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御伽噺を翔ける魔女/山本風碧

御伽噺を翔ける魔女 (ビーズログ文庫アリス)
御伽噺を翔ける魔女 (ビーズログ文庫アリス)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2017年1月刊。
面白かった〜!
童話×謎解き×デスゲームの異世界トリップファンタジー。
バラバラになった童話の世界に送り込まれた主人公は、そのタイトルを突き止め、物語を正しい結末へと導かなければなりません。もしミスをしたら自分が死ぬけれど、アレンジを加えるのはOKというルール付き。
そんなルールに戸惑う彼女の前に現れたのは、森の中で迷子になっている謎の美少女。
さぁ、この美少女は一体ダレでしょう?
7つのルールに基づき童話を再構成するストーリーにワクワクしつつ、少女小説らしいラブロマンスも堪能できる作品でした。
ここで終わっても綺麗かもしれないけれど、続刊を熱望しています!

☆あらすじ☆
本嫌いの少女が旅する、童話ファンタジー開幕!
古い童話本を壊してしまったユウキは、構成もバラバラな上、人物だけがモノクロになった欠損だらけの世界に飛ばされた!
ここを“誰もが知る童話”に修復しなければ、戻れないという。
手がかりを探すユウキは、やけに口の悪いお姫様・クリスと出会い……!?
本嫌いの少女は物語の正体を解き明かし、正しい結末に導くことができるのか――?

以下、ネタバレありの感想です。

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悪役令嬢、時々本気、のち聖女。2・3/もり

悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 2【電子版特典付】 (PASH! ブックス)
悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 2【電子版特典付】 (PASH! ブックス)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

1巻の感想はこちらから


総評:★★★★☆
2巻:2016年2月刊、3巻:2016年7月刊。
悪役令嬢ロールプレイをしつつ、引っ込み思案な自分を変えようと頑張る侯爵家の令嬢の物語。
全3巻で綺麗に完結しています。
エリカの初恋の結末が結構好きだったなぁ。切なくて。
それでも最後はハッピーエンド。とても楽しい作品でした。

☆あらすじ☆
どうか僕と正式に婚約して頂きたい――。殿下からついに婚約を申し込まれたエリカ。勢力争いのため、アンドール侯爵家の力を借りたいとの理由に、その場で婚約を拒絶する。しかし、ギデオンが病に冒され、余命幾ばくもないことを知ってしまったエリカは、魔法石の力によってギデオンの病が快方に向かう可能性があると知ると、暗黒の森へ行くことを決意。森のそばの離宮への滞在を目的に、殿下との仮初(かりそめ)の婚約を決断する……。引っ込み思案の自分を変えたいと奮闘する、純情乙女エリカの恋と魔法の学園物語第2弾!

以下、2巻・3巻のネタバレありの感想です。

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犬恋花伝 青銀の花犬は誓約を恋う/瑚池ことり

犬恋花伝 ―青銀の花犬は誓約を恋う― (コバルト文庫 こ 19-1)
犬恋花伝 ―青銀の花犬は誓約を恋う― (コバルト文庫 こ 19-1)

評価:★★★★☆
2016年9月刊。
2014年ロマン大賞の拾い上げ作品。
和風とアジアがミックスしたような異世界っぽい雰囲気が魅力的のファンタジーでした。児童文学的でとても好み。上橋菜穂子作品の空気に通じるものを感じました。
花に溢れ豊かな自然を感じる世界観のなかで、花犬をめぐる血生臭い騒動や、ヒロインと花犬の哀しいすれ違いが切なく描いた本作。
恋というよりは絆の物語というべきかな。まだまだ奥行きを残した世界観なので、ぜひシリーズ化してほしい作品です。

この凝ってる世界観をちょっと見てみたいという方には、公式サイトの特集ページがおすすめです。

犬恋花伝特集(Webマガジンコバルト)

☆あらすじ☆
人へと姿を変えられる犬─花犬と、花犬を生涯の友として、狩りを行う花操師。17歳の少女コトナは花操師見習いで、相棒の花犬セキとは反目しつつ惹かれ合う。だが、凶悪な花犬が出没する事件が相次ぎ──!?

以下、ネタバレありの感想です。

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悪役令嬢、時々本気、のち聖女。/もり

悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 (PASH!ブックス)
悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 (PASH!ブックス)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★★☆
2015年7月刊。
自分に自信がなく引っ込み思案な侯爵家令嬢が、お芝居で悪役令嬢を演じたことをきっかけに自分を変えようと頑張る物語。
割と淡々と話が進んでいくのですが、そのリズムが私には合ってとても楽しめました。
王子妃候補の筆頭に名前があがるくらい名門家の令嬢なのに、正直デキは良くないし世間の噂には疎いし素直すぎるエリカ。色々と頼りない彼女が、かつて演じた悪女「イザベラ」を意識して自分を奮い立たせていく姿が面白かったです。
初恋相手にときめきつつ、実は因縁がある王子と関わりも出てきたりして、その恋愛模様もニヨニヨできてよかった。
でも一番は親友リザベルとの友情かな。こういう女の子の友情を感じられる作品って好きなんですよね。

☆あらすじ☆
エリカ・アンドールは王立学院に通う16歳。周囲が黙る美貌に、名門侯爵家の一人娘という肩書きで遠巻きにされているけれど、本当は冒険小説が何より好きな夢見がちな少女。演劇で悪役“イザベラ”を演じたせいで、男を次から次に手玉に取る悪女……そんな噂を立てられ、あろうことかヴィクトル王子殿下のお妃候補と目されて!? いいえ、わたしはせっかくできたお友達リザベルとの楽しい学院生活を謳歌して、あこがれのギデオン様と幸せな結婚生活を送るつもりなのよ! 引っ込み思案の自分を変えたいと奮闘する、純情乙女エリカの恋と魔法の学園物語。

以下、ネタバレありの感想です。

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眠れない王様のお休み係/宇津田晴

眠れない王様のお休み係 (ルルル文庫)
眠れない王様のお休み係 (ルルル文庫)

評価:★★★☆☆
2016年7月刊。
安定の糖分補給ラブコメでした。
不眠症の王様と、彼の睡眠導入剤となったヒロインの関係がほのぼの甘くて可愛かったです。
ただ今回の話、背景がちょっと薄く感じたのは残念だったかな・・・・・・

☆あらすじ☆
庶民育ちの新米王女ローズは、腹黒冷酷と悪名高い宗主国の王様アンドルーが、かつて同じ旅芸人一座に身を置いていたアンディだと知り、びっくり。だが優しかった少年は激務と刺客のせいで極度の不眠症になり、いつも不機嫌な陛下になっていた。アンディの体調を心配するローズは、彼の安眠を確保しようと計画。一方アンディも、ローズがそばにいるとなぜか熟睡できることに気づき、荒みかけた心が癒されていくが―!?

以下、ネタバレありの感想です。

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緋色の聖女に接吻を 白き翼の悪魔/葵木あんね

緋色の聖女に接吻を-白き翼の悪魔- (ルルル文庫)
緋色の聖女に接吻を-白き翼の悪魔- (ルルル文庫)

評価:★★★★☆
2016年6月刊。
純愛×復讐なゴジックファンタジー。とても面白かったです。
教皇となって神に復讐しようとする女枢機卿と、彼女を想いながら命がけで彼女の傍にいる悪魔。
二人の恋の行方を描きつつ、教皇選挙に絡んで相次ぐ不審死の謎を追うミステリー調な展開もあり、最後までドキドキしながら楽しく読めました。
とりわけ、ヒロインと悪魔の掘り下げ方はすごく丁寧で良かった。誇り高いヒロインと健気な悪魔の純愛に心ときめく物語でした。

☆あらすじ☆
「生きたければ誓え。命が尽きたら、俺のものになると」
死の間際、悪魔と契約することで生き延びた少女・アリーチェ。彼女は復讐をとげるため、その手段として史上初の女教皇となることを誓う。アリーチェは悪魔の力を借りながら着々と力をたくわえ、ついには枢機卿として教皇候補にまで上り詰める。アリーチェと契約した悪魔・バルキネスの正体は、天界を追われた元天使だった。聖なる印「神の接吻」をもつ人間の命を手に入れれば天界に戻れるが、できないまま期限が過ぎれば悪魔のまま消滅してしまう。だが、その印の持ち主であるアリーチェを愛してしまったバルキネスには、彼女を殺すことはできなくなっていた。アリーチェもまた、バルキネスへの気持ちをうすうす自覚しながらも、素直になれないままだった。そしていよいよ始まった教皇選挙。しかしそのさなか次々と枢機卿が不審な死をとげる。バルキネスとともに事件の真相を探ろうとするアリーチェ。だが、真相に気がついたとき、アリーチェの身にも魔の手が及ぼうとしていた・・・。
運命に逆らい強く生きようとする少女と、 美貌の悪魔の恋の行方に胸躍るファンタジー・ロマンス!

以下、ネタバレありの感想です。

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イングテッドの怪盗令嬢 紅茶と恋と予告状!?/伊藤たつき

イングテッドの怪盗令嬢 紅茶と恋と予告状!? (角川ビーンズ文庫)
イングテッドの怪盗令嬢 紅茶と恋と予告状!? (角川ビーンズ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2016年6月刊。
事情があって怪盗となった少女と、その正体を知らずに追いかける幼なじみの警部。
うわ〜こういう関係好きだ〜〜w
「気安い幼なじみ」としてお茶をしているときと、「犯罪者と警察官」として対峙しているときで、ガラッと雰囲気が変わるのが楽しいのです。
物語はまだ始まったばかりですが、なかなか面白くなりそうなシリーズ。
ちなみにちょっと逆ハー感もあります。私は幼なじみを押しつつ、ヒロインの協力者であるイジワル執事の舌打ちをニヤニヤ見守る予定(^ω^ )

☆あらすじ☆
私が大怪盗の見習いに!? 貧乏伯爵令嬢、人生の最大のピンチ!!
貧乏伯爵令嬢・メアリは、貧乏暮らしで社交界デビューを諦めている16歳。そんな彼女が皇太子アルフレイの密命を受け、宝石『月の涙』を盗むことに! しかも警備担当は、幼なじみのエリート警部・ハーバードで!?

以下、ネタバレありの感想です。

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シンデレラ伯爵家の靴箱館7 乙女は新たな靴を履く/仲村つばき

シンデレラ伯爵家の靴箱館 乙女は新たな靴を履く (ビーズログ文庫)
シンデレラ伯爵家の靴箱館 乙女は新たな靴を履く (ビーズログ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年4月刊。
魔術師の靴をめぐる靴職人の少女の物語、完結巻です。
巻を重ねていくごとにストーリーもキャラも磨かれてどんどん良くなっていくシリーズでした。
そしてアランさまは最後までとっても輝いていました。

☆あらすじ☆
アランとの結婚を決意するも、彼の父に認めてもらえないエデル。そんなある日、アランの母の提案でエデルがディセント家に本当にふさわしいか試されることに! 一方アランも、父からある人物の日記を手渡され……!? 靴職人と伯爵令息、そして魔術師の子とシンデレラの末裔でもあるふたりは、身分も宿命も乗り越えて、結婚することができるのか? 感動の最終巻!

以下、ネタバレありの感想です。

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箱入り王女の災難3 恋と絆と女王のエチュード

『箱入り王女の災難 恋と絆と女王のエチュード』(三川みり著/角川ビーンズ文庫)★★★☆☆

箱入り王女の災難 恋と絆と女王のエチュード (角川ビーンズ文庫)
箱入り王女の災難 恋と絆と女王のエチュード (角川ビーンズ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


2016年3月刊。
完結巻です。
とても急ぎ足ですが、一応は綺麗に話をまとめた感じ。
色々勿体ないなぁと思う部分が多いシリーズになってしまいました。もっと続けられていれば・・・・・・。
三川さんの次回作に期待しています。

☆あらすじ☆
召し使いの体に乗り移ったまま、元に戻れない王女フレデリカ。そんな折、国王が襲撃され意識不明の重体に! さらに隣国の革命軍政府から会談の申し入れがあり、フレデリカが国王代理として出席することになり?

以下、ネタバレありの感想です。

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シンデレラ伯爵家の靴箱館6 彼方の乙女は愛おしき

『シンデレラ伯爵家の靴箱館 彼方の乙女は愛おしき』(仲村つばき著/ビーズログ文庫)★★★★☆

シンデレラ伯爵家の靴箱館 彼方の乙女は愛おしき (ビーズログ文庫)
シンデレラ伯爵家の靴箱館 彼方の乙女は愛おしき (ビーズログ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


2016年1月刊。
魔術師の靴を巡るファンタジー第6弾。
次巻完結ということですが、この巻だけでもかなりのクライマックス感。
今回も面白かったです!

☆あらすじ☆
アランの父・ディセント伯爵のアルヴァと対面したエデル。だがそれからというもの、彼女を社交界デビューさせようとする(少し不思議なレッスン付)など、アランの焦りを感じるように! きっと結婚が認められなかったのだ……。結婚とは何か悩み始めたエデルは、ひとり故郷に帰ることにするが、そこで母を生き返らせようとするレイに驚きの提案を持ちかけられ――!?

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む シンデレラ伯爵家の靴箱館6 彼方の乙女は愛おしき