鍵屋甘味処改5 野良猫少女の卒業/梨沙


鍵屋甘味処改 5 野良猫少女の卒業 (集英社オレンジ文庫)
鍵屋甘味処改 5 野良猫少女の卒業 (集英社オレンジ文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年1月刊。
子猫のような女子高生と愛想のない鍵師の鍵屋物語完結巻。
色んな人間関係にきっちり決着がつく良い最終巻でした。

☆あらすじ☆
テストに文化祭、修学旅行と高校生らしい行事を終え、鍵屋へ顔を出したこずえ。祐雨子との関係は気になるものの、ひさびさに淀川と会えてうれしい。和菓子屋から来た客へお茶を出し、時々は淀川の助手として駆り出される―平凡な日々が続くかと思いきや、淀川の元カノが現れる。過去に苦しむ淀川、そして、そんな彼を見守るこずえは…?人気シリーズ、完結!

以下、ネタバレありの感想です。

 

シリーズ最終巻ということで、あちらこちらでこじれていた人間関係をひとつずつ整理。

淀川さんの元カノが襲来したり、祐雨子と淀川さんの曖昧だった関係に決着がついたり、断絶していた淀川父子の関係が修復したり。

シリーズの中で気になっていたことが一気に解決していく様子に、完結の空気を感じてちょっと寂しくなってしまいましたw

 

まぁでも、どれも綺麗にケジメがついて良かった。
特に祐雨子さんのポジションは曖昧なままスルーされるかもって気持ちがあったから、はっきりした答えを出してくれて安心しました。ここからは弟くんのターンだ!

 

淀川さんの元カノについては、かなり初期の段階から存在は語られていた恐怖の象徴だったわけだけど、まぁ、うん、予想通りのメンヘラぁ・・・・・・。
あの猛アタックはもはや営業妨害じゃないのかなぁ。淀川さん、毎度思うけど律儀すぎる。
結局、マリッジブルーな修羅場に巻き込まれただけでなんか良い話っぽくおわったけれど、いやいや、あれは婚約者はこれからも大変な目にあうでしょ?正直、お祝いよりも同情を感じずにはいられませんでした。

 

そんな昔の女はさておき、こずえと淀川さんの関係については最後の最後まで焦れったい距離感をキープ。最終巻もずーっとやきもきしてましたw
まぁ女子高生だからね。下手なことできないよね。
1年こんな宙ぶらりんだったんかい!っていうエピローグは思わず突っ込んでしまったけれどw
それでもハッピーエンドに落ち着いて満足しました。
この後の甘々な雰囲気を読みたかったなぁ。そこは妄想するしかないのかぁ。

 

楽しいシリーズでした。
梨沙さんの次回作も期待しています!

 

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