おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩


『おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩』(石田リンネ著/ビーズログ文庫)★★★★☆

おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩 (ビーズログ文庫)
おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩 (ビーズログ文庫)

短編集です。タイトル通り恋愛押し。そう!恋愛押しなんですよ!!
おこぼれ姫なのにちゃんと甘い話に仕上がっていて驚きました。このシリーズ、糖度さえ出せれば完璧なのにと思っていたので、なんだかとても楽しく読むことができました。

☆あらすじ☆
未来の女王レティーツィアの侍女候補・アイリーチェには、年上の恋人がいる。だけど彼には、一桁の年齢の少女しか愛せない特殊な趣向があった……!?
偶然の出逢いが四度重なれば、運命となる。アイリーチェと伯爵子息ウィラードの恋物語を綴った外伝が登場! さらにアノ騎士が主役になる短編のほか、レティがデュークを騎士に見初める(!?)までの物語などシリーズ初、【恋】がテーマの短編集!

以下、ネタバレありの感想です。

 

「葡萄姫の恋愛未満」
中編といっていい分量の、アイリーチェ&ウィラードの馴れ初め話。
すごく王道な少女小説になっていました・・・・・・じれったい恋模様書けるんじゃん!レティ&デュークでもっと書いてくれよ!とか思うのは、仕方ないですよね?
序盤のウィラードがなかなかの変態紳士でとても楽しかったです。そしてアイリーチェは主役キャラですね。本編にもっと出番が増えるといいのですが、レティと食い合いそうな気もします。

 

「ポラリスと恋のワルツ」
アストリッドがワルツを踊る話。
全然進まないレティとデュークの関係に比べ、アストリッドは本能の赴くままに行動している感じがとても好きです。
レティはほんと人たらしだなぁ、と思った短編でした。

 

「恋をしている銀色のオオカミ」
ノーザルツ公の4人の奥さんたちが登場する話。
結局、ノーザルツ公とレティの互いに対する気持ちは、お互いの向こうに国を見る壮大な想いだから恋ではないということなんでしょうか?
顔真っ赤にして壁殴りしてるノーザルツ公が可愛かったです。
レティはほんと人たらしだなぁ、と思った短編でした(2回目)

 

「もしもわたくしの恋だったら」
レティのお悩み相談室!から、デュークの過去の恋バナになる話。
ここにきてやっとデュークのターン!と思ったのですが・・・・・・
レティはほんと人たらし・・・・・・になってない!!なんで!?
デューク相手だと途端に投げやりになるレティお前…、まぁ、素を出せる相手ということなんでしょうけど。
それにしてもそんな昔からストーキングしていたとは。小さい頃から意識高いお姫様だったのは知っていましたが。
主役カップルになると糖度控えめになるので、やっと「おこぼれ姫」を読んでいる気分になった短編でした。
あと、かえるの話をそこでするのはどうなの、レティ・・・・・・

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