東京レイヴンズ3 cHImAirA DanCE


『東京レイヴンズ3 cHImAirA DanCE』(あざの耕平著/富士見ファンタジア文庫)★★★★★

東京レイヴンズ3 cHImAirA DanCE (富士見ファンタジア文庫)
東京レイヴンズ3 cHImAirA DanCE (富士見ファンタジア文庫)

あざの作品は3巻以降から急速に面白くなっていくという噂は本当なのかも。この巻は本当に面白かった!なんたって待ちに待った冬児の回!!アクションも派手になってきました!謎も盛りだくさんです!そしてキャラが増えてきた!泣

☆あらすじ☆
進級試験に挑む、陰陽塾の若き闇鴉、春虎たち一年生。しかし落ちこぼれの春虎は、筆記試験は壊滅的、実技試験でも呪術をうまく使いこなせず夏目をはらはらさせるハメに。そんな中、都内各地で突如として霊災が発生。かつて霊災で後遺症を負った春虎の親友、冬児の身体にも異変が起き、同時に『オーガ・イーター』と呼ばれる『十二神将』最凶の陰陽師が現れ―!「魔」に蝕まれる冬児、土御門次代当主として事態収拾に走る夏日。春虎は、親友を救うため、主である夏目のために、奔走するが!?―。

以下、感想!

 

出だしから主人公がバカ虎ぶりを発揮しています。2巻からすでに半年を経過し、進級試験を受ける3月となっていました(この間の話は短編集でフォローされるとのこと)。
春虎が座学を諦め、実技試験で起死回生を狙っているその時に、霊災テロが起こります。首謀者は、2巻で夏目を襲ってきた敵の所属していた土御門夜光信者の集まる「双角会」という組織。
そしてテロに巻き込まれているさなかに冬児がかつて霊災に遭ったときに受けた後遺症を再発。冬児は「生成り」と呼ばれる鬼憑きで、このまま悪化すれば彼自身が霊災化してしまう状態に陥ります。一方で、テロにより生じた霊災「鵺」も暴れて、それを討伐にきた「十二神将」も暴れて・・・というなんだかカオスな回でした。カオスなんだけど、ぐいぐいと引き込んで読ませる面白さがあって、「あざの作品は3巻から!」という噂は本当だったのかと感動しました。

 

でも、いよいよ登場人物が増えてきて、この先把握できるか不安になってきました・・・。なので覚え書き。

 

まず、「十二神将」として出てきたのは独立祓魔官の鏡伶路と木暮禅次朗、呪捜官のトップ天海大善の3人(で、いいのかな?)鏡はチンピラ風の危ないお兄さんで、生成りの冬児に興味しんしんみたいだったので、これから先も事態を引っかき回してくれるでしょう(期待)。木暮はさわやかなお兄ちゃんでした(式神の天狗の会話が面白かった)。天海はちょっとしか出てないからよくわかんない。

 

あと、芦屋道満が最後にちょろっと存在感出しに登場しましたね。あれが黒幕になるんでしょうか。もしかして、夜光だけじゃなく、安倍晴明の時代にまで遡った話とか出てくるんだろうか。

 

事件の黒幕はあっさり自殺しちゃったけど、呪捜官の比良多篤祢は双角会の二重スパイの可能性も出てきたし、双角会がらみのストーリー展開が盛り上がってきました。1巻で対峙した大蓮寺鈴鹿のパパの名前も出てきたけど、これは彼女の再登場を匂わせているんですよね?楽しみです。

 

・・・・・・他に登場人物いたっけ?新キャラこんだけ??

 

3巻での目玉はなんといっても冬児と春虎の友情確認にあると思います!悪友で親友なふたりの友情が、さわやかで読んでいて気持ちよかったです。夏目やコンがうらやましがっていましたが、分かる気がします。最近、こういうさわやかな男同士の青春ってみなかったので新鮮でした(BLぽいのは苦手なので・・・)。
でも、冬児の後遺症についてはまだ謎も残っている様子。憑いている鬼の正体に秘密がありそう。

 

それにしても、人物の心情面でも、バトル面でも、1・2巻をはるかに上回る面白さでした。これは4巻以降も期待できる!?ウキウキしてきました!

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