クロス×レガリア1 吸血姫の護りかた


『クロス×レガリア 吸血姫の護りかた』(三田誠著/角川スニーカー文庫)★★★☆☆

クロス×レガリア 吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)
クロス×レガリア 吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)

千円ボディーガードの少年と秘密を抱えた鬼仙(吸血鬼)の少女の出会いから始まるボーイ・ミーツ・ガール。人外で最強な少女を守るために、ただの人間にすぎない少年がどうやって活躍するのかと思っていたら、まさかの展開でした。これは俺tueeeでは、ないな・・・・・・

☆あらすじ☆
中華街の片隅で2人は出会った。少年の名は戌見馳郎、トラブル解決を1回千円で請け負う学生ボディガード。少女の名はナタ、自称仙人。ナタを護ると決めた馳郎の、平和な日常はわずか一週間あまりで終わりを告げる。人の氣を喰らう吸血鬼、“鬼仙”と呼ばれる者たちの襲撃。彼らの目的は、鬼仙を無力化できる最強最悪の兵器―ナタを狩ることだった。
「レンタルマギカ」の三田誠が描く圧倒的スケールの新シリーズ、開幕。

以下、ネタバレありの感想です。

 

主人公戌見馳郎は千円でボディーガードを引き受ける極貧高校生。そんな彼がナタと名乗る少女と出会ったことから、鬼仙あるいは吸血鬼と呼ばれる人外の存在たちの争いに巻き込まれるという物語。

 

対鬼仙の最終兵器であるナタと彼女と旅をしてきた黒猫エイジャ。彼らを追う鬼仙の追っ手蓮花少影
強大な鬼仙たちの戦いに、さてどうやって主人公が存在感出しながら絡んでいくのだろうと思っていたら、予想の斜め上を行く展開にびっくりしました。てっきり《カエアン》がリミッター解除とかそういう方向性だと思っていたら、金にモノをいわせて現代兵器で物量攻撃!!という(((( ;゚д゚)))

 

実は馳郎が千円ボディーガードをやろうと決意したきっかけの事故に関わっていたのが白翁と呼ばれる鬼仙と人間の仲介役をしいていた大金持ちで、馳郎は白翁の莫大な遺産とその地位を受け継ぐ人間だったというのがラストのどんでん返しでした。超貧乏と見せかけての超大富豪。白翁の地位の凄まじさはまさに金無双という感じでしたが、これ、場合によっては主人公の魅力を激減させていきそうなんですが、この先の展開は大丈夫なんでしょうか・・・・・・

 

「クロス×レガリア」というのは人間の王様ともいえる白翁の地位と、鬼仙の王権の象徴でもあったナタの2つの「王の証(レガリア)」の出会いを意味してるってことだったんですね。
今回は白翁となった馳郎とナタの出会いというプロローグの回だったので、この出会いによって何が起こるかがこのシリーズの本題になるのでしょう。面白くなるといいな。

 

ところで、封神演義大好きな私はナタという名前と彼女の扱う武器からナタクを連想しましたが、たぶん外れてはないんじゃないかな?中国神話を扱う作品はそんなに数が多くないので、このシリーズがどこまで題材に使っていくかはわかりませんが、そこらへんにちょっと期待してます。エイジャを逃がした黒幕もこれから出てくるのでしょうしね。続きも楽しみだ!

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