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マイワールド

『マイワールド』(十文字青著/星海社fictions)★★★☆☆

マイワールド (星海社FICTIONS)
マイワールド (星海社FICTIONS)

十文字青最新作。Twitterで宣伝されていた表紙が美麗すぎたので積読本そっちのけで読んでみることに。
表紙と挿絵が、十文字青さんの独特な世界観にとてもマッチしていました。挿絵の1枚1枚が表紙にできそうなクオリティです。ほんとすごい。
物語自体は十文字青節炸裂です。いつもながら謎の中毒性。そして前半は私の高校時代のトラウマ(てほどでもない苦い思い出)を大いに刺激してくれました・・・

☆あらすじ☆
北の街で暮らす高校生・乾真冬。入学当初に友達作りに失敗し、灰色の学校生活を送っていた真冬だが、押しの強い先輩・押領司姫香に無理矢理入部させられた放送部で、同じように強制的に入部させられた同級生・由切園と出会う。
たどたどしくも、次第に距離を詰めていく二人。しかし、ある夜、由切は謎めいた言葉を残して真冬の前からこつ然と姿を消してしまう……。
彼女はどこに消えてしまったのか? その姿を追い求め、真冬は異郷の地に旅立つ──。
無限の世界を彷徨うすべての人に贈る、哀切の青春譚。

以下、ネタバレありの感想です。

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首の姫と首なし騎士8 奪われし花嫁

『首の姫と首なし騎士 奪われし花嫁』(睦月けい著/角川ビーンズ文庫)★★★☆☆

首の姫と首なし騎士 奪われし花嫁 (角川ビーンズ文庫)
首の姫と首なし騎士 奪われし花嫁 (角川ビーンズ文庫)

相変わらず田倉さんのイラストは美麗です。
長かったエルマー家編がようやく終結!ほんとに長かった。このシリーズの本筋を見失いかねないくらい長かった。
なんかやたら読者に圧迫感を与えるシリーズですが、その割には事件解決後の解放感が足りない気もするのはヒロインがひきこもりだからですね、きっと。普段も軟禁状態事も大して生活スタイル変わってないやん!てひとりで突っ込んでました。

☆あらすじ☆
兄王子レイフォードを城外に逃がし、辛くも命を救ったシャーロット姫。豪商エルマー家の悪事を暴くため証拠探しに奔走する次兄クローヴィスと“人喰い竜”ガイの帰還に望みを託すが、敵の包囲網に打つ手なし。セシルとの結婚を決定づける評議会にのぞむシャーロットだが、護衛騎士アルベルトが乱入!現国王に刃を向け、結婚への異議を申し立てる騎士だが…。「花嫁」の手を取るのは誰か!?宿敵との最後の争い、大逆転なるか!?

以下、ネタバレありの感想です。

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灰と幻想のグリムガル2 大切じゃないものなんか、ない。

『灰と幻想のグリムガルlevel.2 大切じゃないものなんか、ない。』(十文字青著/オーバーラップ文庫)★★★☆☆

灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。 (オーバーラップ文庫)
灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。 (オーバーラップ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

2013年11月刊。
等身大のRPGが読めるシリーズ第2巻。
同著者の「薔薇のマリア」は主人公マリア以外チート揃いですが、グリムガルはパーティーのほぼ全員が経験値ゼロからスタートなので、パーティーそのものの成長が読めて面白いです。
今回メリィが過去と決着をつけたり、ハルヒロがリーダーとしての成長を見せたりしますが、なんと言ってもランタが「ランタ」のまま好感度を上げてくるところが見所だと思います。
キャラ造形力(?)はやっぱり光ってるよなぁ。

☆あらすじ☆
……見捨てるなんて、できない。というか、見捨てるべきじゃない、と思う。
見知らぬ世界「グリムガル」へと連れて来られたハルヒロたちは経験を積んでようやく半人前から抜けだそうとしていた。ステップアップのために新たなダンジョン「サイリン鉱山」へと挑むのだが、そこはパーティに加わったメリィが過去に仲間を失った場所でもあった。順調にいくかと思われたハルヒロたちの探索だったが、予期せぬ仲間との別行動を強いられ、更にデッドスポットという異名を持つ巨大なコボルドが襲いかかる。新たな試練とともに、灰の中から生まれる冒険譚の第二章が紡がれる!

以下、ネタバレありの感想です。

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果てなき天のファタルシス

『果てなき天のファタルシス』(十文字青著/星海社FICTIONS)★★★☆☆

果てなき天のファタルシス (星海社FICTIONS)
果てなき天のファタルシス (星海社FICTIONS)

とても感想に悩む1冊です。
というのも、これは1冊完結なんですが、続きが読みたい。なんというか1冊だと物足りないというか。
いやでも1冊で終わってるからこそ良いんじゃないか、続いたら蛇足だろう、とかも思ってしまう。
読了後の喪失感というか寂寥感というか、何とも言えない気分にさせられる小説でした。
滅びゆく世界のなかで、晴れ渡る青空がとても印象的な作品です。
ちなみに、著者のあとがきはありません(けっこう楽しみだっただけに残念)が、解説はぜひ読んだ方がいいかと。作品への理解が深まるし、解説者の著者への愛が伝わってきて面白いので(笑)

☆あらすじ☆
空が青い。なんて青いんだろう──。
正体不明の敵・ファタルに蹂躙され、滅びに向かう黄昏の世界。人類に残された僅かな街の一つ、朧市では、少年少女までもが前線で命をかけて戦う。
記憶を失った主人公・大海八尋もまた、刀を手に、絶望的な戦いに身を投じてゆく。全てが不確かであやふやで、失われてしまうものであるとしても──それでも、世界は美しい。
異才・十文字青が同人誌『BLACK PAST』に発表し、話題をさらった長編を加筆訂正し、解説を加えて星海社FICTIONS化。解説・坂上秋成

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おこぼれ姫と円卓の騎士7 皇帝の誕生

『おこぼれ姫と円卓の騎士 皇帝の誕生』(石田リンネ著/ビーズログ文庫)★★★☆☆

おこぼれ姫と円卓の騎士 皇帝の誕生 (ビーズログ文庫)
おこぼれ姫と円卓の騎士 皇帝の誕生 (ビーズログ文庫)

キルフ帝国編完結。皇帝は途中から予想通りだったなぁ−。相変わらず地の文の視点が乱れてて誰のモノローグなんだかわからない箇所が多いです。
でも今回はヒロイン不在でヒーローである騎士たちがやっと輝いてくれたので、満足です(笑)

☆あらすじ☆
最強女王、囚われる――!! 大人気シリーズに、とんでもない強敵登場!?
「騎士王、貴女こそが皇帝に相応しい」――己の秘密を知る“誰か”の存在により、キルフ帝国後継者争いに巻き込まれたレティーツィア。そこへ、ずっと行方不明だったキルフ帝国第四王子・アルトールが姿を現した!なんと彼は『神殺しの魔法陣』を使ってレティを拘束。目の前で主君を奪われたデュークは、アストリッドと共にレティを助け出そうとするが……!?

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金星特急外伝

『金星特急・外伝』(嬉野君著/新書館ウィングス文庫)★★★☆☆

金星特急・外伝 (ウィングス文庫)
金星特急・外伝 (ウィングス文庫)

すでに完結している金星特急(全7巻)の短編集。
雑誌のほうで本編終了後に連載されていた「外伝」と書き下ろし「花の海で」が収録。ユースタス&砂鉄の話も2話あります。この2人の話が私は大好きです。
書き下ろしは錆丸のその後。うーん、不穏(笑)

☆あらすじ☆
フランス外人部隊の砦に調査潜入した白鎖五十二位の夏草は、瞳の中に虚無を抱えるルイという中隊長に出逢い…?金星の残した不思議な力を回収すべく世界を旅する砂鉄とユースタス。純国普と戦いながら言語の研究を続ける王女達と、それを護衛する月氏達。そして金星との娘を育てる錆丸。錆丸と金星の世紀の恋の一方で語られなかったいくつかの物語と、彼らの旅の後日談を描いた、大人気シリーズ珠玉の番外篇集。

以下、ネタバレありの感想です。

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薔薇のマリアVer4 hysteric youth

『薔薇のマリアVer4 hysteric youth』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★☆☆
薔薇のマリアVer4 hysteric youth (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリアVer4 hysteric youth (角川スニーカー文庫)

薔薇マリ短編集。時系列としてはVer0から1巻の間です。ZOOに加入して間もないマリアのツンツン具合を愛でる本でした。アジアンを出せーーー!(時期的に無理だけど)

☆あらすじ☆
足元から照りつける太陽、幻のドラゴンに、艶めかしい鳥怪人、そして包帯だらけの儚げな美少女…無統治王国首都エルデンの地下に広がるアンダーグラウンドでの恐ろしくも刺激的な冒険と出逢いは、孤独な生活で、すっかり冷め切ってしまっていたマリアローズの心を、少しずつ解きほぐしていく―ZOOに入ってまだ間もないころの、ちょっぴり独りよがりだったマリアの冒険と成長を描く、エピソード集。抱腹絶倒の書き下ろしも収録。

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薔薇のマリア8 ただ祈り願え儚きさだめたちよ

『薔薇のマリアⅧ ただ祈り願え儚きさだめたちよ』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★☆☆
薔薇のマリア VIII.ただ祈り願え儚きさだめたちよ (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリア VIII.ただ祈り願え儚きさだめたちよ (角川スニーカー文庫)

何が起こっているのか分からない新章スタート。
アジアンとランチタイムのメンバーがおかしなことになっていて、これはアレだなと思っていたらアレでした。
ラストのアジアンとマリアのシーンにニヤニヤが止まりません。

☆あらすじ☆
ジェードリでの戦いが終わり、帰路につくZOO一行。ホッと一息つけるはずなのに、なぜかマリアの頭の中をよぎるのは、うっとうしいはずのアジアンのことばかり。自らの気持ちに戸惑いながらエルデンに戻ってきたマリアだったが、目の前に広がるありえない光景に、今まで閉じていた心が、ついに氷解する!?舞台は再び“無法者の街”エルデンへ―新たな戦いの予感と様々な想いが交錯する、誰も予想できない驚きの新章、スタート。

以下、ネタバレありの感想です。

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薔薇のマリア7 SINBREAKER MAXPAIN

『薔薇のマリアⅦ SINBREAKER MAXPAIN』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★☆☆
薔薇のマリア VII.SINBREAKER MAXPAIN (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリア VII.SINBREAKER MAXPAIN (角川スニーカー文庫)

ジェードリ編完結。
ただし、全編への伏線のような幕引きなので要注意。ZOOのみんなのカタリに対する想いに涙する1冊です。

☆あらすじ☆
「カタリを生き返らせてやれるかもしれん」マリア、ユリカをはじめ、ZOOの面々が仲間の死に打ちひしがれていた時、トマトの発した一言が再びZOOに力を与える―いざ、洞窟を抜け神殿の奥底へ!今、マリアたちの決死の潜入作戦が決行される。迫るタイムリミット!行く手を阻む暗闇と謎の化物!!そしてトマトをも圧倒する存在!?果たしてマリアに笑顔は戻るのか、そして血塗れ聖堂騎士団との決着は!?ジェードリ編、完結。

以下、ネタバレありの感想です。

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薔薇のマリアVer3 君在りし日の夢はつかの間に

『薔薇のマリア Ver3 君在りし日の夢はつかの間に』(十文字青著/角川スニーカー文庫)★★★☆☆
薔薇のマリアVer3 君在りし日の夢はつかの間に (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリアVer3 君在りし日の夢はつかの間に (角川スニーカー文庫)

薔薇マリ短編集第3弾。
今回はアジアン率いるクラン昼飯時(ランチタイム)の連作短編です。
ランチタイムメンバーを通して浮かび上がるアジアン像が本編とかけ離れている不思議・・・・・・

☆あらすじ☆
いっそ、クランでも作ってしまったらどうかな…その身を黒衣に包んだ物静かな男が発した一言がすべての始まりだった―マリアローズがピンチになると、甘い言葉とともに必ず助けに現れる、クラン“昼飯時”の頭領アジアンの今まで語られなかった過去と日常。気軽に昼飯時をともにできる仲間たちは、いかにしてアジアンのもとに集い、そして心酔していったのか。シリーズ随一の個性派クランの大切な思い出を描くエピソード集。

以下、ネタバレありの感想です。

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