覇剣の皇姫アルティーナ7


『覇剣の皇姫アルティーナⅦ』(むらさきゆきや著/ファミ通文庫)★★★★☆

覇剣の皇姫アルティーナVII (ファミ通文庫)
覇剣の皇姫アルティーナVII (ファミ通文庫)

前巻までの感想はこちらから
「覇剣の皇姫アルティーナ」シリーズ感想一覧 : みかこの読書日記

ハイブリタニアとの戦争は、これで終結なのかな?
面白かったですけど、意外にもあっさりと終わってしまったような気がします。
それはともかくラストの展開はやばい。まずい。どうするんですか。次巻いつですか。

☆あらすじ☆
提督代理を任されたレジスの指揮により、ハイブリタニア軍から港町を奪還したアルティーナたち。しかし、敵軍の補給部隊はすでに出発した後だった。帝都を背負った要塞では第二皇子ラトレイユが、策士オズワルドの奇略により苦戦を強いられている。補給を届けさせるわけにはいかない…しかし、敵補給部隊の護衛は傭兵王の異名を持つ猛者だった。果たして、戦争の結末やいかに!?覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第七弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ハイブリタニアとの戦争の鍵を握るのは、敵補給部隊を打倒できるかどうか。

というわけで、今回アルティーナとレジスが対峙するのはハイブリタニアの補給部隊を護衛する傭兵王ギルベルトと彼が率いる〈吊られた狐〉の精鋭たち。
戦争のプロを相手取り、ここまで対した失敗をしてこなかったレジスが(たぶん初めて)失策をしてしまいました。恐ろしいのは、レジスの予想をはるかに上回るギルベルトたちの力押しですね。これはあくまで文官でしかないレジスを責められない気がします。
そしてそれでも勝ってしまうアルティーナはやっぱり存在自体がファンタジーw

あとバルザックのおじいちゃんは何でこのタイミングで出てきたんですか?前の巻で何か書いてたっけ?(忘れた・・・・・・)

 

片目を失明し、拠点防衛では苦戦を強いられていたラトレイユですが、アルティーナたちの活躍によりハイブリタニアが退いたことで、辛くも勝利。
オズワルドがもうちょっと出張ると思っていたのに、ハイブリタニアの引き際がびっくりするほどあっさりでした。正直ここらへんは拍子抜けしてしまいましたが、こんなものなのかなー?もうちょっと戦争終結を盛り上げてほしかったのですが・・・・・・オズワルドの悔しがる顔とか見たかった(´・ω・`)
ただ、今回はギルベルトを除いてハイブリタニア側の事情は一切描かれていなかったので、次巻あたりでそのへんが補完されるかもしれないですね。

 

それはともかく看過できないのはラストの急展開!
皇帝暗殺!?
え!そんな唐突にいっちゃうんですか!?
ユハプリシア、もうちょっと暗躍するかと思ってたのにただの頭ゆるい毒婦で終わってしまいました。

皇帝と皇妃を殺し、ラトレイユが新皇帝として即位してしまいましたが、これでアルティーナの立場がいよいよ微妙になってきましたね。
ラトレイユは父親を殺した帝位の簒奪者であるとしてアルティーナが彼を討ち取る展開とかになるんでしょうか?それとも政争に敗れた皇族としてアルティーナがピンチになる?
それとも、失明間近のラトレイユをアルティーナが皇位継承権を持ったまま補佐する?
うーーーーどういう展開になっていくのか読めませんね。

ただ、イヤな予感しか感じません。
父親殺しはきっとラトレイユに暗い影を落とすに違いないし・・・・・・対するアルティーナはハイブリタニア戦を通して急成長を見せてますし。
もともとが兄妹争いをするしかないシリーズなので避けられない展開ではあるんですが、やっぱりアルティーナとラトレイユは戦うことになるのでしょうか。
最初はラトレイユもっと嫌な奴だと思ってたんですが、今のラトレイユはそんなに嫌いじゃないんですよねー。皇帝暗殺も仕方ない状態ではありましたし。それだけに、ラトレイユとアルティーナが正面対決する展開は、期待もあるものの少し悲しく感じてしまいますね。

続きが気になります!

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