クロス×レガリア5 海神の遺産


『クロス×レガリア 海神の遺産』(三田誠著/角川スニーカー文庫)★★★☆☆

クロス×レガリア 海神の遺産 (角川スニーカー文庫)
クロス×レガリア 海神の遺産 (角川スニーカー文庫)

今回の舞台は海!
徐々に存在感を出し始めた先代白翁がこのシリーズのキーパーソンになっていくのでしょうか。気になります。
巻が進むにつれて人間味がますカエアンは、今回も大活躍でした。

☆あらすじ☆
「何々、宝の地図とか?」
馳郎と北斗の話を聞きつけた生徒会一同は、先代白翁が遺した謎の地図を手掛かりに鬼無里海岸を訪れる。宝探しをする一方、リコや蓮花などお馴染みのメンバーは、水着に着替えて大はしゃぎ。初めて目にするナタの水着姿に思わず目が眩む馳郎…だったが、それも束の間。謎の「人魚」の魔の手が迫る!!
かつてない巨大な敵に翻弄されるなか、馳郎がとる鬼仙兵器・ナタの力を解放する秘策とは!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

先代白翁の残した地図が何を示すモノなのかを知るため、馳郎と生徒会のメンバー、そして蓮花たちは海へと向かいます。
未来視ができたという先代白翁と会話がしたいという馳郎。先代白翁は一体何が見えていたんでしょう。
馳郎にさせたいことが何かあったんだろうか。

 

そこらへんに関して意味ありげに出てきたのは白鳳六家の青朽葉晃
彼が封印されていた盤古幡を利用して、馳郎の力試しをしようとしたのが今回の騒動のきっかけでした。
白鳳六家の〈おに〉たちについても説明がやっとありましたね。妖怪の子孫かー。言われてみればなるほどですが、真朱は何の妖怪なんだろ?

 

今回は暴走して巨人化した盤古柈を鎮める話でしたが、今後の不穏な展開の幕開けのような感じもします。
〈おに〉と鬼仙の大戦の戦後処理。
先代白翁が馳郎に託した使命はこれなのでしょうか。うーん、まだまだ謎です。

 

馳郎周りの人間関係もちょっと整理された印象。

 

すっかり丸くなった北斗も活躍したのですが、リコとの百合化が止まりませんね・・・最初は馳郎のハーレム要員かと思ったら全然違ってました・・・望んだ方向だったはずだけど、何か違う(;´Д`)

 

蓮花のほうは、馳郎への気持ちは自覚したものの、まだ何かありそうですね。こっそり恋路を邪魔する少影ににやりとしてしまいました。でも少影と蓮花の関係には何かありそう?蓮花の母西王母の名前が出てきましたが、そこらへんもいつか拾ってくれるんでしょうか。
蓮花についてナタと少影が馳郎に迫るシーンがなんか好きでしたw

 

馳郎とナタの両片思い状態は健在。恋人というよりはコンビとしてツーカーすぎて、これもまたいいものですね。ふたりの仲がギクシャクしたところでカエアンが自発的エラーを起こしたのには笑いましたw
あと戦いの中でくだらない口げんかするところが楽しかったですww

 

全体として、馳郎のやるべき事を示す準備回のような話でした。
これからますます戦いが激化するんでしょうね。馳郎も強くならなきゃいけないんでしょうけど、その中で〈カエアン〉からコントロールを奪うのではなく、〈カエアン〉が動きやすいように自分が動くという馳郎の選択はとても良かった。〈カエアン〉は道具じゃなくて相棒ですもんね。

 

次回も楽しみです。
ラストで再登場したエイジャがまた絡んでくるかな?

クロス×レガリア 海神の遺産 (角川スニーカー文庫)クロス×レガリア 海神の遺産 (角川スニーカー文庫)
三田 誠,ゆーげん角川書店
売り上げランキング : 328716Amazonで詳しく見る
スポンサーリンク
 
0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。