おこぼれ姫と円卓の騎士9 提督の商談


『おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談』(石田リンネ著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)
おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)

レティお見合いする、の回。
ヒーローであるはずのデュークの影はますます薄くなる一方で、ポッと出のお見合い相手がとても良かったです。もう彼でいいんでない?デュークがヒーローであることをどこかに置いてしまえば、普通の少女小説をしていましたw
あと美人弁護士のくだりは、うーん、どうなんでしょう?

☆あらすじ☆
王の専属騎士(ナイツオブラウンド)集めも折り返しとなり、未来の女王に欠かせない“夫”を探すことに決めたレティーツィア。目を付けたのは“勇敢なる大艦隊(バリエンテ)”総司令官に就任したばかりのナパニア国第六王子・ソレス。彼に会うため騎士達とナパニアの客船に乗り込んだレティだが、そこには奔放な王子との【劇的な出逢い】が待っていて……!?人懐っこい王子サマにあのレティが振り回される(!?)最強女王伝説、第9弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

前回ラストでかなり明後日の方向な決意を固めたレティにお見合い話が出てきたよ、というお話。

 

お相手は他国のソレス王子
おこぼれ姫シリーズって、個人的には少年向けライトノベルをそのまま少女小説に輸入してきたような印象があったのですが、今回はちょっとだけ少女小説の匂いを感じました。

 

国益を踏まえたお見合い話。その相手に「公式のお忍び」として会いに行くことになった主人公。

お見合い相手の王子様は仕事は有能で、部下からの信頼は厚い。天真爛漫で、距離が近く、寂しがり屋。
突如ヒロインの頬を舐めたてドキドキさせたり、海に飛び込んで一緒に泳いでみたり、ヒロインを散々に振り回す王子。

次第にふたりの距離が近づく中、王子様が陰謀によって失脚の危機に陥るが、ヒロインが弁護士に扮して華麗に助け出す。

とまぁ、だいたいこういう展開なわけですが、正ヒーローが他にいることを考えなければソレスを相手役とした完璧な少女小説ができあがってるんですよねぇ。
もうこっちでいいじゃん!
いるかいないのかすら描写が薄いデュークがいっそ不憫だ・・・・・・

 

頭を切り換えてソレス相手の少女小説だと思って読んでいたらとても楽しかったです。
でもやっぱりデュークの出番をもっと増やしてほしかった・・・・・・うう・・・・・・この葛藤。

 

それはともかく最後の裁判云々は急展開&超展開で少しぽかーんとしてしまいました。レティは次期女王のくせにフットワークほんと軽いなw

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