落第騎士の英雄譚11/海空りく


落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)11 (GA文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年1月刊。
新章・ヴァーミリオン皇国編が本格的に始動。
前巻は序章的なコメディムードだったのに対し、今回は絶望感あふれる急展開に次ぐ急展開。
ハラハラしながら一気読みでした。面白かったけど、これは続きが気になる・・・!

☆あらすじ☆
「守ってみせるわ。誰一人傷つけさせたりしないんだから!」
紆余曲折を経つつもステラの故郷ヴァーミリオン皇国の人々に受け入れられた一輝は、隣国クレーデルラントとの『代表戦』選抜として準備を進めていた。そんな中、クレーデルラント側からの招待により、一輝はステラやその姉ルナとともに隣国へと向かうことになる。そこで待っていたのは国をあげての盛大な歓待。だが背後ではステラに異常な執着を示す≪傀儡王≫オル=ゴールの、想像を絶する悪意が蠢動し始めていた。
すべての人々を救うため、一輝とステラ二人の極限を超える戦いが始まる!

以下、ネタバレありの感想です。

 

まだステラパパが駄々こねてる(´・ω・`) から始まる第11巻。
前巻のノリを引きずったコメディムードで開幕したにもかかわらず、クレーデルラント訪問からの急転直下な展開に目を奪われてしまいました。

 

ついに一輝たちの前に姿を現した傀儡王オル=ゴール。
クレーデルラントとヴァーミリオンの穏やかな友好を描いたあとでの残虐な破壊行為に絶句しつつも、物語がギアを上げてきた感じにワクワク。
ハラハラが止まらない展開の連続に一気読みでした。すごく楽しかった〜。

 

ハンデありまくりの一輝のステータスが、ルール無用の実戦でどこまで通用するのかと思っていたけれど、予想以上に苦戦していたのにも驚きました。
それでも屈することなく力を尽くす一輝は格好良かったけれど、彼はこの先を乗り切れるのかなぁとやや不安に。

 

新章からの敵もなかなか強そうな感じ。
ただ、強さ的にはオル=ゴールよりもナジームの方がやばそうなんですよね。オル=ゴールはその残酷さが怖いけれど。
ルールもフェアプレイの精神もない「子ども」が引き起こした「戦争」で、一輝やステラが万全に活躍することの難しさ。その緊迫感が面白かったです。

 

一方、そんな「戦争」で意外にも株を上げたステラパパ。
「ヴァーミリオンは理屈よりも仁義を通す!」に不覚にも胸が熱くなってしまいました。やだ、パパ、男前・・・・・・!
ヴァーミリオン、ほんと良い国だなぁ。一輝はもう婿入りしてこっちに住めばいいのでは。

 

しかしカラー口絵で登場したから期待したのに珠雫の出番はなしかー・・・。寂しい。
敵がどんどん強くなっているけれど、七星剣舞祭のときよりも能力の使い方に幅がでてきたから珠雫とかすごく役に立ちそうな気がするんですよねぇ。再登場が待ち遠しいです。

 

なにはともあれ、12巻はあまり間を開けずに出して欲しいものです。
なんといっても最後がアレだったので。
まぁこれで一輝が活躍しやすくなったわけだけど、生まれた勝ち目を放棄したようなものだし、ルナアイズの真意が気になるところ。

続きがとても待ち遠しいです。

 

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