ハーフ・クラウン2 氷の王女と緋色の約束


『ハーフ・クラウン 氷の王女と緋色の約束』(御永真幸著/コバルト文庫)★★★☆☆

氷の王女と緋色の約束 ハーフ・クラウン (コバルト文庫)
氷の王女と緋色の約束 ハーフ・クラウン (コバルト文庫)

夫婦になったはずじゃ?w
大団円を迎えた前巻からどうやって続くのだろうか、と思ったら他国が出てきて割と深刻な事態へと展開していきました。悪女って怖いですねぇ。
新キャラも良かったし話も面白かったんですけど、少し皆物わかりが良すぎるかなぁ。
腑に落ちないところが気になるものの、ようやく主役ふたりも恋人っぽい雰囲気に慣れ始めたのでこのまま続いてほしいです。

☆あらすじ☆
とある事情で男装せざるを得なかったユフィと、彼女にベタ惚れだったヴィンセントが結婚し、レイジエルド王国の共同統治者となって1ヶ月余り。二人は不器用ながらも仲睦まじい新婚生活を送っていた。そんなある日、捕縛された不審者は元「王位継承者」のガウェインで!?しかも彼がユフィのことを好きだったと衝撃告白したものだから、ヴィンセントは心中穏やかではいられず…!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

初恋を(脅迫まがいの)プロポーズの末に叶えた国王ヴィンセントですが、キスはダメ・手を握るのも許可制という状態から始まります。 ふ、不憫・・・・・・っ
とはいえ仲は順調な様子。ネグリジェ姿のユフィがめちゃくちゃ可愛かったです。これは手汗かくのも仕方ないw

 

そんな真っ白な国王夫妻のところに出奔していた元王子・ガウェインと、隣国の王女・ナターシャがやってきたところから始まる今回の一連の騒動。

 

ナターシャ帰国に同行したユフィが拉致監禁されたり、あやうく戦争や内戦が始まりかけたりと、思いがけずシリアスな展開になっていってびっくりしました。
ユフィ、王妃なのに剣でズタボロにされてるし・・・・・・(((( ;゚д゚)))
一国の王妃を拉致監禁したあげくに百人単位でリンチ(決闘みたいに書いてあったけどどうみてもリンチでしょう・・・)するという大問題が起こった割には、首謀者アレクサンドラの蟄居処分だけというのは、うーん、どうなんでしょう? ちょっと物わかり良すぎない?
全体的に面白かったんですが、ここだけがどうしても個人的にモヤモヤとしてしまいました。

 

ただ、展開的には熱くて面白かったです。
追い詰められて絶体絶命のユフィをヴィンスが助けた後に抱え込んで離さないシーンとかすごく良かったですし!
あと、出番減るかと思っていたジルノーラやロイドが大活躍だったのも嬉しかったです。

 

新キャラのガウェインに関しては王族とは思えない周囲からの扱いに動揺しつつも笑えました。
ナターシャとの関係が簡単にまとまらなかったのもいいですね。彼には片思いが似合うw

 

あと、細かいことなんですが今回は誤字がちょっと多くて気になりました。
「公私」は断然「私」を優先するユーフェミアって一体誰のことですか・・・・・・

 

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