男装王女の波瀾なる輿入れ/朝前みちる


男装王女の波瀾なる輿入れ (ビーズログ文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2017年5月刊。
超ポジティブの脳筋男装王女と、彼女にペースを狂わされっぱなしのツンデレ皇太子のラブコメ第2弾。
今回は舞台を星王国から帝国に移して異文化交流するのだけど、内容的には前哨戦とのこと。
確かに伏線設置の回という印象で、ちょっと盛り上がりに欠けるかな?
いろいろと動き始めるらしい次巻に期待します。

☆あらすじ☆
男装王女、ますます天然発揮で敵国もメロメロ!? 勘違い輿入れ第2弾!
男装王女、ますます天然発揮で敵国の舅姑もみんなメロメロ──!? ……って、そんなことお兄ちゃんたちが許しません!! 勘違い輿入れラブコメ第2弾登場!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

遊学の名目で星王国に滞在していたアルトゥールが帰国することになり、彼とともに一緒に帝国に訪問することになったリュカリス。

 

というわけで今回の舞台はリュカリスにとってアウェーとなる帝国。
前巻は異文化交流という形で話がすすんだけれど、今回の目的は婚礼前の花嫁修行
これもまた一種の異文化交流ですね。
お作法の違いを一生懸命覚えるリュカリスの努力が微笑ましかったです。

 

新しい舞台に移ったことで新キャラも色々と登場したのだけど、なんだろう、星王国の人たちって本当にキャラ濃かったんだなぁ・・・って思ったり。
アルトゥールはよくあの中で二ヶ月を生き抜いたな(?)ってしみじみと彼の苦労を偲んでしまいましたw

 

帝国の新キャラもキャラが薄いってわけじゃないのだけど(弟のナイトなんて腹に一物も二物も抱えていそうだし)、それでも全体的に常識人。
星王国(特に王族。あ、侍女もだ)の非常識っぷりと落差が激しいんですよね。星王国とは・・・・・・。

 

まぁそんな感じで全く空気の違う帝国にあって、いつも通りにマイペース能天気なのが主人公・リュカリス。
天然の人タラシっぷりも平常運転。
ついでに騎士と王女の別人疑惑がここでも天丼。もう少し誤解が加速してからバラしたら良かったのにw

 

リュカリスとアルトゥールの関係については一進一退ののんびりペースって感じでしょうか。
「バカわいい」を理解してしまったツンデレ青年の嘆きが面白かったです。なんかもう色々と手遅れって感じですね!

 

さて、今回は帝国の礼儀作法を習いながら、アルトゥールの両親である皇帝夫妻と仲良くなろうと奮闘する話だったけれど、終わってみれば伏線設置の回という印象。
アルトゥールにかけられた呪いなどの謎が残されまま次回に続いてしまったので、ちょっと不完全燃焼な読後感でした。

まぁでも3巻を出してくれるなら問題ないです。期待しています!

 

余談。
リュカリス推し同担拒否過激派の兄ゼノンは名前だけ威圧的に出てきたのに、結局登場しなかったなーと思ったら電子版限定SSで登場して笑ってしまいましたw
本編じゃなくていいのか??
なかなか面倒くさそうにこじらせたシスコンなので、彼が本編に登場してアルトゥールと絡むのが楽しみです。

 

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