『贅沢な身の上 ときめきは遙かなる河に乱されて』(我鳥彩子著/コバルト文庫)★☆☆☆☆
贅沢な身の上 ときめきは遥かなる河に乱されて! (贅沢な身の上シリーズ) (コバルト文庫)
よし、もう切ろう。と前回も思ったような・・・
全く面白くないわけじゃなく、途中で読むのを断念するレベルでもない。なんとも微妙なシリーズ。
だらだらと11冊目?うーん。
☆あらすじ☆
稜王夫妻が誘拐された。関係者が一様に「めんどくさ…」と思っているところへ、稜王を解放する条件を記した文が届く。要求は金ではなく、意味不明な珍品。花蓮は、きっと犯人はただの河賊ではないと興味津々。そんな時、天綸に懐いている羽竜という美少年と出会う。初めは女の子だと思った。以前は、天綸と美少女が並べば、楽しく妄想していたのに、それが出来なくなっていることに気づいて…!?
以下、感想(書くことあるかな?)
「贅沢な身の上」はシリーズの最初のほうはまだ面白かったんですが、同じパターンの繰り返し、デレすぎて魅力のないヒーロー、進まない本題にイライラしますね。
今回も、メインは陵王夫妻の誘拐事件だったんですが、真犯人が分かる過程も盛り上がらないし、動機も「は?」ていうチープなもの。流刑になった王族さらって国家を脅迫ってアホか。
メインカップルのいちゃいちゃは増えてきたけど、この2人に魅力がないからどうしようもない。
唯一、鳴鳴周辺の話だけが楽しみで買ってたんですが、今回伏線を張り終えた感じで、次回からやっと回収作業に入るようです。うーん。続きを買うか買うまいか。だんだん著者の文章力も低下しているし、ストーリー展開もどんどん下手になってるし、サブキャラの魅力を殺してるし。うーん。うーん。
だらだらと11冊目まで追ってきてるだけに、ここで切るのも微妙なんですよね。一応の完結までちゃんと見届けたい気持ちはあるんです。うーん。うーん。うーん。
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