【雑記】ナノカレメモ:菜乃花は誰を選ぶのか


『菜の花の彼―ナノカノカレ―』本誌掲載77話(コミックス13巻収録分)までのネタバレ込みでの結末予想。
かなり個人的希望(鷹人派)のバイアスがかかった妄想なので注意。

 

※以下は、「鷹人エンドにしないなら、なんで鷹人に好きって言ったの!」というぬか喜びへの悲しみに苛まれた鷹人派のお遊び妄想です。かなり無茶苦茶言ってます。本当にご注意ください。ちなみに本音では隼太エンドだろうなぁーと思ってる。

 

とてもメタ的に考えると、割と鷹人エンドの可能性はあるんじゃないかって気がしてくる。

 

隼太エンドにする場合、菜乃花に「鷹人くんが好き」と言わせた意味がわからないんだよね。

 

泥沼恋愛劇を盛り上げるにあたり「菜乃花が隼太も鷹人も好きになって苦悩する」という展開は面白いかもしれないけれど、いざ隼太エンドへゴールした後に振り返ったら「これって菜乃花の恋に泥をぬる必要あった?」と思えてしまうんじゃないかな。メタすぎる発想だけど。

 

そんなことしなくても今まで通りに当て馬の鷹人が最後の悪あがきでクライマックスを盛り上げてくれたはずだし、別に菜乃花の心を鷹人に与える必要はなかった。
結末をわからなくさせるにしても、菜乃花に「好き」とまで言わせる必要が果たしてあったのかどうか。

 

普通、恋愛劇における記憶喪失展開って「今の恋人が唯一無二の運命の相手である」という説得力の補強に使われるものだと思う。
忘れても何度でも恋をする・・・みたいな。その方がいかにも少女漫画的でロマンチックだし。

でも菜乃花は恋人ではない別の男に恋してしまった。

ぶっちゃけた話、この時点で「菜乃花の運命の相手は隼太じゃなくても良かった」ということにならないか。極論すぎる?

 

ナノカレの場合、菜乃花の記憶喪失は鷹人にやり直しのチャンスを与えることで未練を解消させる意味あいもあったはずだけど、主人公の恋に泥をぬることは当て馬の未練を解消させることの必要条件じゃない。

 

「2年のチャンスをもらい昔よりは仲良くなったけれど、結局は菜乃花に好きになってもらえなかった」というオチの方が鷹人(派)もすっぱり諦められただろうし(一度は好きになってもらえたのに改めて振られる方が無駄にきつい)、隼太エンドの結末としても収まりが良かったんじゃないかと思う。

 

クライマックスで隼太を揺さぶるだけなら「2年間彼氏彼女として付き合っていた」という事実だけで十分だったはず。そこからすれ違う話でも面白かったと思うんだよ。
1部と似たような展開になるけれど、少なくとも今回は誤解じゃないわけだし、鷹人は「今彼」としての立場を大いに悪用したことだろう。

その上で鷹人との関係はプラトニックなもので菜乃花の心は結果的に隼太から動かなかった、という方が物語的な後味は断然良かったのではないかと私は思う。特に少女漫画としては。

76話を読んだ直後は鷹人が身を引いて隼太エンドにするのが穏便かとも思ったけれど、それって菜乃花が隼太以外に恋した事実への救済にならないんだよね。

 

それなのになぜ菜乃花に鷹人を好きだと言わせたのか?
しかも心中未遂を知ってなお揺るがないほどの気持ちを。

 

考えると心がざわざわソワソワしてくるんだけど、いやマジで鷹人エンドきちゃうんじゃないですかねぇ・・・・・・。

 

ただ、素直に鷹人エンドを期待するには鷹人の過去の所業があるために微妙すぎる。
そもそも菜乃花を振り向かせたのは鷹人の卑怯な行動が生んだ結果なわけだし、そんな悪役然とした男が選ばれたとすると「菜乃花と隼太の懸命な恋を描いた1部はなんだったの?」となるわけで。

 

でも心中未遂の件みたいに(あれで許されたとみることに賛否両論はあるだろうけれど)、鷹人のダーティーな部分はこれから徹底的に禊を行えばどうにかなるんじゃないか・・・・・・とか・・・・・・ううむ、分からないけれど、難しそうだけど、ありえなくもないような・・・・・・

 

あーーーーーっっ、やっぱりわからーーーーーーん!!!!!

 

隼太エンドにするなら、隼太に一途だったはずの菜乃花の恋が二つに割れちゃった事実をどうにかしないと少女漫画的にスッキリしない。
鷹人エンドにするなら、あれだけ愛し合っていた隼太を選ばない理由が念入りに慎重に描かれないかぎり、やはり少女漫画的にスッキリしない。

 

こんなのハードルが高いってレベルじゃない!!!!!

 

大丈夫かなぁ。ほんとにこの先にカタルシスが待ってるんだろうか。

 

冒頭でメタ的に鷹人エンドがくるんじゃないかと予想したのは、「恋人以外の男を好きになった上で元サヤに戻ってくる」という隼太エンドよりは、鷹人の禊を徹底的に済ませた上で「今はもう鷹人を好きになってしまった」という鷹人エンドの方がまだ分かる気がしたからなんだよね。
あれだけ隼太を好きだった菜乃花の心変わりを描くのなら、この変化球にも意味があったと思えるし。

 

むしろ「二つの好きを比べた結果、隼太くんの方が好きでした!」という結論に持っていくだけなら過剰すぎる変化球だと思う。
そんな展開にしなくても菜乃花の隼太への想いの強さは十分描かれてきたのに、あえて菜乃花の想いを歪めた上で出す必要のある結論かな?
ていうか、そんな結論を出すために鷹人を一度天国に連れて行って地獄に叩き落すとか、私の心が死ぬんですけど。

 

・・・・・・まぁ、ここまで書いたことがバイアスかかった希望的観測なのもわかってる。

一度は好きになった鷹人ではなく隼太を選べば、菜乃花にとって「隼太が誰よりも好き」という想いの強さの補強にはなる。
個人的には男の比較という行為自体が微妙な気持ちになるのだけど、菜乃花は以前から無意識に隼太と鷹人を比べる子だったから(しかもそれが隼太にバレてるってよく考えたらひどいな)、ある意味物語の集大成といえるのかもしれない。
また、隼太が「鷹人に恋した菜乃花」も受け入れることで器の大きさをみせ、二人の絆の強さを見せる的な話にする可能性も十分ある。その場合、隼太が都合の良い男にみえないか心配だけど、鷹人に対する根強い劣等感を振り払う上でも良い展開だと思う。

 

ここまでの予想はあくまでも「記憶を取り戻した菜乃花が二つの恋の間で揺れる」という前提にあるので、菜乃花が悩まないなら意味のない仮定話ではある。
「忘れてた間のことはノーカンで!」とばかりに隼太を選ぶかもしれないし。
でもそれはそれで衝撃だし、やっぱり「じゃあなんで菜乃花に鷹人を好きって言わせたの?」というメタ的なモヤモヤが残るんだよなぁ・・・・・・。

 

菜乃花が記憶喪失期間の記憶を失うってパターンも考えたけど(これもまたお約束)、大学受験を含めた高校の2年間が消えるってヤバすぎるからそれはないと思うんだよね。
まさか記憶は残るけれど「鷹人への恋」だけが消えるというミラクルが起きるのか!?

 

それか、やや無理やりだけど、菜乃花が鷹人に告げた「好き」が恋愛感情じゃなかった可能性もありうる?
72話で菜乃花は「好きってどんな気持ち」か理解できていなかった。
その後一気に菜乃花視点が消えたので、菜乃花が何を考えているのか読者には見えなくなってしまった。
だから「鷹人くんが好き」とはいったものの、別に恋じゃなかったというオチもありうる・・・・・・・・・いやでも77話の「手なんだ?」発言でその可能性はだいぶ低くなるか。
恋愛感情じゃない「好き」な相手からキスしてほしいと思う高3女子とか、流石にないよなー。

 

あと、Twitterのフォロワーさんは誰も選ばないエンドを予想していらしたけど、それはちょっと嫌すぎない?
ああでも、もし隼太エンドにするなら、とりあえずどちらも選ばずに一旦時間をおいて「菜乃花が鷹人に恋したこと」のほとぼりをさませて再会というパターンもありうるか(鷹人エンドなら時間を置く必要がない。鷹人は「隼太を好きな菜乃花」を折込済みだから)
うーん・・・・・・それもやっぱり「菜乃花の恋に泥をぬる必要があった?」と思いそうだけど。

 

考えても考えても地獄。もうほんと続きを読むのが怖い!

 

 

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