シンデレラ伯爵家の靴箱館2 荒野の乙女は夢をみる


『シンデレラ伯爵家の靴箱館 荒野の乙女は夢をみる』(仲村つばき著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

シンデレラ伯爵家の靴箱館 荒野の乙女は夢をみる (ビーズログ文庫)
シンデレラ伯爵家の靴箱館 荒野の乙女は夢をみる (ビーズログ文庫)

なかなかさくさくと物語が進んでいってます。
前巻と同様、童話に出てくる靴が出てきてトラブルを巻き起こすお話で、今回は「オズの魔法使い」。
そして前巻で妹によって明後日方向に邁進させられていたアランは、止める者がいないまま、ますますひどいことになっていましたw

☆あらすじ☆
人を不幸にする≪魔術師の靴≫。その靴を蒐集するシンデレラの末裔・アランの靴店で働き始めたエデルは、厳しくも真摯(でも時々、挙動不審?)な彼の元で、充実した毎日を送っていた。そんなある日、竜巻事故で亡くなった少女の“銀の靴”が消えるという事件が!魔術師の靴と踏んだアランが事件を追う一方、エデルは靴の行方を知る人物からある賭けを持ちかけられ……!?靴と恋の物語、第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

前巻の「赤い靴」に引き続き、今回出てくる魔術師の靴も童話絡み。
「オズの魔法使い」のドロシーが、悪い魔法使いから奪い、願いを叶えるために履いた「銀の靴」。

 

今回はエデルの母の知人ジュディが、セスによって「銀の靴」を渡されることで巻き起こされる騒動を描いたお話でした。
「オズの魔法使い」はストーリーがうろ覚えだったのですが、この感想記事を書くにあたって少し調べてみたら、今回のジュディの騒動の流れはドロシーの物語をモチーフにうまく作られていたんだなぁ、と納得。「オズの魔法使い」をちゃんと知っている人ならもっと楽しめた話だと思います。

 

前回ラストで魔術師であることが判明していたセスですが、もう少し引っ張るのかと思ったら今回であっさり正体がバレてしまいました。
展開がさくさくと早いのは良いのですが、まさかシリーズたたむとかじゃないですよね・・・?3巻完結とかないよね?
魔術師であるセスがそのままガラスドームに残れるとは思っていなかったものの、彼の決断は少し哀しかったです。記憶をなくすとか重いなぁ。

 

そしてこのシリーズの見所(注・私見)であるアランの迷走ぶりですが、今回もとても面白いことになっていましたww
キスもしたことないピュアボーイなのが全ての原因なんじゃないだろうか。貴族のくせにスレてなさすぎなんですよね。ズレてはいるけどw
キスは挨拶!に騙されるアランでしたが、無事に挨拶をすませることができて良かったですねーw
でも、豚肉はない。豚肉はないよ・・・・・・ガガさま思い出しました(´・ω・`)

 

そんなアランへの恋心を自覚したアデル。
シリーズの雰囲気的に身分差恋愛を前面に出してくるとは思えないですが、どうするんでしょうね。

 

次の3巻はどんな靴が登場するんでしょう。魔術師だというアデル父もそろそろ出てくるかな?
次巻も期待しています。

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仲村つばき,あきKADOKAWA/エンターブレイン
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