恋と悪魔と黙示録4 身代わり写譜師と307音のビスケット組曲


『恋と悪魔と黙示録 身代わり写譜師と307音のビスケット組曲』(糸森環著/一迅社文庫アイリス)★★★★☆

恋と悪魔と黙示録 身代わり写譜師と307音のビスケット組曲 (一迅社文庫アイリス)
恋と悪魔と黙示録 身代わり写譜師と307音のビスケット組曲 (一迅社文庫アイリス)

あ、甘すぎませんか・・・・・・っ!?(歓喜)

アガルは今回もめんどくさあざとかわいすぎてもふりたかったです。バレクもあざとい。もふりたい。
今回のお話はゴシックミステリー調で、いつもより血なまぐさい雰囲気が好みでした。レジナは場所が場所だけにトラウマを刺激されて可哀想でしたが、これも成長のために必要だったのかもしれませんね。

☆あらすじ☆
人と獣の姿を持つ神魔アガルと契約し“名もなき悪魔”の名を書に記す朔使となったレジナ。秘密の恋人となったアガルと甘い日々を過ごしていたけれど、召喚士導院で殺人事件が発生。事件調査に向かった彼女を迎えたのは、召喚のための美しい楽の音とその奏者、そして大好きだった兄の面影をもつ青年召喚士との出会いで―!?
一途な魔物と乙女が織りなす悪魔召喚ラブ★ 大人気作第四弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

この作品の半分は砂糖で出来ています。

 

アガルとレジナが揃う度に恋人たちの甘ったるい世界が展開されています。前半ほんとやばいです。もうこれ以上ないというくらいお互いを褒め称えるのに夢中で周りが全然見えていない2人。ニヤニヤしすぎて顔面の筋肉が溶けるかと思いました・・・。
こんなのを間近で見なきゃいけないヴィネトとリストの心中はいかばかりか。
意外だったのは、3巻冒頭でキス魔になってたくせに今回は身体的接触(こういう書き方なんかアレだ)が少なかったことです。甘い台詞はがんがん吐くのにそこは照れるんだ。基準がよく分からないけどそれも良いですね。
今回、アガルの出番がかなり少なかったんですが、話を進ませるためだと確信しています。だってこいつら揃ったらワールド形成されて本題に入れませんもんね!w

 

今回のレジナの任務は朔使殺人事件とカイナールでの聖陰書騒動の真相を探ること。

 

舞台は修道士導院、ということでレジナは兄の死というトラウマをちくちくされています。
兄といえば、3巻で意味深な伏線が張られていたしあらすじ的にもなにかアクションがあるかと思ったのですが、直接は関係ありませんでしたね(ラストにカラシャがちょっと出てきたけど・・・)。
神の啓示やら、悪魔的な死体の飾り立てやら、今回のお話はゴシックミステリーのようでわくわくしました。推理小説として楽しむと少し肩すかしを食らってしまうかもしれませんが、ファンタジーとしては十分に面白い味付けだったと思います。
推理しては外し、本命かと思わせておいて違った、という二転三転する展開でぐいぐいと物語が展開していくのであっという間に1冊読み切ってしまいました。

 

今回の調査には1巻ぶりのリスト様も同行していたんですが、リスト様かわいすぎました。ていうか口絵なんですかアレ萌え殺す気ですか。
ヴィネトは少しだけ2巻のような甘さを見せてきたかと思ったらレジナの首を絞め始めてびっくりしました。この人もほんと複雑な性格と立場の人ですよね。2巻のときのようにまたどこかでグっと彼のキャラを掘り下げられることを期待してます。

 

そしてもふもふ可愛い神魔たち。
バレクはすっかりレジナに餌付けされてますね。神魔って契約した聖爵にしか懐かないんじゃなかったのか・・・。レジナはもふもふが充実していてうらやましい限りです。
アガルは今回も他の女の子ときゃっきゃしてレジナを無駄に落ち込ませていました。彼の行動の理由は歌の練習だと予想していたんですが、外してしまいました。自鳴琴をプレゼントするためだったとか、わからないですって(笑)最後の挿絵の泣き虫アガルが可愛すぎてここでも萌えk(ry

 

ただ、ラストで聖爵の魂を得ることへの誘惑に揺らぐ神魔たちにはどきりとさせられました。アガルはともかくバレクまで。やっぱり神魔と聖爵の関係は一筋縄ではいかなそうですね。アガルとレジナの恋路も周囲にばれてしまったらどうなってしまうのか、先行き不安です。

 

今回もとても面白かったです。5巻も楽しみだ!

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糸森 環一迅社
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