覇剣の皇姫アルティーナ12/むらさきゆきや


覇剣の皇姫アルティーナXII (ファミ通文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2017年4月刊。
う、薄い・・・!
話自体は面白いんだけど、あまりにも遅々とした進行具合が物足りなく感じてしまいました
いくらシリーズものでも、1冊の小説なんだから本編で山場を設けてほしい・・・・・・。

☆あらすじ☆
ラトレイユにより謀殺されたと思われていたレジスだったが、帝都に戻り、政治面で暗躍していた。同時にアルティーナが軍を率いて帝都に現れる。緊迫した状況を招きつつ、ついに再会するレジスとアルティーナ――だが、無事を喜ぶ暇もなく、新皇帝の即位を目にすることに。そして、ラトレイユは近隣諸国へ宣戦を布告し、アルティーナたちは劣勢の続く南方戦線へと派兵されることに! 覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第十二弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ようやくレジスとアルティーナが再会!
この時を待っていた!
涙なくして読めない感動の再会、というほどではなく、ちょっと間が抜けた感じなのがこの二人らしくて和みますw

 

レジス戦死の報やアルティーナの出兵などのゴタゴタもなんとか穏便に済んでよかった。
さすがにレジスは頼もしいですね。

 

そしてついにラトレイユが即位。
これでアルティーナの継承権が消滅することになるのだけど、

ラトレイユが即位したことで、アルティーナは皇位継承権を失った。極めて特殊な例外を除き、それがベルガリア帝国の慣わしだ。

という部分をみると、これから「極めて特殊な例外」が起こるとも考えられそう?
先帝弑逆の爆弾は今のところ不発のまま残っているわけですし。

 

ただ、今のベルガリア帝国が内紛でゴタゴタするわけにもいかないからアルティーナがもう少し成長するまではラトレイユを帝位につけたままかもしれないですよね。
アルティーナが元帥の地位を手に入れたことは、若くして帝位につくための実績作りになるのかもなぁとか予想。

レジスはまだアルティーナを帝位につけることを諦めていなさそうだし、今後の動きに注目です。

 

まぁそれはさておき、次からは元帥として軍部を掌握していく話になるのかな?
南部戦線の支援に向かうようだし、ラストで現れたエレアノールのヘルプも意味深。
次の戦いも楽しみです。

 

時系列が一瞬わからなかったのだけど、本編より前の話なんですね(本編は851年8月、外伝は851年7月)
レジスにライバル意識を燃やしているジェロームの奮闘を描いた外伝。
外道かよ!と唸った男女平等パンチからのブートキャンプは面白かったです。
でもこの分量の外伝を入れるなら本編がもっとほしかったなぁとも思ったり。

 

分量的な物足りなさがあったけれど、そのへんは次巻に期待します。

 

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