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腹へり姫の受難 王子様、食べていいですか?/ひずき優

腹へり姫の受難 王子様、食べていいですか? (コバルト文庫)
腹へり姫の受難 王子様、食べていいですか? (コバルト文庫)

評価:★★★☆☆
2017年4月刊。
コバルトがたまに出す感じの、振り切れたテンションのラブコメファンタジー。我鳥彩子作品に近い雰囲気ですね。ローティーン向けっぽい可愛さが詰まった物語でした。
どれくらい振り切れているかというと、呪われたお姫様が飢えまくってお腹の虫を豪快に鳴かせ、イケメン騎士がせっせと食糧集めに奔走し給餌、じゃなくて給仕するという設定の段階でお察しです。
呪いをかけた魔女と対峙したり、顔だけが取り柄のバカ王子に振り回されたりと、すごく騒がしい話なのだけどなんか楽しかったw
テンションが幼い方向に高いので途中読むのが疲れることもあったけれど、悪くはない作品だったと思います。

☆あらすじ☆
サルシッチャ王国のティシエナ姫は、生まれたときに受けた呪いのせいで、食べても食べてもお腹がいっぱいにならない。ティシエナ姫も懸命に我慢するけれど、食材調達のために国庫は逼迫。亡国の王子で、今は近衛隊長のアルフィアスが、大量の食料を安く調達したり、食材を節約しつつ食べでのあるレシピを研究したりと日々奔走中。そんなある日、二人の前に呪いの主である魔女が現れて…!?

以下、ネタバレありの感想です。

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光の巫女を放つ風/前田珠子・ひずき優

光の巫女を放つ風 (コバルト文庫 ま 2-114)
光の巫女を放つ風 (コバルト文庫 ま 2-114)

評価:★★☆☆☆
2016年5月刊。
前田珠子原案のファンタジー世界を2人の作家が小説化するというちょっと変わった企画もの。
光の巫女を主人公に2人のヒーローが用意されていて、今回は表紙の黒髪青年が正ヒーロー。
ゲーム的にいうとエイシャラムルートになるのかな。6月刊行予定の「光の巫女を抱く夜」では、表紙奥にいる銀髪のハワルアトを選ぶストーリーになるそうです。
前田珠子作品に触れるのは初めてだったのですが、割と面白そうな世界観だと思います。
うーん、でも魅力に感じるほどではなかったかも・・・・・・途中の展開が腑に落ちなかったからかもしれませんが。

☆あらすじ☆
光闇の化身からの恩寵『ミユキ』にあふれた島・トランキザム。島の特別な守り手に選ばれ、神殿で日々を送る少女ヒアルキト。ある青年との出会いが、運命を変える──前田珠子の新作世界を気鋭が小説化!

以下、ネタバレありの感想です。ネガティブ注意。

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まいりませ、幻想図書館 眼鏡の淑女と古書の謎

『まいりませ、幻想図書館 眼鏡の淑女と古書の謎』(ひずき優著/集英社コバルト文庫)★★★★☆

まいりませ、幻想図書館 眼鏡の淑女と古書の謎 (コバルト文庫 ひ 9-15)
まいりませ、幻想図書館 眼鏡の淑女と古書の謎 (コバルト文庫 ひ 9-15)

良かった!これはぜひとも応援したい新作でした。
古書オタクな貴族の令嬢と、彼女を間に挟んで対立する兄弟のお話。
正直に言えば、期待していた古書に関わるミステリーという部分は薄いし、展開には粗いところがあったりします。
それでも、とても私好みなラブストーリーでした!
3人の関係がどうなっていくのか気になりすぎて、うっかり夜更かししてしまった・・・・・・。
これも三角関係といえるのかな??私が表紙とあらすじから想像していたものとは全く方向性が違う展開に、かなりドキドキしてしまいました。
ぜひシリーズ化してほしいなぁ。期待!

☆あらすじ☆
本をこよなく愛する変わり者の令嬢編むネリアは、祖母が暮らす否かの城に引きこもっていたところ、王都の父から呼び出しを受ける。王都には憧れの『幻想図書館』がある。だが、胸を躍らせる編むネリアを待ち受けていたのは、いまをときめく公爵家との縁談だった!しかも、公爵には息子が二人いるのに、どちらが相手かもわからない。そんな中、アムネリアは『幻想図書館』で一人の青年と出会い・・・・・・?

以下、ネタバレありの感想です。

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