「エンターブレイン」カテゴリーアーカイブ

オーバーロード1 不死者の王

『オーバーロード1 不死者の王』(丸山くがね著/エンターブレイン)★★★★☆

オーバーロード1 不死者の王

2012年8月刊。
ずっと積んでいたのですが、アニメ1話を見て慌てて読みました。
面白かったー!
まだプロローグという感じではあるものの、徐々に人外的な思考が染まっていく主人公や彼を盲信する部下達のキャラクターがとても良い。
特に愛が暴走しすぎてキャラ崩壊しちゃってる美女は面白すぎましたww
近未来MMORPG+異世界召喚(?)という合わせ技も楽しいです。
謎が多いので、今後の展開にとても期待しています!

☆あらすじ☆
その日、一大ブームを起こしたオンラインゲーム、“ユグドラシル”は静かにサービス終了を迎えるはずだった。―しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい…。現実世界ではゲーム好きの孤独でさえない青年が、骸骨の見た目を持つ、最強の大魔法使い“モモンガ”となる。彼が率いるギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が、いま始まる!圧倒的人気のWEB小説の書籍化。

以下、ネタバレありの感想です。

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勇者イサギの魔王譚2 それすらも幸せな日々だと気づかずに

『勇者イサギの魔王譚2 それすらも幸せな日々だと気づかずに』(みかみてれん著/エンターブレイン)★★★★☆

勇者イサギの魔王譚 2 それすらも幸せな日々だと気づかずに
勇者イサギの魔王譚 2 それすらも幸せな日々だと気づかずに

前巻の感想はこちらから
勇者イサギの魔王譚1 夢の始まりを始めるために | 晴れたら読書を

面白くなってきたー!
2度目の異世界召喚で勇者から魔王にジョブチェンジしたイサギの物語第2弾。もともとがなろう作品なので前巻ではWEB小説特有の起伏のなさを感じたのですが、2巻ではその不満点が見事に解消されて5割増しくらいに面白く感じました。今回から入った監修の影響?わかりませんが、物語も登場人物たちもかなり良い感じに温まってきています。
冒険者の不気味さが物語に緊迫感を与える展開となっていますが・・・最後のアレはなぁ、まぁひとりくらいそう考えてもおかしくないですが・・・寂しいなぁ(´・ω・`)

☆あらすじ☆
魔王候補四人VS不死身の冒険者
――最初の決戦が、幕を開ける。
冒険者の襲撃に備え、魔王城の修復を試み、さらなる修行に挑む魔王候補四人。いよいよ魔王が決定されるその日、地下より不死身のS級剣士が表れる。正面の門にはA級のアーチャー率いる冒険者軍。命を懸けた初めての戦いに挑むたった四人の少年たちは歴戦の戦士に打ち勝つことが出来るのか――?
再会、瀕死、戦争、裏切り……激動の第二巻!!!

以下、ネタバレありの感想です。

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勇者イサギの魔王譚1 夢の始まりを始めるために

『勇者イサギの魔王譚1 夢の始まりを始めるために』(みかみてれん著/エンターブレイン)★★★☆☆

勇者イサギの魔王譚1 夢の始まりを始めるために
勇者イサギの魔王譚1 夢の始まりを始めるために

異世界召喚されて勇者として魔王を討伐した少年が、なぜか魔王として再び同じ世界に召喚されるという物語。
弱くてニューゲームなリスタートものですが、「パナティーア異譚」(ファミ通文庫)といい、最近異世界召喚・転生ものから外そうとする周回プレイものすら多くなってきたような気がします。
ただ、この作品の妙は設定とキャラ配置にありました。周回プレイキャラである主人公と、初回プレイキャラである他の召喚少年たちの温度差がすごくて、そこがとても楽しかったりします。
冷静に現代人の感覚で観察すると、主人公がかっこいいんだか痛いんだかよくわからなくなるんですよね。本人はいたって真面目なんだけどなぁw
1巻は完全に序章ではあるものの、これはきっと面白くなるんじゃないかと予感させる雰囲はあります。ただちょっと本題に入るまでが長かったので、そこは残念。
もともとはWEB小説ですが、まるごと書き下ろしているのでほぼ別作品、らしい?(WEB版未読のため判断できず)

☆あらすじ☆
学生 → 勇者 → 魔王。運命に抗えず、少年イサギは流転する。
「これからも、俺についてきてくれないか」
——共に歩んだ愛する少女に告白した瞬間、勇者イサギは未来へと飛ばされた。彼を喚んだのは、敵対していたはずの魔族。
「お、お願いします、魔王さま方……わたしたちを、冒険者の魔の手からお救いくださいませ……! 」
滅亡の危機に瀕した魔族を救うため、愛する少女を探すため、イサギは立ち上がった——ただし、魔王イサギとして。時を超え、種族を越え、少年の夢は再び世界の希望となる! !

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灰と王国4 忘れえぬもの

『灰と王国4 忘れえぬもの』(風羽洸海著/エンターブレイン)★★★★★

灰と王国4 忘れえぬもの
灰と王国4 忘れえぬもの

素晴らしかった!
最終巻となる今巻は2冊分かのような厚みがあったものの、内容の濃度は負けていません。ここに至るまでにじっくりと積み上げてきた数々のエピソードが、ゆっくりと一つの終着点に至っていく様には鳥肌が立ちました。
世界観も登場人物もストーリーも文句なしの壮大なファンタジーでした。本当に読んで良かったです。

☆あらすじ☆
安息を取り戻したナナイスで、夫婦の契りを交わした“竜侯”フィンと“天竜”レーナ。だが、世界には恐るべき“災厄”が迫っていた…。民衆を導く者たちは、人々を救うため立ち上がり、竜に選ばれし者たちは、“古に封じられた闇の眷属”と対峙する。決戦の時―竜と人の絆が、いま試される!

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灰と王国3 帰還

『灰と王国3 帰還』(風羽洸海著/エンターブレイン)★★★★☆

灰と王国3 帰還
灰と王国3 帰還

完結まで書籍化するようです。よかった。全4巻になるようです。
丁寧に作り込まれた堅実なファンタジー作品。サブタイトル通り第3巻は「帰還」の物語でした。
暗闇の中から始まった物語に、ゆっくりと希望が見え始めてきました。旅の始まりの頃と比べてフィンが竜侯として成長したことに頼もしく感じていたのに、最後の最後にヘタレてくれて全部台無しですよもう!!(褒め言葉)

☆あらすじ☆
――故郷を、取り戻す。 混迷の時代を生き抜くハイファンタジー、待望の第3部!
炎竜ゲンシャスを従え、帝国に反旗を翻したノルニコム女王エレシア。皇帝ヴァリスの命で、圧倒的な兵力で彼女を追い詰める将軍グラウス。そして、ナクテ領には若き帝位継承者セナトが舞い戻った。それぞれの想いが渦巻くなか、フィンら《北部天竜隊》はついにナナイスへと帰還する。
(そうだ、ここからまた始まるんだ)
再建を誓う時、天竜レーナがフィンにした”お願い”とは――。

以下、ネタバレありの感想です。
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灰と王国2 竜と竜侯

『灰と王国2 竜と竜侯』(風羽洸海著/エンターブレイン)★★★★☆

灰と王国2 竜と竜侯
灰と王国2 竜と竜侯

前回はフィンの旅立ちを描いたお話でしたが、今回は竜侯となったフィンの方向性が定まるお話。
サブタイトル通り、竜侯がいっぱい出てきました。帝国絡みの様々な勢力も顔を出し、キャラの多さと彼らの立ち位置を把握するのが少し大変でした。1巻にあった説明を見返しつつどうにか話についていくような読み方ではあったのですが、丁寧に作られた世界観への没入感は1巻と同様でした。本当に濃厚かつ良質なファンタジー作品だと思います。

☆あらすじ☆
平易なWEB小説に飽きた、全ての人へ――。
<竜>と<人>が生きる本格ファンタジー!
天竜レーナと“絆”を結び、はからずも<竜侯>となったフィンはその地位を誇示することなく素朴な日々を過ごしていた。
「荒事だ。第八軍団が峠を越えぬように防ぐ」
ある晩、突如現われた闇の竜侯・青霧が切り出した依頼。下界と距離を置いてきた彼が動き出した、ある理由。フィンとレーナは帝国の争いに巻き込まれていく――。

以下、ネタバレありの感想です。

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灰と王国1 北辺の闇

『灰と王国1 北辺の闇』(風羽洸海著/エンターブレイン)★★★★☆

灰と王国1 北辺の闇
灰と王国1 北辺の闇

「小説家になろう」の人気作の書籍化。WEB版は未読ですが、すでに完結している作品だとのこと。
かなり王道なファンタジーという印象。荒廃した世界の片隅で、ただ家族を守るために少年が旅立つお話。1巻は序章ではあるのですが、ここから先面白くなるんだぞ!という吸引力のようなものを感じました。薄暗い世界観もとても好み。ダークファンタジーになるのだろうか。
早く続きが読みたいところですが、4月28日に2巻が発売されるそうです。よしよし。売り上げに左右されずに完結まで刊行されることを祈るばかりです。何冊くらいになるのかな?

☆あらすじ☆
これを読まずに≪ファンタジー≫を語るのか。 ――伝説のオンライン小説、筆を加え待望の書籍化!
帝国の衰退期、民衆の生活は≪闇の獣≫によって脅かされていた。
「特命だ。おまえにはこれを届けてもらおう」
平凡な青年フィンが託されたのは、遥か彼方の軍団に救援を求める文書。絶望の荒野、暗闇から忍び寄る脅威に削られる心。そんな夜、フィンは不思議な少女と出会う――。

以下、ネタバレありの感想です。
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