灰と王国2 竜と竜侯

『灰と王国2 竜と竜侯』(風羽洸海著/エンターブレイン)★★★★☆

灰と王国2 竜と竜侯
灰と王国2 竜と竜侯

前回はフィンの旅立ちを描いたお話でしたが、今回は竜侯となったフィンの方向性が定まるお話。
サブタイトル通り、竜侯がいっぱい出てきました。帝国絡みの様々な勢力も顔を出し、キャラの多さと彼らの立ち位置を把握するのが少し大変でした。1巻にあった説明を見返しつつどうにか話についていくような読み方ではあったのですが、丁寧に作られた世界観への没入感は1巻と同様でした。本当に濃厚かつ良質なファンタジー作品だと思います。

☆あらすじ☆
平易なWEB小説に飽きた、全ての人へ――。
<竜>と<人>が生きる本格ファンタジー!
天竜レーナと“絆”を結び、はからずも<竜侯>となったフィンはその地位を誇示することなく素朴な日々を過ごしていた。
「荒事だ。第八軍団が峠を越えぬように防ぐ」
ある晩、突如現われた闇の竜侯・青霧が切り出した依頼。下界と距離を置いてきた彼が動き出した、ある理由。フィンとレーナは帝国の争いに巻き込まれていく――。

以下、ネタバレありの感想です。

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