浪漫邸へようこそ1


『浪漫邸へようこそ』(深山くのえ著/小学館ルルル文庫)★★★☆☆

浪漫邸へようこそ (小学館ルルル文庫 み 1-23)
浪漫邸へようこそ (小学館ルルル文庫 み 1-23)

医者を目指す学生の青年との出会いをきっかけに、没落華族のお嬢さんが下宿屋を営むことになるというお話。 
ゆるゆるとした日常が描かれていく、ほんのりと優しい物語でした。
あきさんのイラストと世界観が絶妙にマッチしていて、特にヒーローはあきさん史上最高のイケメンでした(私見)

☆あらすじ☆
大正初期。ある事情から、十六歳で家を背負うことになった貧乏子爵家の長女、紗子(すずこ)。偶然、危ないところを助けてくれた帝大生、伊織(いおり)との出会いをきっかけに、紗子は子爵邸で秘密の下宿屋を始めることになる。早速集まったのは、帝大生と画家と本屋、それに作家と写真屋というなんとも個性的な人々で!?
ワケあり子爵家ではじまった、賑やかで優しい同居生活とほのかな恋。美しく密やかに、乙女の恋は花開く――大正ロマン譚開幕!

以下、ネタバレありの感想です。

 

父親の放蕩によって没落してしまった家を支える華族の娘、菖蒲小路紗子
偶然出会った医学生山ノ内伊織に淡い恋心を抱いたことから、紗子は使わなくなった部屋を利用し、下宿屋を始めることを決意することになるのです。

 

紗子と下宿人たちのほんわかした日常をつづる、まさにそれだけのお話。

 

でも、登場する人たちはみんな温かくて、なんだか読んでいて和やかな気持ちになりました。

 

欲を言えば、出奔中の父親を絡めてもう少し大きな事件があれば面白かったかもしれませんが、続きがあればそういう話も出てくるかもしれませんね。

 

起伏の激しい話ではなかったものの、ゆっくりと距離を縮めていく紗子と伊織の関係は良かったです。
この奥ゆかしさは大正という時代設定にぴったりと合致していました。最後の最後で伊織視点で物語を振り返る構成もいいですね。

 

ていうか、あきさん絵の伊織が史上最高に格好良かった・・・・・・もうそれだけでこの本を買った甲斐がありましたw

 

それにしても、下宿ものって雰囲気だけで楽しいですよね。
普段は別の社会に生きている他人が集まって共同生活をするという、ある意味で非日常な感じにとても惹かれます。
学生しかいない寮生活とはまた違った面白さがありますし。

 

そういえば、漫画ですけど最近アニメも放送していた「僕らはみんな河合荘」もラブコメ下宿ものでとても面白かったです。
下宿ものいいですよね。他に下宿ものの作品何かないかなー?

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