吉祥寺よろず怪事請負処

『吉祥寺よろず怪事請負処』(結城光流著/角川書店)★★★☆☆

吉祥寺よろず怪事請負処
吉祥寺よろず怪事請負処

庭師のコンビが不思議な出来事に遭遇する姿を描く短編集。
著者は「少年陰陽師」で有名な結城光流さんです。少年陰陽師は1巻だけ読んだなぁ・・・。
この作品は現代の陰陽師ものなのですが、淡々と物語が進んでいき、全体の印象も地味めであっさりとしています。
作中の雰囲気は好きだったのですがキャラの掘り下げ方にほんの少し不満を感じました。
ビーンズ文庫でシリーズとして出せば良かったのに!とか思ったんですが、30代の庭師と19歳の男子大学生のコンビなんで・・・・・・ちょっと無理か。

☆あらすじ☆
吉祥寺に住む大学生・保の家は代々の庭師。なぜか「庭」や「樹」絡みの不思議な事件が次々舞いこんでくる。それを解決してくれるのは、住み込みの庭職人・啓介。クールな彼は、なんと現代に生きる陰陽師だったのだ。

以下、ネタバレありの感想です。

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