かけもち女官の花○修行 恋も画業もお手のもの!?

『かけもち女官の花○修行 恋も画業もお手のもの!?』(乙川れい著/ビーズログ文庫)★★★★☆

かけもち女官の花○修業1 ―恋も画業もお手のもの!?― (ビーズログ文庫)
かけもち女官の花○修業1 ―恋も画業もお手のもの!?― (ビーズログ文庫)

新人賞最終選考からの拾い上げ作品。
ノリが良くて軽く楽しめる良作ラブコメです。面白かった!
主人公は画家を夢見るも事情があって諦め、王宮で花嫁修業として女官をしている少女アルマ。そんな彼女が王宮で「美貌の幽霊」に出会ったところから始まる物語です。
異能を持つちょっと変(態)なアルマと幽霊王子ハインのコミカルな掛け合いがとても好みでした。後半は糖度たっぷりでしたし。
読むとつられてテンションが上がること間違いなし・・・・・・たぶん(´∀`)

☆あらすじ☆
女官をしつつ画家を目指すアルマは、ある事情で人物だけは描けない落ちこぼれ。なのに、王子ハインの専属画家に任命され運命は一変と思いきや課題は肖像画!?事情を知る彼に「丸暗記して描けばいい」と助言され…なるほど、では着替えもお風呂もご一緒に。「だって目に焼きつけないと!」「ナニを焼きつける気だ!?」第15回えんため大賞最終候補作、萌え度受賞級に大幅改稿で登場☆

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む かけもち女官の花○修行 恋も画業もお手のもの!?

灰と王国4 忘れえぬもの

『灰と王国4 忘れえぬもの』(風羽洸海著/エンターブレイン)★★★★★

灰と王国4 忘れえぬもの
灰と王国4 忘れえぬもの

素晴らしかった!
最終巻となる今巻は2冊分かのような厚みがあったものの、内容の濃度は負けていません。ここに至るまでにじっくりと積み上げてきた数々のエピソードが、ゆっくりと一つの終着点に至っていく様には鳥肌が立ちました。
世界観も登場人物もストーリーも文句なしの壮大なファンタジーでした。本当に読んで良かったです。

☆あらすじ☆
安息を取り戻したナナイスで、夫婦の契りを交わした“竜侯”フィンと“天竜”レーナ。だが、世界には恐るべき“災厄”が迫っていた…。民衆を導く者たちは、人々を救うため立ち上がり、竜に選ばれし者たちは、“古に封じられた闇の眷属”と対峙する。決戦の時―竜と人の絆が、いま試される!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む 灰と王国4 忘れえぬもの

カナクのキセキ3

『カナクのキセキ3』(上総朋大著/富士見ファンタジア文庫)★★★☆☆

カナクのキセキ3 (富士見ファンタジア文庫)
カナクのキセキ3 (富士見ファンタジア文庫)

カナクのキセキ2巻の感想はこちら

カナクが大変なことになってしまった前巻に続く第3巻。主人公交代です。今回はネウのパーティー結成と、1巻の裏話。
序破急でいう、「序」がここまでだそうです。長い序章でした。
大まかなストーリーは悪くないのに、文章と場面転換が粗いのが気になる・・・・・・。

☆あらすじ☆
「か、カナクさんはリーゼに騙されているだけです。だったら、何とかカナクさんを救う方法が、あ、あるんじゃないでしょうか」あたしの震える声に、オリヴィア女王さまは厳しい目を向けた。「カナクは既に魔王としてこのアレンシアに君臨している。黒に染まってしまったものを白に戻すことが出来るとは思えないわ」うう、女王さまの確信に満ちた指摘に、涙が零れそうになる。でも、あたしは黒でも白になれるって信じたい…!ユーリエを救うため、“黒夢の魔王”となったカナク。そのカナクを元の姿に戻すため、ダークエルフの聖神官・ネウは単身村を出るが!?純真な恋が世界を動かすファンタジック・ラブストーリー。

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む カナクのキセキ3