スキュラ&カリュブディス 死の口吻

『スキュラ&カリュブディス 死の口吻』(相沢沙呼著/新潮文庫NEX)★★★☆☆

スキュラ&カリュブディス: 死の口吻 (新潮文庫)
スキュラ&カリュブディス: 死の口吻 (新潮文庫)

すごかった(゜Д゜)
官能と百合と異能バトル・・・・・・?
背表紙に書いてあったキャッチフレーズは「背徳の新伝奇ミステリ」なんですが、ミステリっぽい雰囲気はあるもののミステリではありません。
微グロ微エロな上に百合百合しいので、苦手な方はご注意を。私はそれなりに楽しく読めましたが、読後感がなんとも微妙な作品でした。

☆あらすじ☆
初夏。街では連続変死事件が起きていた。まるで狼に喰い千切られたような遺体。流通する麻薬。恍惚の表情で死んでいく少女たち。自らも死を求める高校生・此花ねむりは鈴原楓との出会いをきっかけに事件を調べ始める。だが、そこには3年前の殺人事件に繋がる驚愕の真実が隠されていた―。性と死、その果てに垣間見える少女の戦い。逸脱者たちが繰り広げる戦慄の新伝奇譚。

以下、ネタバレありの感想です。
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天久鷹央の推理カルテ1

『天久鷹央の推理カルテ』(知念実希人著/新潮文庫NEX)★★★★☆

天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫)
天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫)

天才診断医が様々なオカルト的謎を医学的に解き明かす医療ミステリー。
連作短編集なのですが、どれもとても面白かった!自信満々に「私は天才だ!」と謎に首を突っ込みまくる鷹央と、それに振り回される部下の青年医師のコンビが活躍します。
雰囲気的には医療系ガリレオ?あと、作風もキャラも全然違うんですが、精神科医伊良部シリーズを思い出しました(なんでだろ。鷹央の置かれてる環境が近いから?)

☆あらすじ☆
統括診断部。天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然赤ちゃんを身籠った、と叫ぶ女子高生。だが、そんな摩訶不思議な“事件”には思いもよらぬ“病”が隠されていた…?頭脳明晰、博覧強記の天才女医・天久鷹央が解き明かす新感覚メディカル・ミステリー。

以下、ネタバレありの感想です。

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