異世界拷問姫3/綾里けいし


異世界拷問姫3 (MF文庫J)
異世界拷問姫3 (MF文庫J)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年2月刊。
死と同時に異世界召喚された少年と、断罪されるために悪魔を滅ぼす拷問姫の戦いを描く異世界ファンタジー第3巻。
毎巻ダイナミックな戦いが繰り広げられるシリーズですが、今回もまたすごく盛り上がっています。てっきり最終巻かと思った・・・・・・違うのか・・・!

☆あらすじ☆
「余の悪夢も、もう終わりだな」破滅に向かう反英雄譚、第三弾!
『皇帝』ヴラドの旧友・『大王』フィオーレを撃破するも、代償は大きかった。ヒナの離脱、櫂人の『皇帝』との契約、そして――王都への襲撃。櫂人とエリザベートは激戦の王都に向かうこととなるが……?

以下、ネタバレありの感想です。

 

ヒナが修復のために眠り続けるなか、『大王』の置き土産である残りの悪魔たちに襲撃された王都へと向かうことになったカイトとエリザベート。

 

この戦いが終わればエリザベートの戦いが全て完了し、それはすなわちエリザベートの処刑が行われることを意味する。
そのため、最終決戦への緊張感以上に、終焉への悲壮感がどんどん高まっていくように感じられました。
激戦の合間に、エリザベートの不器用な優しさだったり、カイトとエリザベートの安らいだ雰囲気を感じたりするものだから、余計に「なぜ戦いが終わったらエリザベートは死ななければならないのか?」という想いが強まっていくんですよね・・・・・・。

 

かといって、ここで罪が許されて生き延びることをエリザベートが望んでいるのかなぁ。とっくの昔に覚悟を決めているようなのに・・・・・・とか思ってたらラストの本音吐露で泣くかと思った・・・・・・!

 

あああ、切ない!!!

 

そんな彼女を「尊い」というカイトの言葉も切ない。
この主従が幸せに城で暮らす日々はもう取り戻せないのかなぁ、と願っていただけに、ラストのカイトの一芝居に救われた気持ちになりました。でも、え、これ、どうなるの??

 

このまま敵対するんです?
それとも、こっそりとまた面白おかしいお城生活が戻ってくるんです??

 

どっちなんだろう。エリザベートの生が繋がったのは嬉しくてたまらないから、もし敵対するのならカイトには全力で逃げ続けてほしいですね(でもその場合はもう仲良く過ごす時間は取り戻せないのかな・・・)

 

仮にカイトが逃げ続ける話が始まるのだとしたら、カイト&ヒナの愛の逃避行みたいになってヒナがひたすら幸せな日々が始まるのかもしれないw
途中のバカップルバンザイな再会シーンはテンションあがったしヒナのフルスロットルな感じは癒やしだったので、それはそれで面白いかもなぁ。いやいや、やっぱり3人一緒にいてほしい・・・・・・

 

とにかく続きが早く読みたいです。4巻も期待!

 

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