魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉6


『魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉6』(川口士著/MF文庫J)★★★★☆

魔弾の王と戦姫 6 (MF文庫J)
魔弾の王と戦姫 6 (MF文庫J)

第2部始動の第6巻。
ティグル以外のメンバーががらりと変わってしまったのですが、今回だけなんでしょうか?面白かったですけど。

☆あらすじ☆
ブリューヌの動乱より半年。客将としてライトメリッツで過ごすティグルは、ジスタート王の要請を受け、霧と森の国アスヴァールへと旅立つ。密使としての航海中、ティグルは薄紅色の髪の幼げな少女と出会う。立派な作りの斧―“崩呪の弦武”ムマを持つ彼女こそ、放浪の戦姫オルガ=タム。なりゆきで彼女と同行することになるティグルだったが、アスヴァールの地にはさらなる“運命の出逢い”が待っていた。容姿、人望、才能―そして確かな野心を持つ青年の名は、タラード。一将でありながら“王”の形を平然と説く青年に、ティグルの胸に去来するものとは…?いくつもの邂逅が新たな伝説を刻み征く!最強美少女ファンタジー、待望の第2部開幕。

以下、ネタバレありの感想です。

 

第1部のブリューヌ内乱から半年が経ち、ライトメリッツで客将となっていたティグル。
そんな彼のもとに、ジスタート国王からアスヴァールへ密使として向かって欲しいという依頼が舞い込みます。

というわけで、今回の舞台は王位継承争いで荒れるアスヴァール
エレンやティッタたちはライトメリッツに置いて、ティグルひとりで旅立ちます。
第一部はジスタートとブリューヌで完結した世界だったのですが、ティグルの旅という形で世界観がぐんと広がり、ファンタジーの醍醐味を感じる巻でした。異世界の港町の描写って、どうしてこうときめくんでしょうね。港町に行って船が見たくなりました。

 

ティグルの旅の道連れとなるのは、放浪していた戦姫オルガと、戦姫サーシャの紹介で通訳を務めるマトヴェイ
オルガで戦姫は全部出たことになるんですかね。第1部でも名前だけちらっと出ていた彼女がこのタイミングでティグルに合流することになるとは予想外でした。そしてすぐ懐いたな。戦姫がちょろいのかティグルが戦姫キラーなのか(というか相変わらずむやみにモテるだけか)。

 

場所もメンバーも総入れ替えで心機一転のスタートとなった第二部でしたが、相変わらずの面白さでした。

ティグルが弓だけじゃなく、リーダーとしてもどんどん成長していっているのが頼もしいですね。エレンやミラの補助なしで完全にひとりで戦い抜きましたし(オルガはいたものの、経験値不足でティグルを支えていたとは言えないかな)。この調子で名実ともに英雄への道を進んでいくのでしょうか。

 

今回はアスヴァールの王子ジャーメインと交渉するはずが、タラードの反乱に巻き込まれてなし崩しにルクス城砦を攻略するというところまでで話が終わり、次巻以降もアスヴァール編が続くようです。囚われのソフィーを助けなきゃ行けないですしね。しかし、エレンはこのまましばらく出番無しなんでしょうか。それは寂しいんですが・・・・・・。

 

ティグルが密使に選ばれた背景には戦姫ヴァレンティナの思惑があるようですが、第1部の流れを考えると彼女はやっぱり敵なんですかねー?ヴァレンティナが王位を狙っていることにティグルが(というか弓が?)どう絡むのかな。

ルクス城砦のレスター将軍の正体が化け物だったことも気になります。一体どこまではびこっているのか、彼らは何者なのか。この調子だと諸外国の中枢にまだまだ化け物がいそうです。ジスタートにもいるんだろうな。

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