デスニードラウンド ラウンド3/アサウラ

デスニードラウンド ラウンド3 (オーバーラップ文庫)
デスニードラウンド ラウンド3 (オーバーラップ文庫)

評価:★★★★☆
実は三部作だったらしいデスニードラウンド完結巻。
全ての元凶であるデスニードラウンドへの潜入任務を受けることになったユリたちですが、これまでで最も過酷で、最も爽快感のある話でした。 ユリの成長が泣けます。
そして際どい際どい!と唸ってきたシリーズの最終巻らしく、ほんとにやばいくらい際どいです。これほぼアウトなんじゃないだろうか。

☆あらすじ☆
ある日、組合から松倉チームに妙な依頼が入る。尋常ではない高額なギャラの仕事とは『デスニードラウンド』というテーマパークで夜な夜な行われている『何か』の調査だった。一般客に紛れてDNRへ来たユリ達は招待を受けたとある園内のレストランへと足を運ぶ。そこはDNRの真のゲストだけが訪れることを許された、秘密の会員制クラブだった。そこでユリ達は知る。DNRの真実と仕組まれた狂気のシステム、そして閉園後の禁断のイベントを。迫り来る、楽しげな音楽と笑顔に包まれた電飾で彩られたパレード、DNRの人気マスコットキャラクター達…。
「愛夢と絶望の国へようこそ!幸福な死を君に―ハピデス!!」
悪夢に占められた夜に、未来を求めて足掻く者達のサバイバルゲームが始まる!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む デスニードラウンド ラウンド3/アサウラ

貴族デザイナーの華麗な事件簿 ロンドンの魔女

『貴族デザイナーの華麗な事件簿 ロンドンの魔女』(柏枝真郷著/富士見L文庫)★★★☆☆

貴族デザイナーの華麗な事件簿 ロンドンの魔女 (富士見L文庫)
貴族デザイナーの華麗な事件簿 ロンドンの魔女 (富士見L文庫)

庶民の仕立屋さんと貴族のデザイナーのコンビが、ロンドンで起こる連続放火事件の謎を追うというミステリー。
ミステリーとしてはライトミステリではなかったのですが、本格ミステリというほどでもないちょっと中途半端な印象を受けました。しかし、19世紀末ロンドンの服飾事情がところどころに出てきて、そちらがとても面白かったです。主役コンビの活躍もみたいですし、続きが出たら買うと思います。

☆あらすじ☆
19世紀末のロンドン。伝統と革新が渦巻くこの街の一角で、仕立て屋を営むジェレミーの店には、風変わりな人物が入り浸っている。彼の名はエドガー・ノースブルック。貴族でありながら、先見の明と奇抜なアイデアを併せ持つ、自称デザイナーだ。2人はある日、客の実業家から、最近雇ったメイドが「自分は17世紀のセイラムで魔女狩りに遭った」と言っているという話を聞く。折しもロンドンでは人体が突然発火するという奇妙な事件が続発していた。好奇心旺盛なエドガーは、調査に乗り出すが…!?

以下、ネタバレを含む感想です。

続きを読む 貴族デザイナーの華麗な事件簿 ロンドンの魔女