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カーリー3 孵化する恋と帝国の終焉/高殿円

カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉> (講談社文庫)
カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉> (講談社文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから

評価:★★★★☆
2014年10月刊。
この3巻から書き下ろしということですが、だからなのか、ラノベっぽい雰囲気が急激に薄れてがっつりとした歴史小説の趣を感じました。もちろん少女小説的なラブロマンスも根底にはあるのだけど。
様々な伏線を回収しつつも物語は終わらず。こんなラストで2年以上待たせているとか・・・・・・そろそろ4巻出ますよね・・・・・・?(震)

☆あらすじ☆
第二次世界大戦によりオルガ女学院が閉鎖されてから四年。大学進学したシャーロットは英国からインドへ想いを募らせていた。行方不明のカーリーとの再会を求める彼女に、美しき王子ル・パオンは驚くべき提案をする。「インドに行きたいなら僕と婚約すればいい」。少女小説の最高峰、待望のシリーズ第三弾。

以下、ネタバレありの感想です。

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カーリー2 二十一発の祝砲とプリンセスの休日/高殿円

カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日> (講談社文庫)
カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日> (講談社文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2013年3月刊。初出はファミ通文庫2006年10月刊。
第二次世界大戦前夜、英国統治下にあるインドを舞台とした女学校物語第2弾。
今回はインドのお姫様が転入してきたことから始まる騒動が描かれていくのだけど、彼女の恋が本当に切なくて素敵。
大人たちの都合で世界が大きく変動するなか、無力な存在でいたくない少女達の青春と恋の輝きが目もくらむほどにまぶしい1冊でした。

☆あらすじ☆
オルガ女学院に転校生・パティがやってきた。パティは大国バローダの第一王女、つまり、本物のプリンセス。転校初日からわがまま放題な彼女は、ヴェロニカから特別室を奪い取り、カーリーを自分の召使いにしてしまう。そんなパティが心に秘めた、切ない恋とは――。シリーズ第二弾。

以下、ネタバレありの感想です。

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カーリー1 黄金の尖塔の国とあひると小公女/高殿円

カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)
カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2012年10月刊。初出はファミ通文庫2006年4月刊。
以前から気になっていた「カーリー」シリーズ。
いざ読んでみると、本当に素敵な少女小説として最高でした。
第二次世界大戦という波乱の時代を生きる少女達の、繊細で輝かしい青春を描いた作品。
英国文化とインド社会が混ざり合う不思議な異国情緒に心惹かれつつ、運命と出会った少女の恋と友情から目が離せません。
そして不意打ちで突っ込まれたスパイ&怪盗要素が堪らない・・・!

☆あらすじ☆
第二次世界大戦前夜、故郷ロンドンを離れ、英国統治下のインドへと渡った14歳のシャーロット。駐在英国人の子女が通うオルガ女学院の寄宿舎で出会ったのは、神秘的な美少女・カーリーガードと個性豊かな仲間たちだった。時代に翻弄されながらも懸命に生きる少女たちの姿を描き、熱狂的なファンを生んだシリーズ第一作。

以下、ネタバレありの感想です。

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