「電撃文庫」カテゴリーアーカイブ

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?14/聴猫芝居

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.14 (電撃文庫)
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.14 (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年6月刊。
アコがルシアン母と顔合わせ!という第14巻。
両家顔合わせ済みとか、本当に外堀が完全に埋められている・・・・・・そしてルシアンが割とそれを普通に受け入れているのが正気に戻ってwwと思ってしまうのですがwww
ああ、もう、ほんとに、この夫婦好き・・・!

☆あらすじ☆
お義母さんとの面接を突破せよ! 死角ですか?全部です。残念で楽しい日常だいたいネトゲライフ、第14弾!
ついに知られてしまいました。残念美少女・アコの存在が――よりにもよって、英騎のお母さんに! そして案の定「今度連れてきなさいな」と言われてしまった英騎。我が家の全権を掌握するお母さんを前に、ただの高校生である英騎はあまりにも無力だった。なんとかアコをまともな彼女に偽装するために特訓を始めるネトゲ部だったが、ハードルはあまりに高く険しくて……果たしてアコはお義母さん面接を乗り越えられるのか? それともやっぱり危ない子だと思われてしまうのか。カンペ片手に繰り広げられる面談の合否はいかに? アレイキャッツ結成二周年記念オフ会だって結婚記念日だってあるのに、どうなっちゃうの? な日常だいたいイコールネトゲライフ、三者面談の第14弾!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?14/聴猫芝居

ソードアート・オンライン1〜8/川原礫

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

総評:★★★★☆
実は去年の夏くらいから読み進めていたSAO。
なぜか1冊読むと疲れてしまって読了ペースが遅いのだけど、すごく面白いです。
VRMMOにおける主人公キリトの奮闘が楽しい。そして話が進むにつれて、フルダイブ型VR技術の可能性が掘り下げられSF色が強まるところにもとてもワクワクします。
特に「マザーズ・ロザリオ」編が印象的で、あの巻はぼろっぼろに泣きました。

☆1巻あらすじ☆
「これは、ゲームであっても遊びではない」
クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する──。謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずログインした約一万人のユーザーと共に、その過酷なデスバトルは幕を開けた。 SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。 クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険(クエスト)を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことになってしまう。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし……。果たして、キリトはこのゲームから抜け出すことができるのか。 第15回電撃小説大賞<大賞>受賞作『アクセル・ワールド』の著者・川原礫!

以下、各巻のメモ的な感想です。

続きを読む ソードアート・オンライン1〜8/川原礫

ゼロから始める魔法の書9 ゼロの傭兵(上)/虎走かける

ゼロから始める魔法の書IX -ゼロの傭兵〈上〉- (電撃文庫)
ゼロから始める魔法の書IX -ゼロの傭兵〈上〉- (電撃文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年4月刊。
美貌の魔女と獣の傭兵の旅を描く王道ダークファンタジー第10弾。
ついに目的地に到着!
・・・・・・のはずが、なんだかプロローグが不穏。そしてラストの衝撃。
ああ、なんという展開に・・・!

☆あらすじ☆
救うべき“代行様”に関する真実とは!? 北の大地にたどり着いたゼロと傭兵に衝撃の展開が待ち受ける!
〈禁書館〉で下した悪魔“万里を掌握せし千眼の哨”の力で道の先を警戒し、北のノックス大聖堂へとたどり着いたゼロと教会騎士団一行。悪魔と天才魔女のおかげで行軍は順調に進み、隊長のジェマをはじめ、騎士団のゼロたちへの意識は変わりつつあった。ノックス大聖堂の主教様へのお目通りにジェマが向かう間、傭兵たちは混乱を招かぬよう街の外で待機することに。しかし、血相を変えて戻ってきたジェマが告げたのは、救うべき“代行様”に関する真実だった。一方ゼロは、教会騎士団を無事送り届け任務が完了したことで、改めて師匠の元へと向かおうとしていた。既に居場所も把握しており出発しようとすると、思いがけず、主教と面会の機会が設けられる。それを快く思わない近衛騎士隊長のオルルクスは、なにやら不穏な動きを見せるのだが……。つかの間の平穏を楽しむ傭兵に、魔女であることを思い悩むゼロが告げたのは──。

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む ゼロから始める魔法の書9 ゼロの傭兵(上)/虎走かける

俺を好きなのはお前だけかよ5/駱駝

俺を好きなのはお前だけかよ(5) (電撃文庫)
俺を好きなのはお前だけかよ(5) (電撃文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年4月刊。
前巻から続く上下巻構成の下巻にして、一学期編完結巻。
ずっとサンちゃんのターン!

☆あらすじ☆
「俺は、すべてのラブコメを過去にする」
最強の敵・ホースは、俺を圧倒する完全上位互換キャラ。
「勝負に負けた方は、二度と三色院菫子に近づかない」
舞台は因縁のあの場所・高校野球地区大会決勝戦へと移り、俺達は『決選投票』という名のパンジー争奪戦に挑む。──どちらが、パンジーの傍にいるのに相応しいか。普通なら勝てるわけねぇ。なぜなら奴は全てが万能で、その完璧さゆえにパンジーを『呪い』で蝕むチート主人公。だから今回も、俺は『作戦』を考えた。当然、とびっきり卑怯なヤツだ。作戦はこう。ひまわり、コスモス、あすなろの手から逃れ、ホース取り巻きの女を説得して『清き一票』を奪う。誰も味方がいねぇ最難関ミッションだが、やるしかね──んだが、最悪にも俺は最も頼れる親友と決別しちまった。サンちゃん、元気が出ねぇよ。俺、この勝負勝てるかな……。

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む 俺を好きなのはお前だけかよ5/駱駝

読者と主人公と二人のこれから/岬鷺宮

読者と主人公と二人のこれから (電撃文庫)
読者と主人公と二人のこれから (電撃文庫)

評価:★★★★☆
2017年4月刊。
とても甘酸っぱい青春恋愛小説。すごく好みな作品でした!
大切な小説の中から抜け出てきたような少女に出会った主人公。
他者との関わりが苦手な彼は「好きな小説の主人公」としてよく知っている彼女にどんどん惹かれていくことになるのです。
1冊の小説を介して繋がるコミュ下手な二人の一進一退な恋と成長を描いた素敵な物語だと思います。面白かった!

☆あらすじ☆
この物語さえあれば、他に何もいらない。この小説『十四歳』と、その中に確かに息づく主人公、トキコがいれば―。だが、彼女は俺の前に現れた。灰色の毎日の始まりになるはずだった、新学年のホームルーム。黒板の前に立った彼女こそは、俺が手にした物語の中にいたはずの「トキコ」だった。物語の中にいる「トキコ」と、目の前にいる「柊時子」のあいだで、奇妙に絡まってゆく想い。出会うはずがなかった読者と主人公の物語。その結末に、あるものは―。

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む 読者と主人公と二人のこれから/岬鷺宮

ニアデッドNo.7/九岡望

ニアデッドNo.7 (電撃文庫)
ニアデッドNo.7 (電撃文庫)

評価:★★★☆☆
2017年4月刊。
「エスケヱプ・スピヰド」のコンビが送るホラーアクション現代ファンタジー。
ホラーがあまり得意じゃないので冒頭ビクビクしながら読んでいたのだけど、思ったほどは怖くなかったし話が進むに連れて「エスケの九岡さんだ!」と感じるアクション面での盛り上がりをみせてくれる作品でした。
悲恋要素が予想外に切なかったのが個人的には寂しい感じ・・・・・・。
ただ、記憶を失い人外の存在となった主人公の物語としてはうまくまとまっているし、個性強そうな仲間たちが気になるのでシリーズが続けばもっと面白くなりそうな予感。
期待しています。

☆あらすじ☆
目覚めた少年は、何者でもなかった。“再葬開始”の合図と共に、いつの間にか持っていた火の粉を纏う刃を振るい、異形の敵を倒すのみ。“境死者No.7”―赤鉄。それが、彼に新たに与えられた名だった。なぜ自分は戦うのか―。No.6である美しき少女・紫遠と共に、訳のわからぬまま死闘に身を投じる赤鉄は、やがてある事実にたどり着く。No.7の称号を持つ“先代”がいたこと、そして自分がその人物に殺され、No.7を“継承”したことを…。第18回電撃小説大賞“大賞”受賞作『エスケヱプ・スピヰド』のコンビで贈る、現代ダークファンタジー開幕!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む ニアデッドNo.7/九岡望

終奏のリフレイン/物草純平

終奏のリフレイン (電撃文庫)
終奏のリフレイン (電撃文庫)

評価:★★★☆☆
2017年3月刊。
かなり凝った世界観(レトロ・フューチャーって良いね)で送られるヒトでなしの少年とモノでなしの人形のボーイ・ミーツ・ガール。
オルゴールモチーフの自動人形や天空に浮かぶ不思議な球体が存在し、それらのオーバーテクノロジーの秘密に迫っていくという展開がすごく好みな作品でした。
大戦が不完全燃焼だったことで史実から改変された世界の行く末も気になります。
主人公とヒロインの対になった関係性も素敵だったけど、物語的には序章な雰囲気。
伏線を回収してほしいので続刊に期待しています!

☆あらすじ☆
「重力子」を操る特殊なオルゴール技術と、その粋である「歌唱人形」が一般化し、ついに「電気離れ」を果たした世界。“機械しか愛せない”壊れた少年技師・タスクがある日、出会ったのは―。「わたしは、ガラテア・シスターズNo.7/リフレイン。今このときより、貴方の『花嫁』です」歌唱人形技術、その始まりとなったオーパーツそのものだと主張する、美しき歌唱人形リフレイン。彼女を巡って事態は動き出す。追う者、追われる者、そして、恋をする者―。“機械しか愛せない”少年と“人間に近づきすぎた”少女型人形。ヒトでなしの人間と、モノでなしの人形の織りなす恋が、世界を変えてゆく―!?世界の歯車が音色を奏でる、旋律のギアハート・ファンタジー登場!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む 終奏のリフレイン/物草純平

オリンポスの郵便ポスト/藻野多摩夫

オリンポスの郵便ポスト (電撃文庫)
オリンポスの郵便ポスト (電撃文庫)

評価:★★★☆☆
2017年3月刊。
第23回電撃小説大賞「選考委員奨励賞」受賞作。
とてもロマンチックな火星ファンタジーでした。
神様が手紙を届けてくれるという伝説のポストを目指す、郵便配達員の少女と機械の体を持つ男。即席凸凹コンビな二人の旅は賑やかなほどにトラブルだらけ。それでも前へ前へと進んでいくのです。
二人の旅路からディストピア化した火星の過去・現在・未来を描き出す、切なくて優しい物語だったと思います。

☆あらすじ☆
火星へ人類が本格的な入植を始めてから二百年。この星でいつからか言い伝えられている、ある都市伝説があった。オリンポスの郵便ポスト。太陽系最大の火山、オリンポス山の天辺にあるというその郵便ポストに投函された手紙は、神様がどこへでも、誰にでも届けてくれるという。―そう、たとえ天国へでも。度重なる災害と内戦によって都市が寸断され、赤土に覆われたこの星で長距離郵便配達員として働く少女・エリスは、機械の身体を持つ人造人類・クロをオリンポスの郵便ポストまで届ける仕事を依頼される。火星で最も天国に近い場所と呼ばれるその地を目指し、8,635kmに及ぶ二人の長い旅路が始まる―。

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む オリンポスの郵便ポスト/藻野多摩夫

賭博師は祈らない/周藤蓮

賭博師は祈らない (電撃文庫)
賭博師は祈らない (電撃文庫)

評価:★★★★☆
2017年3月刊。
第23回電撃小説大賞「金賞」受賞作。
18世紀末のロンドンを舞台に、奴隷の少女と孤独な賭博師の出会いから始まる物語です。
明日をも知れぬ賭博師の悲哀とか、少女が沈む絶望とか、そういう重く苦々しい側面の描き方が秀逸な作品でした。
一方で、メイン二人の距離感の変化が生み出す雰囲気は、泣きたいくらいに優しくて温かいもの。
その明暗のコントラストが、物語を情緒豊かに彩っていくのです。
また、史実に基づく世界観は奥行きまでしっかり描かれていて、当時のロンドンの日常風景が目に浮かぶようでした。
そして伏線の張り方は絶妙で構成も丁寧。青年と少女の不器用で愛おしい日常が、やがて一世一代のギャンブルにつながる1本の物語として文句なしの完成度だったと思います。
いやほんと素晴らしかった。ぜひシリーズ化してほしい!

☆あらすじ☆
十八世紀末、ロンドン。賭場での失敗から、手に余る大金を得てしまった若き賭博師ラザルスが、仕方なく購入させられた商品。―それは、奴隷の少女だった。喉を焼かれ声を失い、感情を失い、どんな扱いを受けようが決して逆らうことなく、主人の性的な欲求を満たすためだけに調教された少女リーラ。そんなリーラを放り出すわけにもいかず、ラザルスは教育を施しながら彼女をメイドとして雇うことに。慣れない触れ合いに戸惑いながらも、二人は次第に想い通わせていくが…。やがて訪れるのは二人を引き裂く悲劇。そして男は奴隷の少女を護るため、一世一代のギャンブルに挑む。第23回電撃小説大賞・金賞受賞作!

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む 賭博師は祈らない/周藤蓮

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?13/聴猫芝居

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.13 (電撃文庫)
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.13 (電撃文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年2月刊。
ついにきましたセッテさん回。
完璧リア充なだけにギルドでは微妙に浮いていて、それがまた面白いポジションだったセッテさんだけど、今回でまた一歩廃人への道に踏み出してしまいました。それでいいのかセッテさん。
でもそんなセッテさんがますます好きになる第13巻でした。楽しかった〜!

☆あらすじ☆
レイドボスが楽々倒せる……とでも思った?残念で楽しい日常≒ネトゲライフ、第13弾!
おい、レイドボス戦行こうぜ!という誘いに乗って、レイドボス戦へと馳せ参じたアレイキャッツの面々。それなのに……。
◆†黒の魔術師†:さあ向かうとしようか
◆バッツ:なんでお前が仕切ってんだよ
早くも友情破綻の予感!そして、案の定リーダー不在で迷走するレイドPT。見かねて指揮官に就任したのは……なんとセッテさんだった!?
一方リアルでも、マスターの独断と偏見で秋山さんが会長候補になり――残念美少女・アコの加勢は吉と出るか凶と出るか?

以下、ネタバレありの感想です。

続きを読む ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?13/聴猫芝居