竜騎士のお気に入り 侍女はただいま兼務中/織川あさぎ


竜騎士のお気に入り 侍女はただいま兼務中 (一迅社文庫アイリス)
竜騎士のお気に入り 侍女はただいま兼務中 (一迅社文庫アイリス)

評価:★★★☆☆
2017年1月刊。
竜大好き侍女が最強竜騎士の恋人を演じるラブファンタジー。
王道ベタ甘なストーリーです。適度に緩急ついた展開は読みやすく、ラブコメも軽く楽しめる作品だと思います。
そもそも竜と竜騎士っていう設定が中二心をくすぐって楽しいw

☆あらすじ☆
「私を、助けてくれないか?」
16歳の誕生日を機に、城外で働くことを決めた王城の侍女見習いメリッサ。それは後々、正式な王城の侍女になって、憧れの竜騎士隊長ヒューバードと大好きな竜達の傍で働くためだった。ところが突然、隊長が退役すると知ってしまって!?目標を失ったメリッサは、困惑していたけれど、ある日、隊長から意外なお願いをされて―。竜の集まる辺境伯領の領主になった隊長のお役に立つのなら、竜達の接待と恋人役、お引き受けいたします!
堅物騎士と竜好き侍女のラブファンタジー。

以下、ネタバレありの感想です。

 

全ての竜に気に入られていて、自らも竜が大好きな王宮勤めの少女・メリッサ
新たな勤め先を探していたところ、叙爵して退役する竜騎士隊隊長ヒューバートに雇われることになるが、とある事情により彼の恋人役も兼任することになり・・・・・・という感じで物語がスタート。

 

竜騎士のメッカのはずが何故か竜が寄ってこないというトラブルや、亡兄の婚約者でありながら竜に嫌われている令嬢の存在などの気がかりな点をミステリ風味に描きつつ、メリッサが竜たちと戯れたり、兄のように憧れていたヒューバートに異性を感じてドキドキしたりもする本作。
主人公であるメリッサの個性が弱いのがやや気になったものの、基本的にはベタ甘の王道ストーリーを楽しめる作品だったと思います。

 

途中でメリッサ誘拐事件などのハラハラする展開はあるけれど、それも良い刺激になって進展していくメリッサとヒューバードの恋。
10才の年の差があるヒューバートがメリッサにどんな感情を抱いているのかは割と最初からバレバレなのだけど(牽制しまくってるもんなー)、それにしても「白の女王をみていればすぐにわかる」っていうのには笑ったw
そっかー。竜と人の好みは一緒って言ってましたもんね。だから他の竜騎士隊の人たちにもバレバレだったのかー。ちょっと恥ずかしいですねw
あと「メリッサ。うちの子になろうか」はちょっとプロポーズとしておかしくない?なぜかやたらとツボにはまってしまいましたw

 

そういえば、ヒューバートが序列2位の竜のパートナーという設定を聞いてすぐに「はっ!これは主人公が序列1位になっちゃうパターン!!」とか予想していたのに見事にハズレてしまいました。メリッサが青の背中に乗ったときにはそのまま絆を結んじゃうのかな?って思ったのになぁ。女性は竜騎士になれないのかな。
青竜のパートナーはこれから探すんですね。どんな人になるのかな。

 

竜騎士と竜の関係性は好みの設定だったので、スピンオフ的に今度は青竜とそのパートナーの話で続いても嬉しいかも。
メリッサの物語自体はハッピーエンドですが、もしシリーズが続くなら是非読みたいです。

 

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