病身を押して決死の出陣をする。普段は敵対するエリザヴェータとの共同作戦の下、消えゆく命の灯火を燃やしながら壮絶な戦いを繰り広げるサーシャの美しい姿は、見るものにある“伝説上の生物”を連想させた。一方、ティグル行方不明の報を受けて傷心を引きずるエレンは、サーシャの危機に駆けつけようと戦地へと急ぐが―。そして、静かに暗躍するヴァレンティナの企み。海賊の残党が潜んでいた海岸でエリザヴェータが出会った“ある男”とは…?時代を揺り動かす大きな波に呼応するように、新たなる伝説が生まれていく!大人気最強戦姫ファンタジー第8弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

サーシャの最期の死闘が繰り広げられるオルシーナ海戦。
サーシャは凜々しくて儚げな風情が好きな戦姫だったのに、本当に残念です。病床で最期を迎えなかったのはとても戦姫らしかったのですが、エレンとの別れのシーンには胸が詰まりました。
彼女の双剣の後継者はどのタイミングで出てくるのかな。

 

トルバランはこれで本当に倒せたようですね。何か裏があるのかと思っていたのですが、完全に遊びで人間にちょっかいをかけただけなのか。化け物サイドは全容が全く掴めないのが恐ろしい話です。
あと、エリザヴェータからする「ヤガー殿の匂い」って何だ?彼女、化け物サイドと付き合いがあるんでしたっけ?(これから出てくる?)

 

一方、海に落ちて行方不明となっていたティグルですが、当然ですが死んでません。
そしてやはり来た、記憶喪失展開
エリザヴェータに拾われ、彼女の初めての部下に・・・・・・ってどうするのコレ!貴族の坊ちゃんのはずが馬丁もこなせるさすがのティグルさんですが、これはまずい展開。かつての仲間と戦争とかありえるんじゃないの((´д`)) と不安になっていたところで、予想以上に早くエレンに見つかってしまいました浮気はできないですねw
ティグルを発見したときのエレンの混乱と興奮で高ぶっている姿がなんか好きでした。そしてルーリックはほんとにティグル大好きなんだなぁとしみじみ。

エリザヴェータも初めて自分から選らんだ部下に執着しているし、穏便には済まないでしょうね。

 

ティグルを賭けて戦姫同士の戦いが始まりそうなイイトコロで終わってしまった今回。
果たしてティグルの記憶は戻るのか?捨てられてしまった黒い弓はちゃんと戻ってくるのか?
それ以外にもラストで急展開したジスタートの王位継承に絡んだビドゴーシュ公爵とパルドゥ伯爵の争いの行方も気になります。
暗躍するヴァレンティナの動きが不穏すぎて怖いですが、どうみてもふたりの確執を生んだのはヴィクトール王の恣意が絡んでいますよね(わざとじゃないならかなり気が利かない)。あの王様、火種つくるの好きだなぁ。本当にパルドゥ伯爵を後継者にする気があるんでしょうか。

 

ジスタート国内はもとより、ムオジネルの方もアヤシイ動きをしてますね。2年後っていうからには、赤髭さんが再登場するのはまだしばらく先かもしれませんが。

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