ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?2


『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.2』(聴猫芝居著/電撃文庫)★★★★☆

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.2 (電撃文庫)
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前巻の感想はこちらから


2013年10月刊。
この表紙をレジに持って行く勇気は私にはない!
電子書籍万歳!!ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ 
こんなに表紙は肌色桃色なのに、内容は全然エロではないんですよね。健全な(???)かわいいオタクカップルにニヤニヤできる青春ラブコメです。
今回はオタク(もしくはスクールカーストの底辺又はコミュ障の集い)の閉鎖性とそれに対するリア充の無遠慮さをよく表している気がします。リア充にオタク趣味を土足で踏みにじられるところなんか心が痛くなります。
途中まで声に出して笑うレベルにコメディだったのに、最後は少ししんみりとしてしまいました。ルシアン、いいやつだな。

☆あらすじ☆
リアルとネトゲの区別が付かない残念美少女・亜子と(ネトゲ内で)結婚した少年・英騎。彼をはじめ、危険な亜子を更正させるため活動していたはずのネトゲ部の面々は…日常とネトゲの境目を見失いつつあった。しかし、だらだら楽しいネトゲ生活を送る彼らの前に現れた初心者をきっかけに、部活動の雲行きは怪しくなり、そして暴走したアコは超えてはいけないラインをついに超える―。
「レベル上げて転生して、来世にワンチャン賭けます!」
えっ…何言ってんのお前?
ネトゲライフ波瀾の第2弾。

以下、ネタバレありの感想です。

 

リア充が好奇心でオタクの集いに顔を出すとどうなるのか?
答え:オタクの人間関係が崩壊します。

 

・・・・・・あながち否定できないかもしれない。

 

今回はシュヴァインの中の人瀬川さんのお友達、秋山さんがしゃしゃり出てきちゃってネトゲ部崩壊の危機!という何だかリアルな人間関係の崩れ方を見せられるところから始まります。
少人数の馴れ合ったコミュニティに新参が入ってくると波風が立つのは当たり前ですが、波風の立ち方がコミュ障丸出しで心が痛かったです。しかも新参はリア充ぽいしなぁ。そりゃあ荒い波風が立ちますよね。

 

リア充と非リアの距離感の差がけっこう良く出ていたのでは。
リア充のあのゼロ距離射撃は善意と無理解からくるものなんですよね。悪気はないのがタチ悪い。
リア充はオタクの世界に土足で踏み入っちゃだめなんですよ。プレイスタイルが違うんですよ。
そして傷つくのはオタクだけなんだから。

 

そんな感じに不穏な幕開けとなった第2巻ですが、あっという間に関係修復。
LAがダメなら他のネトゲだ!と各種ネトゲをつまみ食いしまくります。共通の趣味があるっていうのは関係を強固にするんですね。もうほんと楽しそうでした。そいや!で腹筋崩壊。
ネトゲをプレイする度にリアルと区別がつかなくなっていくアコとその愉快な仲間たちがやばいです。

 

あ、今回もネトゲネタで明るくいくのかな?と思っていたところに再び秋山さん襲来
このリア充がぁあああああ!!クラスメイトの男子に冗談で腕絡める女子なんて見たことないぞ!
そして壊れるアコ。
あのシーンの挿絵は狂気がにじみ出てて最高でした。

 

ショックで引きこもるアコに対する、シューの「引っ込みがつかなくなった」説でなるほどなーと感じつつ、その後でルシアンの「マジで学校に行きたくないんだろ?」というセリフがぐさっと刺さりました。
アコも、マスターくらいに突き抜けちゃうと楽になれるんでしょうけど、まだそこまでは至っていないから余計に苦しいんでしょう。高校生の頃って、部活がどれだけ楽しくてもクラスに居場所がないとほんとに生きてるのが辛いんですよね・・・・・・。共感しすぎてイヤな過去を思い出すんでやめてくださいお願いします。

 

それはおいといて(・∀・)

 

今回、シューとルシアンの友情も良かったです。女の子に囲まれてるけどハーレム展開にならないのはとても嬉しい!
あと、微妙に役に立てなかったマスター企画の合宿。次回にまわるのかな?楽しみです。

 

このシリーズ、面白くて大好きなんですが、ネトゲへの興味がむくむくわくから非常によろしくないですw
リアルの友達にどれだけ誘われても断ってきたのに、ラノベで興味がわくとは私も業が深いですね・・・・・・

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