とある飛空士への恋歌4

『とある飛空士への恋歌4』(犬村小六著/小学館ガガガ文庫)★★★★★

ガガガ文庫 とある飛空士への恋歌4(イラスト完全版)
ガガガ文庫 とある飛空士への恋歌4(イラスト完全版)

もう本当に最高ですね、この作品は。
前巻以上に熱い空戦。命を燃やす学生たち。
そして、まさしく「恋歌」というタイトルに相応しいストーリー展開。
ついにカルエルとクレアの関係にも、来たるべき変化の時が・・・・・・!

☆あらすじ☆
はじめて愛した人は、最愛の母の仇だった。

「大好きだから……さよなら」級友の死に苛まれていたカルエルとクレアは、
想い出の湖畔で思いがけず再会する。
お互いの気持ちを確かめるため、正体を明かしたカルエルだったが、クレアには別れを告げられてしまう――。
一方「空の一族」との戦いで多くの仲間を失い、疲弊した飛空科生徒たちは、
悩みと苦しみを抱えたまま、再び決戦の空へ向かうこととなる。
仲間の思いを受け継ぎ、潰滅の危機に瀕している大好きなイスラを、大切なひとを守るために……。
超弩級スカイ・オペラ「飛空士」シリーズ、驚天動地のクライマックス!!

以下、ネタバレありの感想です。

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聖櫃の癒し手 -Restauro-

『聖櫃の癒し手 -Restauro-』(藍川竜樹著/集英社コバルト文庫)★★★★☆

聖櫃の癒し手 -Restauro- (コバルト文庫 あ 23-15)
聖櫃の癒し手 -Restauro- (コバルト文庫 あ 23-15)

これはほんと面白かった!!
神の恩恵を受けた「聖櫃」の修復をする修復士の青年とその補佐をする事務官の少女のコンビが、修復を依頼された聖櫃〈嘆きのレディ〉の謎に迫る、という物語。
ゴシックな世界観も好みだし、ヒロインの過去と役割が物語にしっかり根を張っている感じがとてもワクワクさせてくれるファンタジー作品でした。やっぱり聖職者の組織には陰謀がつきものですよね!(偏見)
ヒロインの背中に羽があるなど、中二っぽい異能や組織、設定が飛び交いますが、少年向けとは少しだけ雰囲気の違う、少女小説的なファンタジー世界がたまらなく好みでした。
そして何と言ってもツインテール!ロリータ銀髪ツインテール!!(最近「俺、ツインテールになります。」の放送が楽しみで仕方ないブログ主です)
16歳なのにちびっこな外見にコンプレックスを持つヒロインが可愛かったー(´∀`*)
天然無神経ヒーローとのコミカルな掛け合いも楽しかったです。
イラストが作品にこれ以上ないくらいぴったり合っていたのも良かった(モノクロ挿絵は本当に綺麗でした)。あとがきで藍川さんが自分からすがはら竜さんに熱烈ラブコールしたと聞いて納得。
続いて欲しいなぁ、まだまだ読みたいです。シリーズ化超希望!!!

☆あらすじ☆
神の力を無効化する〈堕天の徒〉と忌み嫌われ、所属する聖庁のあらゆる部署をたらい回されてきた新米神技官のエリスが次に配属されたのは、変人の巣窟と噂の窓際部署・聖櫃修復室。そこでエリスは癒しの手をもつ天才的な聖櫃修復士だが、聖櫃馬鹿で人を人とも思わないドS変人のカルヴァンと組まされるはめになり・・・!?
神の力の容れ物“聖櫃”をめぐるゴシック×ラブ×ファンタジー!!

カルヴァンは空気読めない天然だけど別にドSじゃないと思うけどな−。不器用な優しさが良かったです。ちなみにMは別にいたり。
以下、ネタバレありの感想です。

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