【漫画】『菜の花の彼―ナノカノカレ―』80話の感想


『菜の花の彼―ナノカノカレ―』マーガレット17年14号掲載第80話(コミックス14巻収録分)のネタバレあり感想です。
鷹人派の長文感想です。ご注意ください。

【第80話】

あと最大5話・・・?
ここにきて更に地獄みが深まってるんだけど尺的に大丈夫??

 

迷路のような運命・・・・・・たしかに。
菜乃花の幸せってなんだろう?

 

鷹人、まだ当て馬根性出しっぱなしにしてる。

ていうかフラグみたいなことポンポン言うのはやめてーー!
「もう俺の菜乃花なんだ」とか完全にフラグーーー!
フラグ立てるの好きすぎか! ほんといい加減にしろ!

隼太の言った言葉が鷹人に不安を植え付けてる感じかなぁ。
これがどんな形で爆発するのか・・・・・・

冒頭では微笑ませたのは自分だって思い直していたけれど、ラストで菜乃花が「あの言葉 思い出す度に気持ちが軽くなった」って言っちゃったし、もう目を背けることはできないのでは。

 

ごちそうって菜乃花の家で振る舞うんだ?
6巻で告白しに行ったときは玄関どころか門前払いみたいな扱いだったのに、出世したね鷹人(´;ω;`)

 

そしてちゃんと鷹人も菜乃花の几帳面さを褒めてる!えらい!
言ってることは隼太の二番煎じくさいけど。

菜乃花の様子がおかしいのを察したりとか、今の鷹人はちゃんと目の前にいる菜乃花を見ているってことだよね。
物語が隼太エンドに突き進んでる感じが辛いんだけど、鷹人だってちゃんと菜乃花を理解してるんだって思いたい・・・・・・ほんと頼むよ・・・・・・

 

しかし「お父さん 仕事で帰るの遅いから」からの鷹人のぽかーん( ゚д゚)とした顔が最高すぎたw
相変わらず顔芸ができるイケメンww

 

マネはやっぱり洋とくっついたのね。どうでもいい情報だw
ていうかマネ、綺麗になったなー。相変わらず名前が出てこないけど。隼太の、元カノに対する扱いのテキトーさに笑う。

 

そんなことより、78話で隼太が言った「俺のことをそれほどまでには〜」のセリフ。
あれは本当に隼太的には100%優しさから出た言葉だった様子。
その優しさの酷さをマネが指摘するのが「元カノは語る!」って感じでちょっと面白かった。

そんなマネの「隼太といた間のあの人ってさ 隼太に無くしていいよなんて言われて 今 どんな気分なのかな」のセリフは、なんとも心に刺さる。マネ変換されると隼太が酷い男にみえてくる不思議。

前回は格好良く身を引く宣言を決めた隼太も、この言葉に何か思うところが出てくるかな?
鷹人派としてはそのまま静観していてほしいけれど、もし隼太エンドになるのであれば菜乃花に向かって走る隼太が見たい。

あなたから来てくれるのを待ってばっかりだった
でも俺 これからは走る!
これからは俺が 綾瀬さんのとこまで走ってく
だから 俺を選んで下さい(7巻第40話)

隼太にはこの気持ちを取り戻してほしいなぁ(取り戻さないなら菜乃花は鷹人にください・・・)

 

しかしこの状況でも隼太の情緒が安定してるのはちょっと意外。
ひどい失恋をした割には昔みたいな笑顔も見せてるし冷静で落ち着いているように見える。友達とはしゃげる程度には普通の態度だし。
以前の隼太には脆くて不安定なところがあったけれど(12巻の涙とか)、2年で精神的に強く成長したってことかな。
前回でみせた覚悟の通り、すでに気持ちの整理がついているのかもしれない。

いや、そもそもこれが普通なのか。
失恋で自暴自棄になったりゾンビ化したり絶望したりする鷹人が頭おかしいだけで比較対象が間違ってた・・・?

そうだとしても、今の隼太は達観しすぎていて少し物足りないんだよね。隼太の葛藤や苦悩が見たいなぁ。
マネの言葉によって思い出した2年前の菜乃花の姿が、身を引くと決めた隼太の心に迷いを生むと面白いのだけど。

 

2年前のバレンタインで菜乃花と鷹人が交わしたキスの約束。
あれからずっと待ち続けて隼太登場で「もう無理か」と諦めていたのだけど、まさかこんな状況でチャンスが到来するとは。

 

いや、これ、チャンスか??

 

ここでキスしたら確実にヤバい気がする。
全く隠す気のない地雷としか思えないんだけど・・・!

 

父親遅いアピールとか「ぜんぶ」とか、なんかもうニュアンスがキスどころじゃ済まないお誘いっぽいんだけど、いやいやいや絶対やばいでしょ。

本当に手を出したら内なる菜乃花から全力で拒否られて泣かれて「やっぱり鷹人くんとは無理!隼太くんじゃないと無理!」とか言われて男の自尊心を粉々に打ち砕かれるパターンなんじゃないの?
9巻の残酷すぎる比較イチャイチャを私は忘れてないよ?

あ、でも実際にキスして菜乃花が「鷹人くんとでも平気だった・・・」てなったら鷹人エンドの気運が高まるね・・・!(楽観的かつ希望的観測)

 

いや待て鷹人。落ち着け、落ち着くんだ。
ここは戦略的撤退が一番良いって。こんな賭けみたいな状況で自分から踏み台になりに行くことないって。
今にも壊れそうな菜乃花にどんな対応すれば正解なのか分からないけれど、とりあえず一旦落ち着いてごはん食べよ・・・?

 

あ〜〜〜も〜〜〜〜私はこんな地獄みたいなキスシーンを待ってたわけじゃないんですけど!
菜乃花と鷹人がキスをやり直すなら、もっとロマンチックで幸せなシチュエーションでお願いします!

 

それか、もういっそ最後まで手を出して菜乃花が隼太のところに絶対に帰れないようにする?全部奪っちゃう?
精神が崩壊しそうな菜乃花もそれを望んでるんでしょ??
もはや少女漫画のオチじゃない。でもメリバっぽくてそれはそれで私的にはアリですね(ダメだよねぇ・・・)

 

冗談はさておき、ここから鷹人のメンタルフルボッコ地獄が始まりそうな予感に震える。
最近の幸せ展開によって下がりまくった私の防御力で耐えられるだろうか。胃が痛くなったきた。

 

「お願い キスして もうぜんぶ今 鷹人くんのものにして」

ひぁ〜〜〜地雷くさい〜〜〜〜って頭真っ白になったんだけど、こんな菜乃花らしくない事を言うくらい彼女が追い詰められているってことなのだろうか。

自分の中に知らない何かがいて、それが「鷹人くんを好きになった気持ち」に怒り狂っている。
つまり自分の恋を否定する存在が制御できない状態で自分の中にいるわけで、それはとても恐ろしいことだと思う。
自我崩壊の恐怖から、目の前の鷹人に助けを求めるのも当然だ・・・・・・。

また、今の菜乃花は鷹人との「好きになったらキス」という約束に応えたいと思っていたはず。
花畑前や御見舞シーンの菜乃花の様子をみるに、今の菜乃花は鷹人とのキスを望んでいただろうから。
だから今回で鷹人が約束を果たしていいか聞いたときに、彼女はきっと受け入れたかったのだと思う。

しかし内なる菜乃花が怒り狂ってその気持ちを否定する。

それを「こんなのおかしい」「どうして邪魔されなきゃならないの?」と言う菜乃花は、鷹人との約束(鷹人の気持ち)に応えたい、鷹人を好きな気持ちを守りたいという思いに突き動かされているようにもみえる。
だからこその「キスして」発言なのだと思う。

自分の恋の邪魔になる存在を消そうとする今回の菜乃花。
その姿は、2部初期で隼太との不和の種になりかねなかった鷹人を過剰に意識し、自分の中から存在を消そうとして周囲から異常に思われるほどガン無視していた菜乃花を思い出す。

ただ、その攻撃対象が自分自身である以上、その精神状態は正常とはいえない。
キスくらいならともかく、「ぜんぶ」はいきすぎ。発想が極端に走りすぎてメンヘラみたいになってる。

もはや菜乃花の内側はボロボロだと思うし、鷹人にもそれが伝わったはず。

ここが鷹人にとっても正念場だよ、たぶん・・・!

正解の行動がさっぱり分からないけれど(むしろ何を選んでも詰んでる)、今まさに苦しんでる菜乃花の前にいるのは隼太ではなく鷹人なのだから、なけなしの包容力を絞り出してほしい。
キスは怖いけどハグなら大丈夫なんじゃないかな!

 

「俺からしたら彼氏作られてた方がひでーけど」

うーん正論だ・・・・・・

そもそも12巻で隼太が菜乃花に会うことなくアメリカに行ったことも、13巻で隼太の存在を知った菜乃花が何の行動も起こさないまま鷹人と付き合い続けたことも、どちらも正解とは思えない(鷹人が間違ってるのは言うまでもない)

それぞれの気持ちは理解できるものの、後々のことを考えれば隼太も菜乃花も次の行動に移る前にはっきりとケジメをつけることが誠実だったと思う。

ただ、そんなことは外野だから好き勝手言えるのであって、目の前のことで頭がいっぱいの二人にとっては他に道は見えなかったのだろう。

そういう選択肢を間違える未熟さが好きだからなぁ。
一番間違えるのは鷹人だけど、菜乃花も隼太もしょっちゅう選択肢を間違える。
そういうところが等身大の人間性を感じてとても良い。

でも間違えた結果、こんな地獄になるとは誰も思わなかったのだろうけれど。
ここから最終回まで、3人とも選択肢を間違わずに進めるのだろうか。

 

前回で記憶が戻ったと思ったのにまだ戻らないのか。いったい、いつ戻るんだろう。
以前フォロワーさんが予想してたのだけど、本当に鷹人がキスしたら記憶が戻ったりして。

 

それはさておき、マネの言った「記憶はあるけど戻らないのか、それとも消えたのか」ってセリフ。

消えていないのは間違いなくて、問題は記憶が戻ったらどうなるのかっていうこと。

菜乃花の中で「隼太といた間の菜乃花」が強烈に自己主張して存在しているのは分かる。

でも記憶が戻ったからといって「鷹人を好きになった菜乃花」が消えるわけでもないはず。
最初は「好き」の比較をするの?って思っていたけど、菜乃花にそんな器用なことができるのかなぁ。

 

未だに菜乃花が鷹人に対して抱く「好き」について描写が薄いから自信ないんだけど(もう尺的に掘り下げこない気がしてる・・・)、無理心中を許したりダメなところを受け入れたり「ぜんぶ鷹人くんのものにして」と言えるくらいには、今の菜乃花は鷹人のことが好きなんだよね?

比較したところで小さい方の「好き」が消えるわけでもあるまいし、「一つしか持てない人」である菜乃花がどちらか一方を選ぶなんてできるのかな。

 

そもそも「隼太を好きな菜乃花」と「鷹人を好きな菜乃花」が別人格のように今号で描かれていたけれど、統合されたらどっちの人格になるの?第三の菜乃花??

 

なんかもうどっちも手放すんじゃないの・・・という疑惑が高まる。
だって精神壊れそうな勢いで鷹人にキスして全部あなたのものにしてって言った数話後に隼太に走るとか、ちょっと気持ちが追いつかないんだけど。
ぶっちゃけメンヘラみすごいよ・・・!

うーん、とりあえず両方とも切って、時間を置いて再会エンドが無難なんじゃないかなぁ。

冒頭でも書いたけれど、菜乃花の幸せってなんだろう?

 

菜乃花が鷹人を好きになった段階から思ってきたことだけど、少女漫画の記憶喪失展開でここまでドラマ性を高くする作品はそうそうないと思う。
普通はもっと読者感情に優しく、逃げ道を残す日和った展開にすると思うんだよ。
良くも悪くも読み手の心を大きく揺さぶってくるこの展開はまさに地獄としか言いようがなく、鷹人の地獄を描いてきた2部の集大成って感じがしてすごく楽しい。

 

本当に今の展開って作者さんが描きたいものを全力で描いている感じなんだよなぁ。
尺的にカタルシスまでもっていけるのか不安だし、どんな結末が用意されているのか全く読めないから心配になるけれど、このリアルタイムなドキドキ感はめったにお目にかかれるものじゃない。こんな体験ができたこと自体がすごく幸せ。

 

で、そんなノリで花畑懺悔以降は毎回鬼のような引きを作ってきたナノカレだけど、今回の展開は特にすごいと思った。

 

何がすごいって、菜乃花から鷹人に「キスして」「ぜんぶ鷹人くんのものにして」と言ったこと。

 

前回で隼太があまりにも格好良く鷹人に格の違いを見せつけたことで、物語の雰囲気は一気に隼太エンドに傾いていた。
にもかかわらず、菜乃花自らその空気をぶち壊したのが今回の「キスして」発言だと思う。

 

これが鷹人からキスしたいと言って菜乃花が頷くだけの受け身の姿勢だったならまた印象は違ったのだろう。そちらの方が断然後戻りしやすかったと思う。
それなのに、菜乃花はキスどころか全てを鷹人に投げ出す勢いで、自ら地獄に向かって掘り進めてしまった。

これによって「こんな発言の数話後に隼太とヨリを戻せるの?」という不安感が隼太エンドの前に立ち込めてしまったと思う。
だって菜乃花が意地になって消そうとしてるのは「隼太を好きだった菜乃花」なわけでしょ。毎回思うけど、どんな顔して隼太に戻る気??

 

これは花畑の告白や隼太に「忘れて」と言ったこととは全く意味の異なる展開なんじゃないかな。
それらよりも、もっとずっと攻撃的な展開。
なぜなら、この発言は「今の菜乃花」が初めて見せた積極的で能動的な行動だから。

 

鷹人が好きだという感情を内なる自分に怒られて、「こんなのおかしい」という今の菜乃花。
「キスして」のセリフに至るまでに彼女が見せた感情の激しさによって、「今の菜乃花」が確固たる人格を持っているように感じられた。

その精神状態は異常だし、行動は極端で虚無的。
でも心理描写がないため遠い存在だった「今の菜乃花」だけど、追い詰められ強情な顔を見せてくれたことで、仮初の人格なんかじゃない!と叫ばれた気分に私はなった。
めっちゃ抗ってるし、そんな儚い存在ではない気がするから。

 

菜乃花の記憶が戻ったら、この「今の菜乃花」はどこにいくんだろう?
まさか消えたりしないよね?

 

相変わらず鷹人エンドは遠のく一方だけど、隼太エンドだってそんな簡単には見せてやらないよ?っていう作者の意図を感じる。
ああ、もう、すっっごく楽しい・・・!

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「【漫画】『菜の花の彼―ナノカノカレ―』80話の感想」への9件のフィードバック

  1. 感想が的確で描写が細かくて、なかなか洞察力に長けていて、それでいて面白い文章で、全面的に中立だけれども片側に寄ってる(鷹人より)なのもすごい私と同じスタンスで読んでいて楽しめました。ありがとうございます。私も鷹人よりです。しかし、これがどこに向かうのか、かなり中立的に見ていました。80話読んで、そういう結末(どっちもさよなら、からの再会)もあるなあ、と。

    さよならの後に一から鷹人とやり直すか、隼太に好かれてた自分とは異なる自分を見てもう一度自分が好きなのは誰かを考えたらやっと鷹人でした、となるのが理想ですが、どうなんでしょうね。

    ハヤ太と付き合っていた頃、菜乃花は確かに隼太のことを好きだったけれど、でもそれは完全に鷹人という人物を誤解して悪意のイメージにある元カレを嫌になってしまったという前提があったからで、今の菜乃花には鷹人という人間に対する過去の間違った認識が消え、他でもない自分を愛そうとしての振る舞いであったことや、何より隼太と付き合っていた頃に鷹人に感じていたあらゆる誤解がやっと解けて完全に自分の目線で正しい認識をしたので、記憶が戻った時には過去の感情だけでなく今の感情が同時に現れて混乱してしまうのではないかと考えますよね。

    隼太に対する恋心と同時に鷹人への憎悪を思い出すのか?がポイントですが、次回、またはその次の回で鷹人に抱かれている最中に思い出して菜乃花が「いやぁ!」と叫び(未遂)鷹人を突き飛ばす、なんていう展開かは70年代の漫画のようにドロドロ感が増してナノカレっぽさが出ますね。ははは…。

    もしくは、完全にHしちゃってる最中に思い出し、なんてことしちゃったの!と失意の中、自分のしたことを悔やみ、鷹人にも隼太にも会えない、と居なくなりってのが私が嫌だと思っている二人ともさよならパターン。でもこれだとわざわざアメリカから隼太が帰ってきた意味ないので、隼太に泣き顔見られて、「私、隼太くんに付き合ってもらう資格ないの、でも今やっとあの頃の気持ち思い出したぁ〜」からのキス、でやっとこっちが本物のキスだから!てな展開で、やっぱ隼太エンドか⁉︎とにおわせてからの、最後どっちとも別れました、とか、何回か二転三転しますよね?なんたってナノカレだから…。「オイオイ、どっちとくっつくんだよ」っていうテーマですよね?これ。
    最後は、自分を犠牲にし、慈愛(無償の愛)から菜乃花の幸せを思って身を退いた方が菜乃花をゲットするのかと思って見ていましたが、この先がわからないのが楽しいです。しかし、隼太の登場が毎度毎度、自己中にやって来ては自己中に消えていくので最後までこの人なんか当て馬感半端ないですが、この先も絡みがありそうなのでまだまだ目が離せません。

    1. なんにゃろさん、コメントありがとうございます。
      (語り癖があるので、長文でのコメント返し失礼します・・・!)

      過分なお褒めの言葉、とてもとても恐縮です・・・!!
      隼太は好きだけれど、鷹人が好きすぎて死にそうな鷹人派ですw

      隼太エンドかなぁと思いつつ、鷹人エンドの希望を捨てきれません・・・。
      どちらのエンドにしても、ここまで状況がこじれて菜乃花の心が割れちゃった以上は、一旦はさよならして冷却期間を置かないといけない気がするんですよね。
      私も、鷹人と隼太を完全にイーブンの状態に置いたうえで、菜乃花には鷹人を選んでほしいなって思います。

      なんにゃろさんの考察、とても鋭いと思います!
      私も記憶喪失前の菜乃花は中学時代の鷹人のイメージに縛られすぎていると感じていました。
      もちろんそれは中学時代と1部の鷹人の過ちがあるからなのですが、2部で菜乃花のために動いていた鷹人についても無視するのは行き過ぎだなぁと。
      鷹人が「頭の中の菜乃花」を作り出していたように、菜乃花も「頭の中の鷹人」を作り出していたように私には見えました。この二人、似た者同士ですよね。

      記憶喪失によって菜乃花は今の鷹人を見て、中学時代のイメージを更新した上で2年付き合い、花畑では鷹人という人間に対する深い理解を示すまでになっていました。
      あの人間性への理解は、隼太に対するものよりも深かったと思うのです。
      菜乃花は隼太のいいところをたくさん見つけて自分を救って認めてくれた存在として惚れ込んでいましたけど、明らかな欠点(主体性のなさ)を肯定したり、隼太が笑顔の裏に隠した感情に気づかなかったり(9巻家デート回)、隼太という人間自体をどこまで見ていたのかは私には疑問なんですよね。少し盲目的な恋だったように思えて・・・・・・。

      ただ、その違和感をさておいても隼太に対する菜乃花の恋は情熱的で積極的なものだったので、記憶が戻ったときに隼太ではなく鷹人を選ぶ菜乃花というのが、現時点ではイメージしづらかったりするんですけれど ^^;

      記憶が戻っていないにもかかわらず今回やばそうな精神状態になっていたので、記憶が戻った菜乃花がどうなるのかは本当に気になりますよね。
      隼太に対する恋心とセットで鷹人への負の感情も思い出しそうですが、今の菜乃花だったら「鷹人くんはそういうことしそう・・・」みたいな理解を示してくれるんじゃないかな!?と楽観視してますw

      そして気になるのは今号ラストの続きですよね。
      えっちまでいけるのでしょうか・・・・・・その前段階のキスで拒絶されそうで怖いです・・・・・・。
      しかし菜乃花から誘ったにもかかわらず本能的に(?)拒絶されるとか、鷹人の男としての尊厳が死にますよね。
      本当に可哀想だからやめてさしあげて・・・としか思えないです・・・・・・。

      もしも鷹人と最後まで致してしまったら、さすがに鷹人エンドになると思うから、それならそれで私は安心して読めるのですがw
      しかし菜乃花にとっては鬼のような展開ですよね、それww
      どれだけドロドロしていてもプラトニックな恋愛劇だったのに、完全に昼ドラ化しちゃいますねw

      結末までは二転三転しそうですよね!尺がないので不安ですが、ナノカレならそれくらいやりそう!!
      隼太はきっとお好み焼きを食べてから菜乃花に会いにくると思うので、鷹人と修羅場ったあとの菜乃花と会うパターンはありそうです。
      しかし再会時の「鷹人くんを好きになった」発言や今回の「ぜんぶ鷹人くんのものにして」発言を知ってる読者からすると、その数話後に菜乃花が隼太と良い雰囲気になるというのはちょっと気持ちが追いつかない・・・・・・。

      ナノカレのテーマ。
      個人的には「好きってどんな気持ち?」がテーマだと思っていたのですが、今の地獄すぎる状況はまさに「お前はどっちを選ぶんだよ!?」って感じですよね。
      ハラハラしすぎてしんどい・・・・・・本当に心が休まらない漫画です(´・ω・`)

      自己犠牲の精神から無償の愛で身を引くとなると、前回の隼太の言葉がそんな感じでしたね。
      やっぱり隼太になるのか、それともエゴイストだった鷹人が成長して菜乃花を幸せにできる男になるのか。本当に結末が読めません。

      隼太、再登場からずっと私の中では違和感があったりします。
      前回はすごく格好良いと思ったんですけど、私の知ってる2年前の隼太くんとは未だにうまく繋がらないんですよね。
      2年間菜乃花を放置して、菜乃花の近況を聞く前から「会うつもりはなかった」と言ったり、菜乃花が鷹人と付き合ったと聞いても大きなショックを受けてるようにはみえなかったり。
      ううむ、これを自己中と言われてみればそうなのか・・・・・・いまいち菜乃花への執着が見えてこないなぁとは思います。前回でみせた覚悟のせいかもしれませんが。
      隼太の心理描写が少ないためかもしれませんけど、私には今の彼がよくわからないです(・∀・;)

      鷹人が隼太に気圧されてるし色々と負けているので隼太エンドかなぁと思いつつ、当て馬感があると仰る気持ちもちょっとわかります。
      次回以降、隼太がどういう形で絡んでくるのか気になりますね!

      それと、拍手ありがとうございました!
      コメントも拝読しました〜。
      最終回まで毎回ブログに感想をアップする予定ですので、どうぞよろしくお願いします(^o^)

  2. みかこさん こんばんわ~!

    今号のナノカレ・・!! 
    ちょっと待って待って・・いっかい・・いっかい落ち着こう・・!!(動揺)って感じだったのですが・・!!
    ほんとに一旦落ち着いて菜乃花の手料理食べましょ・・
    (超同意です・・)さっきまでしあわせでしたよね・・? 
    鷹人さんいい感じに褒めてましたよね・・?

    菜乃花が、父帰るの遅いって言っていても(そんな意味じゃないよね・・上げて落とされるやつかなこれ・・?)とか思っていたのですがー!!(ある意味当たってたのかな・・?)
    いやでもこの展開は、、、 ほんと地雷・・。

    私は進んだとしても、ハグくらいなんじゃないかな・・と思うのですが、キスはどうなるでしょうかー・・ 
    もしもそれ以上のことになったら、私も、書かれていたような、拒否され展開を想定してしまうのですが・・(泣)
    (というか、自分からそう言ったとしても、菜乃花のその不安定さを察してあげてほしい・・(泣)見ていて何だかとても痛々しくて・・(´;ω;`))

    みかこさんの書かれていたように、今、苦しんでいる菜乃花のそばにいるのは鷹人なんだから、、っていうの、ほんと、そうですよね・・!! 包容力を試されているよ・・!!!

    この後の展開は、次回の鷹人の行動に委ねられているかと思うのですが・・!! どうなるのでしょうか・・。 

    1. トウさん、コメントありがとうございます。

      本当に、「いやいやいや落ち着いてー!!(悲鳴)」って感じでしたよね!!
      あんな状況になって、いったい菜乃花のめちゃくちゃ手間がかかってそうなごちそうはどうなってしまうのか。
      仕切り直して「いただきます!」とか言える雰囲気じゃないですよね・・・・・・鷹人の合格祝いだったのに・・・・・・どんまい・・・・・・

      菜乃花の「お父さん帰るの遅い」発言、私もどういう意味かとドキドキしちゃったんですけど、まさかの地獄へのお誘いでした。泣きたい。
      地雷すぎて怖いですよね。もうちょっと地雷は丁寧に隠していてほしいですよね。

      私も鷹人には菜乃花の不安定さを察して、優しくハグしてほしいです(期待したいけど信用できない)
      キスはまずいです。絶対にアウトです。菜乃花から誘ったのに菜乃花から拒否されて鷹人の心が死ぬとしか思えないです・・・・・・

      今回の菜乃花、あまりにも追い詰められてヤケになっていて可哀想だったので、鷹人には2年で鍛えたはずの彼氏力を見せてほしいです・・・!
      包容力とか鷹人もってたっけ・・・? って感じですけど、なんかこう、どっかから引っ張り出してほしいですよね!!

      本当にココからの行動で鷹人の命運が決まってしまう気がします。
      怖い! 次号が怖すぎです!!

    2. みかこさん

      お返事がこんなに早くあったとは知らなくて無視してしまってすみませんでした。さっきお返事の感想読みました。

      丁寧に、かつ、たくさんの考察&お返事、すっごく嬉しかったです!こんなに細かく内なる感想をシェアできる相手が居るのか!と、めちゃめちゃ興奮しました笑。ありがとうございます!実際に会って話したいです(はあはあ…。でも、会ったらそこまで熱こもってマンガの話を語れるかな…。文書って、すごいですね…)

      一節、一節、めっちゃ共感&声出して笑いました!うんうん、なるほど!とか、おお、そうか〜!とか、なるほど、面白いな!ほんと、それ!とか、私が書くと細かくなるので端折りましたが、イチイチ、コントみたく突っ込みたかったです。楽しめました。追加の感想、すっごく読み応えありました〜。

      みかこさんの情熱には参る…、とはいえ、私の感想などもめっちゃお褒めくださりありがとうございます!こちらこそ、光栄です。わーい。嬉しいです。

      みかこさんの、ナノカが今の方が鷹人の人間性を深く理解している、という話は確かにと思いました。そうであれば、鷹人の方が真の意味での好きということでは?なんて、私も鷹人派なので、ついこじつけますが、やや偏るのが好きではないので本気なら勝手な気持ちになるので、ナノカの意見は異なるかもしれませんけども。

      また、お互いに架空の人物像を頭の中で作り上げてそっくりな2人というのも、付き合っていたのですから事実そういうことは間違いなくあるはずなので(人間、同じところがあるから一緒に居たり、惹かれるという法則があるので)、その通りだ!と思いました。私も気がつかなかったですが、素晴らしい洞察力!すごいですね!心理学でも勉強しましたか?ってぐらい、見事だと思います〜。

      事実、隼太がすぐに居なくなり、美化した自分しか見せず、見たくない現実からの逃避として自分の存在を明らかにせずにアメリカに旅立ち、別れても今回急に大人として新しい自分を見せに帰って来たところも、やっぱりまだ彼は自分の可能性として「素敵な隼太」のみの側面しか見せたがらない、カッコつけないい部分しか認めないし、その時はナノカが人間の悪いところは汚いとして見た目より中身(の良い点。やや、鷹人との過去の経験から自分を肯定してくれる人っていう気持ちが強くて偏る)を見たいという状況にあったので、過去は、彼女の傾向が確かにそのようであったので確かに正しくそれにあった相応しい相手が居たのだな、と感じます。

      隼太は、私から見ると、できるなら良い気分だけを知りたいという善人ズラした臆病なズルイ人かな〜、と感じていたので、私が考えた通りになるのかわからないですが、その点が明るみになったら、ナノカレも、人の善悪をきっちり3人とも出してくれてスッゲーいい!と感動しますが、あと数回で他に展開できる尺があるのか、確かに微妙ですね。

      鷹人とは、暗い側面ばかりを見てナノカが鷹人を嫌いになった。ところが、隼太はまるで逆で太陽のような(ナノカにとっては)良い側面だけを見てお互いすごい惹かれた。でも、真実の恋は、お互いの本当の気持ちを全部知っても大好きでいる人で心地が良い人なのか、ですから、今は鷹人の方が裏も表も出て、勝ち目があるけど…。鷹人の場合は、表向きが悪で、裏側が愛でしたが、弱味=愛情を花畑でナノカに許されて、気持ちがうんと深く相手に知ってもらうことができましたが、まだこれ絡まるの?

      昔と違うのは、今のナノカは鷹人の裏と表を知り、そこにナノカが自分の気持ちの裏と表をしりながら、何に気がつくのか!という感じでしょうか。散々周りは、「あの頃の情熱的なナノカに戻って」って煽るから、何が戻るかなのかな…。

      私が隼太を一度見直したのは、バレーで自分が荒れた時に間違いに気がついてからの、きちんと間違いを認めて仲間に正面からぶつかっていった時で、あの時は見直しました。「あら、隼太が恥を認めて成長してる!」と上辺だけの男ではないところを発揮してくれましたが、その後はなかなか表向きのいい人ぶりっ子で、自分が忘れられたことを見ると余計怖くてナノカと向き合うのを避け、いなくなった都合の良い男でした(アメリカに行く事情は自分にはどうしようもできないっていう葛藤もあったと思いますが、正面からぶつかれないのは、隼太の臆病なところで無視されるのを見たくない弱さだからで、いなくなるのに好きな子を幸せにできないから、ということとも違う気がしました。それは、良い格好で戻って来て勝負しようとしてるところが、逆に実態としては過去の恥ずかしさを隠すためなので、なんだか正直さに欠けてそこについては実際はちょっとカッコ悪い、かなり恥ずかしいとか思ってくれたらとか感じますが、しょせん中三〜高二の若者に高すぎる自己防衛の対処なので漫画とはいえそんな要求は酷なんだけど〜)。

      長くなったけど、そんなわけで隼太が、今回やっと勝負できる男として戻って来た理由が「オレ、昔はカッコ悪かったジャン?で、今は取り戻すために格好良くなって、とりあえず?みたいな?やっぱ、迎えに来たわ」は、やや、調子よくねーか?とか考えるのは、私が鷹人よりだからだよね?汗。
      自己中に愛を振りかざしてるのは、なんかなー、鷹人もだけど、みんなそんな感じ?
      てことでー。今はみんなイーブン(平等)って感じなのが、ナノカレ特有の、素晴らしい展開。

      しかし、ナノカと隼太は昔、大恋愛したのだから、隼太の一途さがやっぱり良い!っていうのが中立なのだろうか。とりあえず、隼太に奪い返そうと虎視眈々と狙ってる雰囲気が微妙に悪意のある感じで感じ悪くてさすがにやっとそういう部分出して来たか、と嬉しく、見たかった表現をしてくれたのでそこは作者さんに一票でした。綺麗な感じだったら、ちょっとやだったかな。

      というところですいません。ものすごい長く…。更に、漫喫派のため、まだ81話が読めておりません…。なので、次のみかこさんの感想もまだ読めてないので、もうしばらくお待ちください。下手すると82話あたりで二話読んでからの書き込みになるかもしれませんが、また読んだ時はお返事させてください。

      またこちらも更なる長文ですみません。個人的に会って話したいです(きゃっ、告白〜(はーと))。楽しかったです。また読書感想楽しみにしてます。

  3. 毎回すいません、あと数回だと行けるかな、という流れとしては、やっぱ、隼太のことを思い出すナノカが戸惑い、困っているところを察知した鷹人が、「こんな日が来ると思っていたんだ。無理なことをして悪かった。ナノカを自由にするから」と、束縛を解放。→ナノカの自由意志を尊重し、そっと身を引く(愛する人を絶対に諦めない、という執着を手放す)。やっと鷹人は過去からの解放に有り難さを感じ、本気でナノカのことを幸せになってもらいたいと気がつく。そうしたら、ナノカが私も鷹人さんが本気で私を好きだと知り、そこから気がつきました、あなたが私が好きな人、なんて感じになんないかな?希望的、ファン的なこじつけ的な観測…。

    隼太はやっぱり奪いに来ましたが、今回は今更鷹人を好きになってしまったナノカの気持ちを奪うことなどができないのがわかり、「僕が手を離したのがいけなかった。遅かったのですね。あの時は向き合うのが怖かったんです…。あなたが嫌いになったはずの鷹人さんがあなたを幸せにしていることを想像してませんでした…。かなり、甘かったですが、ナノカが幸せなら今後も幸せを祈ります」とパーフェクトなことを望むかして、さよならを伝えに来た人に転落とか??

    かなり、困るのが、私が好きなのは隼太だったのに、ごめんなさい、と謝罪して隼太に甘えるかして許されることを選択したら、「気がつくのが遅かれ早かれ、私が好きなのが誰か早く思い出せなかったのが自分のためなんだから、だからと言って思い出したから更に怖くて謝るのは今後また贖罪に生きなきゃなんないキリスト教みてー」な展開です。すごい、嫌ですね。
    (キリスト教の人、ごめんなさい。気軽に罪になるので、ちょっとその傾向のあることをこのキリスト教患者、と言う私がいます。が!嫌いではないです。心から教会や賛美歌などのアート的美には共感しています)

    そんなわけで、続きも読まずに走ってますが読めたらなんだよ、そこか、と考えてもない展開、待ってます笑。予想が外れても当たっても困る、謎の私です…。

    1. なんにゃろさん、ご返信ありがとうございます!

      うふふ・・・ナノカレはつい熱く語りたくなってしまうマンガですよね!
      文章だからこそ考えを整理しつつ長々と語ってしまうのですが、誰かと実際に語りたくなる気持ちもわかります・・・!
      そしてまたも長文コメント返し、失礼します・・・!

      私もできるだけ中立的俯瞰的に読みたいとは思っているのですが、最近の展開のせいでどうしても鷹人エンドへの期待が大きくなって見方が偏ってしまうんですよね・・・
      ついつい「こういう風に読めるから鷹人を選ぶはず!」と、鷹人に都合の良い方向にこじつけたくなりますw
      読者もヒートアップさせるナノカレが怖い・・・!w

      心理学を勉強したりはしていませんが、お褒めいただいて今すごく照れてます///
      10巻で鷹人は「頭の中の私が好きな人」と決めつけて鷹人自身について考えるのをやめた菜乃花が、12巻では「鷹人くんてこんなだった?」と考えていたのが、とても気になっていて。
      確かに文化祭の頃の鷹人には菜乃花への願望混じりの先入観があったわけですが、彼が初期からどんどん変化しているのは明らかですよね(今2巻を読むと別人レベルw)
      だから10巻時点の菜乃花も別に鷹人をちゃんと知ろうとしていたわけじゃないんだな、と思ったんです。

      なんにゃろさんの隼太観は、なかなかに厳しく鋭くて新鮮です・・・!
      私は隼太自身は割と好きなんですけど、隼太の人間性については掘り下げてあまり考えたことなくて(鷹人と正反対の人、というレベルの認識)
      なので、なんにゃろさんの考察はとても勉強になります!

      でも、言われてみれば隼太はちょっと格好つけの側面はありそうです。
      彼は性格が大らかなので沸点高めですが、彼が怒るときっていうのはプライドを傷つけられたときですもんね(花畑や無理キスバレ)
      そして、その際にまず隼太が選択する行動は「逃げる」。
      プライドを守り、自分の恥を見ないように逃げる行動は、とても人間らしくて、その上でバレー部に戻った1部の展開は私も胸が熱くなりました・・・!
      まぁ、あのバレー頑張る展開は「そっち頑張るの?」とも思ったのですがw
      でも夢の菜乃花が「勝たなきゃ言えなかったの?」と突っ込んだり隼太自身が「勝てばいいとすり替えて〜」と気づいて悔やんだり、辛辣にその思い違いを知らしめるのがナノカレすごいな!!と衝撃を受けた展開でもありましたw

      一方で2部の隼太は・・・・・・どうなんでしょうね・・・・・・
      文化祭までは鷹人の影がチラチラしてることに不安がったり苛立っていたりして、それを文化祭で乗り越えたと思えたところでの記憶喪失。
      あそこで身を引いた隼太は優しいし大人だなとも思ったんですが、記憶のない菜乃花と向き合うことから逃げたように見えないことも否めません。
      というか、あの時点では「今は行きます」と涙ながらに宣言していたので「逃げ」だと思わなかったんです。
      でも帰国した隼太は2年間も菜乃花を放置したままだったり「会うつもりはなかった」とか再会してすぐに言い放ったり、大学進学もアメリカだったりして、「あれ・・・?やっぱり12巻は逃げてたの・・・?え・・・?」という感じで、私の中では隼太が謎の人になってしまいました。

      正直、そんな大人な態度よりも、「俺を思い出してください!」と菜乃花の記憶を取り戻そうと、見苦しくても足掻く姿が見たかったです・・・
      1部ラストの隼太はそんな感じだったのに・・・12巻も時間がないからこその戦略的撤退だと思ったのに・・・
      そんな斜に構えた感じだから格好つけに見えるんだぞって言ってやりたい・・・!

      記憶喪失以降の隼太の行動は隼太なりの美意識に沿ったものだと思うのですが、本当にそれを菜乃花が望んでいたのかなぁと疑問に思えてきました。そこがちょっと独善的かな、と。
      私なら「記憶をなくした彼女を苦しめたくないから」とサッと消えられるよりも、ダメ元で会いに来てくれた方が普通に嬉しいですけどね・・・

      なんにゃろさんの指摘されている「鷹人とは暗い側面ばかりをみて・・・・・・隼太はまるで逆で太陽のような・・・・・・」という点。
      Twitterで感想を漁っているときに見つけた、「菜乃花と隼太の関係は恋、菜乃花と鷹人の関係は愛」という個人的にしっくりくる表現を思い出しました。
      綺麗なもの(隼太)を一生懸命追い求める1部はまさに「恋」の物語だったけれど、鷹人の汚さを認め受け入れていく2部は「愛」の物語なのかもしれません。
      まぁ尺的にそういう形を表面化してくれるのかはわかりませんが、私はこの見解がストンと胸に落ちたんですよね。
      花畑で菜乃花が見せたのは、恋というよりも愛といわれるほうが納得できるかなって。

      なんにゃろさんの今後の展開予想、すごく楽しく拝読したのですが、まだ81話を読まれていないのですね・・・!
      ううう、ネタバレになりそうなので展開予想についてはコメントを控えますが、ちょっと81話を早く読んでいただきたくてソワソワしてしまいますww

      ぜひぜひ、コメントで感想をお聞かせください!めっちゃ反応が気になりますw
      楽しみにお待ちしていますね〜〜(*´∀`)

      1. アハーン、お返事ありがとうございます。ありがとう!ばっちり、81話に触れずに書いてくれて〜!楽しー!

        ちなみに、エニアグラムという性格分析ツールがあるのですが、このタイプでいうとおそらく、
        1) 鷹人→タイプ8
        2) 菜乃花→タイプ9
        3) 隼太→タイプ3

        です。私が最近まで付き合って居た人がタイプ8とか9が多く、私がタイプ8で、昔付き合ってた人がタイプ3です。また、タイプ3の人が周りにウヨウヨしているので、運命的にこの三角は大体巡り会う気がするので、この感じで良い筈です。これらのタイプは、人間の感じ方の傾向ですが、こう言った価値観からも彼らのどういう部分に強みがあり弱みがあるかというのが見えますので、その辺りでも私の感覚や経験と照らしながら整理がつきます。仕事柄、人間の両方を認めたい気持ちがあり、個性(二面性、光と陰の両方を合わせた感じ)について良く考えてましたが、どちらが良いかとかではなく、最も正直なことが愛であり、二つがあってこそ、誰も彼もが私も含め素敵なんだということを考えてます。

        ということで、私は隼太くんが良いとかは感じないけど、カナリ慈善家な人が好きならカッコよく見えると思います!私がそうなれば、彼のこともよく見えるかしら…。

        もし良かったらエニアグラムで調べると分かりますよ。私も考えてることがマチマチで、こうやって分類とか考えてるけど、仮にこうしたものを使わないでも、人の良さが分かるのであれば十分ではあると思います。が、参考までに。

        タイプ3の人は、成功を求めるタイプなので、自分の汚い場所には目が行くことがないのですが当たり前にリーダーとしての活躍ができるので、大らかに見えるかもしれませんけどプライドの尊守にかけてはカナリ頑張る筈ですから、見た目や言葉遣い、気配りはあるのですが、上辺ばかりに目が行くため、大変な時や肝心な時はなんかあると逃げてしまうと感じます。汚い部分にはなかなか目が向かない人です。

        菜乃花のタイプの人はほんわかして見えて黙ってるから大人しそうに見えて実はこの3人の中で一番頑固です。必ず意見を通します。力強い8が一番凄い強く見えて居ますが、言っても8とはまた別の意味でお強い方です。芯の強い感じもこのタイプであるので、うまく描いてると思います。ただ、言うようになってきた彼女の感じ方からして、ウィングとして8の傾向があります。ちなみに、作画のミヨシさんもタイプ8ですね。アクマとラブソングの主人公もタイプ8。鉄骨さんは存じませんが…。

        タイプ8は鷹人まんまです。奥手です。内側グラグラしてますが、キツくてとても厳しい人に見えて、強い愛があり、ものすごく優しいです。が、依存心も強く、諦めないです。ツンデレで、デレが我慢出来る鷹人は多分罪悪感なければデレってしてます。可哀想、鷹人…笑。自立したら、離れても平気だよ、自分への信頼がないため、愛されているかの不安で多分菜乃花を諦められないのですが、菜乃花のことを嫌いにならないで、愛のまま離れても平気だと気がつければ、それが無償の愛となって、本当に分かり合える人と結ばれますが、果たしてこれが菜乃花なのか?はわからないです。そこに菜乃花自身も、真実に目を向けているかが鍵で、無実の鷹人と(花畑等々で)分かり合えたのでしたら、もしかしたら隼太の存在(彼女が自分の分身として捉えて居た男性。彼女が彼の前では心から優しく居られるという光のイメージでしたが)があっても、もう架空の怖い鷹人は居ないのだから、正々堂々と強い菜乃花(本来の彼女)を出すこともできるようになった真性菜乃花が、新しい無償の愛を知った鷹人と二人でやり直すことができますね。わああ、感動じゃん!てか、それがいーな笑!エンド・神的ストーリー笑笑!

        1. エニアグラム!初めて知りました!!
          ググって診断してみたのですが、面白いですねこれ!
          しかもかなり当たってる気がして動揺しています(ちなみに私はタイプ6でした・・・不安に苛まれて決断力が鈍り、頼りになる人に依存しがち・・・やべぇ・・・わかる・・・)

          人間の光と影のどちらも認め、最も正直なことが愛・・・・・・なるほど。分かる気がします。
          光と影のどちらかしか持たない人間はいないし、どちらか一方が見えない関係は不完全(ニュアンスがちょっと違う気もしますが、うまい表現が思いつかないです・・・)なのかも。
          3巻で隼太が言った「いいとこも悪いとこも全部まるごと好きって思えたら 本当に「好き」って感じがしませんか」というセリフを思い出しました。
          光と影のどちらも認めて、その両方に誠実に向き合って受け入れることができたら愛。素敵です。

          なんにゃろさんの、菜乃花、鷹人、隼太のエニアグラム性格診断、とても面白いです〜!

          隼太の「汚い部分にはなかなか目が向かない人」っていうのは分かる気がします。
          そういう自分の汚さを強制的に気付かされて動揺して逃げたのが1部後半でしたもんね。
          あと、鷹人が12巻で自分は汚い男だって散々卑下しまくった後に、「(隼太)は俺のようにはできない」と零したのが今になって意味深に思えてきました・・・!
          記憶喪失で隼太が菜乃花に会いに行かなかったのは、鷹人のように汚くなるよりはプライドを守った、とも見れますしね。
          健介との別れのときに「鷹人のようなことを考えた自分が悔しくて許せない」と言っていますし。

          そして書きながら思ったのですが、やっぱり私は自分の汚さに自覚的な鷹人の方が大好き・・・!

          菜乃花が一番頑固ww
          分かりすぎて笑ってしまいましたww
          菜乃花が頑固なのって、優子たちとの付き合いや鷹人との関係を見てるとすごくよくわかります。
          なぜか隼太に対してはあまり頑固に思えないのですが、自分の悩みや苦しみを見せないという形で頑固さが発揮されているのかも?
          菜乃花の自己完結癖は頑固な性格も相まってなかなか重度ですしね。

          鷹人のタイプ8、すごくそのままですね・・・!
          なんにゃろさんの解説、思わずニヤニヤして読んでしまいましたw
          罪悪感がなければ鷹人はデレデレしてそう・・・確かに・・・!
          依存心が強くて諦めないっていうのもまさにそうですね。
          花畑回で「菜乃花が自分の元から去るのが怖い」「おいていかないでくれ」と考えていた鷹人は、ちょっと菜乃花への依存がひどいことになってるなーと思いましたもん。

          やり直し期間の鷹人は、菜乃花の欠けた記憶や隼太の存在、そして散々ボコボコにされた恋心のせいで、菜乃花からの好意を簡単に信じられなくなっていたように見えました。
          花畑で「好き」と言ってもらえても「夢なんじゃないか」とすぐに思ったり、帰国した隼太の存在に簡単に揺さぶられたりしていましたもんね。
          鷹人の隼太に対する劣等感は、「菜乃花は自分ではなく隼太を選ぶ」という不安のあらわれであり、同時に、「菜乃花に選ばれる自分」というものを信じていないということでもあるわけで。
          80話の冒頭で「もう俺の菜乃花なんだ」と考えていたのも、自分に必死に言い聞かせてるようにしか思えなくなってきた・・・・・・

          鷹人が本当の意味で成長するのは、菜乃花を愛したまま離れることなのかもしれませんね。
          でも文化祭で「俺の気持ちは俺ひとりで背負う」と覚悟したときに一度は似たような結論にたどり着いているわけで(あのときは片思いを背負う形なので今とは状況が違いますが)、これをもう一度繰り返すとも思えない。
          ということは、鷹人が愛のまま離れても平気だと気づいて自立達成+それでも菜乃花は鷹人を選ぶ、というゴールになるのではないかと・・・!(鷹人派の前のめりな希望)

          菜乃花はどこまで真実に目を向けることができるんでしょうね。
          私は今の菜乃花も菜乃花だと思っていますが、欠けた記憶がある以上は(マンガ的に)不完全な存在ですもんね。
          同時に、昔の菜乃花も意固地になって鷹人を全く見ようとしなかった不完全な存在。
          記憶が戻れば、両方の菜乃花の不完全な部分が埋まって、そこから新たな真実を見つけることができるのかもしれません。

          菜乃花が隼太を分身として捉えていた、というのはよくわかります。
          「隼太くんのような人になりたい」は初期の菜乃花の変化を促していた定番フレーズでしたしね。
          菜乃花が隼太に対してどこまでも優しくいれたのは、隼太が菜乃花に優しかったから。彼らは鏡のような関係だったのかもしれません。

          その優しさを、隼太ではなく鷹人にも向けることができるようになったのが記憶喪失後の菜乃花なわけで、その記憶が戻ったときに菜乃花と隼太が鏡のような関係でいられるのか・・・・・・

          隼太の優しさ以外の部分に菜乃花が目を向けることができるかどうか、私はちょっと気になっています。
          マネのように隼太の「酷さ」を菜乃花は気づいて指摘できるのかな?と。
          ここでも真実に目を向けられるのかどうかがポイントになるのかもしれませんね。

          無償の愛を知った鷹人と、真実に目を向けた完全体菜乃花が、今度こそ本当の意味でやり直してくれたら・・・!
          私もめちゃくちゃ感動すると思います!泣いちゃうんじゃないかな!!ww
          本当にそれがいーなー!!!

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