棺姫のチャイカ5

『棺姫のチャイカⅤ』(榊一郎著/富士見ファンタジア文庫)★★★★☆

棺姫のチャイカV: 5 (富士見ファンタジア文庫)
棺姫のチャイカV: 5 (富士見ファンタジア文庫)

正直、4巻までは作者の熱意に疑問があったのですが、ここにきて面白くなってきました。エンジンがかかってきたのか、ようやく「戦後」という舞台設定に奥行きが出てきたのではないでしょうか。
とはいえ、今回の話は前後編?なのか、この1冊では終わりません。次巻を読んでみないことには何とも言えないものの、この後の展開が楽しみです。

☆あらすじ☆
「…あれは―」
美しい銀の髪と、紫の瞳を持つ『棺担ぐ姫君』チャイカ・トラバント。彼女が指をさす方角に浮かぶ、「塔」のような建造物。かつて『禁断皇帝』との大戦争で、最強無敵と呼ばれた魔法兵器。その名は―「航天要塞!」『禁断皇帝』の遺体を持つガヴァーニ公爵は、その天穹高く舞う城砦に住まうという。チャイカの望みを叶えるには、何人も侵入できない、絶死の要塞を攻略せねばならない。しかし、公爵を狙うのは、チャイカとトールたちだけではなかった!?
天空を舞台に、今、三つ巴の激闘がはじまる。

以下、ネタバレありの感想です。
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