『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』(伊藤ヒロ著/MF文庫J)★★★☆☆
Twitter等で「ジャスコってもうないの!?」と話題をさらったラノベ。読んじゃいました。
発売までの経緯を語る編集部ブログが面白かったし、この表紙の雰囲気がすごく良かったので。
内容は、異世界から現れた「くっころ」ちょろいんな女騎士と重度オタクのお姫様が、「ジャスコ」を巡り田舎に騒動を巻き起こす日常系コメディ。予想以上にくだらなくて読んでいて何度も笑いました。無駄にいっぱい伏線があるんですが、それが回収される瞬間の脱力具合がすごい。メタ発言がわからないところも結構多かったものの、勢いで読み切りました。
面白いというよりは楽しいというべき作品。軽い気分転換に丁度良かったです!
☆あらすじ☆
とあるど田舎、平家町に住む普通の高校生、瀬田燐一郎はある日、夜の田んぼで行き倒れているお姫様、ポーリリファと彼女に仕える女騎士、クラウゼラを発見する。二人はなんと異世界“魔法地平”から命からがら逃れてきたと言い出して、そこから始まるトンデモドタバタストーリー!?…と思いきや、「実は…この町では割とよくあることなんだ」「なんじゃと!?」
異世界人が珍しくない普通の田舎町で繰り広げられる女騎士系田舎日常コメディ、特に何事もなくのんびりスタートです。
以下、ネタバレありの感想です。