『妖精国の恋人 恋せよレディ!もふもふの城は大騒ぎ』(山本瑤著/コバルト文庫)★★★★☆
恋せよレディ! もふもふの城は大騒ぎ 妖精国の恋人 (コバルト文庫 や 6-42)
もうほんと可愛いなこのシリーズ!
今回はエリスの祖母である女王からの使者にレディとして認められなきゃいけない一方で、妖精王のちょっかいにも対応しなきゃいけないという慌ただしいお話でした。少しとっちらかってる印象もなきにしもあらずなのですが、そんなことどうでもいいくらいエリスとケイトリンが可愛くてたまらなかったです。
☆あらすじ☆
妖精の棲むネイヴァロンでロウランド王国の王子・エリスとケンカしつつも甘い新婚生活を送るケイトリンは、妖精リャナンシーの血をひく自由すぎる女の子!
エリスが愛しすぎるあまり、愛に貪欲なリャナンシーのチカラが目覚めてしまい!?
二人の仲を裂こうとする厄介なお客様が現れるわ、妖精王が罠を仕掛けるわ・・・二人の仲は一体どうなっちゃうの!?
ときめきのもふもふファンタジー!!
あらすじ、なんか色々違う気がするんですが・・・・・・
以下、ネタバレありの感想です。
しょっぱなからあーまーいーーー(ゴロゴロゴロゴロ)
無邪気の天然魔性なケイトリンと、素直じゃないツンデレ王子のエリスのやりとりがツボすぎます。ニヤニヤしちゃうから絶対外じゃ読めません。
エリスは無自覚にケイトリンを甘やかしていますねぇ。夢の中まで!
そんな二人ですが、今回もまた試練です。しかも二つ。
一つは、女王からの使者である老ウィリアムに、ケイトリンがエリスにふさわしいレディであることを認めさせること。
もう一つは、レプラホーンが留守にしてしまったために騒ぎ出した妖精たちを鎮めなければならなかったところにやってきた妖精王の使いであるオーク夫人への対応。
頭を抱えるような問題に振り回されつつもケイトリンもエリスも割といつも通りでほのぼのしました。
リャナンシーとしての本能におびえるケイトリンが結婚できなくてもエリスの愛人でもいいと思っていたとは驚きでしたが、そんな彼女をなぐさめながら、エリスがプロポーズを決意するシーンがとてもステキでした。エリスもなんだかんだで成長してますね。
それにしてもエリスがウサギに変身するシーンはいつでも萌えられますね。だんだんウサギ姿時の持ち物増えてますしw可愛すぎるよー!
私もウサギに変身する彼氏が欲しい!いやもうウサギを彼氏代わりに飼うか←
ケイトリンとエリスはもちろん、ハワードさんをはじめとする使用人たちも良い感じにキャラがたってきましたし、まだまだ続刊が出てほしいです。出て!おねがい!
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