『壊滅騎士団と捕らわれの乙女2』(伊月十和著/一迅社文庫アイリス)★★☆☆☆
素直じゃないけど行動で溺愛バレバレのヒーローと、そんな彼の愛をため息交じりで受け入れている(?)ヒロインのお話。
1巻と一緒に買って一気に読んだのですが、ノリとキャラが私には合いませんでした。
☆あらすじ☆
黒十字騎士団団長ヴィンセント王子の屋敷に滞在中の田舎貴族の娘フィーリア。ある日、姉の結婚を知った彼女は、贈り物をしようと働くことを決意!折よく、フィーリアを愛するあまり、誘拐犯の城を破壊したり、騎士団に厳重な警護を命じるヴィンセントはいない。早速行動したのだけれど―。私がヴィンセントの気を引こうと、わざと事件に巻き込まれてるって、勘違いだから!!
一途すぎる王子の大迷惑な溺愛ラブコメディ第2弾!
以下、ネタバレありの感想です。ちょっとネガティブ注意。
1巻読んだときから思っていたんですが、フィーリアのキャラが合わないんですよねぇ。
溺愛系ヒーローの愛に疲れちゃうヒロインっていう設定は嫌いじゃないはずなのに、彼女には可愛げを感じられないというか・・・・・・。
素直じゃないヴィンセントに対して、「私のこと好きなくせにー」みたいな考えで対応してるのもなんだかなぁ。
それと、周囲からヒロインがけなされ放題という状況もあまり好きじゃないです。
特に容姿のことを悪し様に言うのは読んでいて気持ちよくありません。
ヒーロー溺愛系なのに、おかしな行動とるくらいで直接的な甘さはほとんどないし、私には合わない作品だったようです。続きは出ても読まないかな。
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