うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。5/CHIROLU


うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。5 (HJ NOVELS)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年11月刊。
いよいよタイトル回収に入った(元)父娘のアットホームファンタジー第5弾。
魔王討伐のあっさり具合に肩すかしを感じつつ、デイルとラティナのラブコメで全てを許しました。ラティナ尊い。

☆あらすじ☆
遂に長年の恋心が実を結び、デイルとの婚約を果たしたラティナ。しかし、その直後にラティナは『八の魔王』としての自分に課せられた、逃れられない宿命を知ってしまう。自分の所為で大切な人を傷つけられたくない――その一心からラティナが自らを犠牲にする選択をしたことにより、デイルもまた、大きな決断を下す。「取り戻す。絶対に」すべては消えてしまった愛するたったひとりの少女の為に。今ここに、元保護者による七人の魔王殲滅の旅路が幕を開ける!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

『八の魔王』として目覚めたことで、他の魔王から危険視される存在となったラティナ。
厄災の魔王からデイルや親しい人たちを守るためにラティナは自らを犠牲とする決断をして・・・・・・という第5巻。

 

いやいやデイルにくらい相談しようよ!勇者だろ!!って思ったけれど、そういえばラティナはデイルが勇者だって知らないんでしたっけ。なんという会話不足・・・・・・!

 

それはさておき、ラティナが封印されてしまったことで、いよいよ物語がタイトルを回収して勇者デイルによる魔王討伐のターンに入ったわけです。
しかし魔王討伐といっても魔王は7人もいるわけで、これは1冊じゃ話が終わらんだろうなぁ・・・・・・と思ってたのに終わった
ブチ切れデイルがサクサクと魔王を討伐していくんですが・・・・・・めっちゃダイジェスト・・・・・。
勇者に魔族の体を与えたせいで、魔王相手でもオーバーキルなんだけど。どうしよう。むしろ何人かは逆に魔王に同情してしまうレベルだったんですが。どっちが魔王か分かんない・・・・・・!

 

本編でも言われていたけれど、「八の魔王」が他の魔王にとって天敵なのはどうみてもデイルのせいですよね。卵と鶏的な話になりそうだけど。デイルこわい。

 

あれだけ恐ろしげに語られていた「二の魔王」にしても、討伐の段に入ったらあっさり倒せちゃってるしなぁ。ほんと、ただの虐殺劇だった。
「六の魔王」戦みたいなのを想像してたんだけどなぁ。まともに対等に戦ってたのはそこだけだったなぁ。デイルこわい。

 

一方的すぎて憂鬱な気分になるデイルの復讐旅でしたが(せめてもう少し魔王たちが悪役然としていれば気が楽だったのに)、全てはラティナを取り戻すため。
ラティナと再会できたデイルをみて、ようやく緊張感がほどけて一息つけるようになりました。やっぱりこのシリーズは終盤みたいなホワホワした感じが合ってる。
それに中盤までの虐殺劇で枯渇した糖分を3倍にして取り戻す勢いで甘々でしたしね。ベタ甘に癒やされた〜!

しかし再会後のデイルの残念っぷりは本当にすごかったなぁ。虐殺勇者と同一人物とは思えない。
世界平和のためにもデイルにはこのままでいてほしいものです。

 

そういえば、魔王の中で唯一生き残った「一の魔王」フリソス
なにやら元彼っぽい雰囲気で登場した黄金の魔王ですが、私はてっきり兄だと思ってたんですよねぇ。ちがった。もっと世界が平和になる新キャラでした。

 

さて、タイトルも回収したし、無事にラティナとデイルが元サヤに戻ったし、もしかして物語はここで終わりなのでしょうか?
でもあとがきにそれっぽいことは書いてなかったから続くのかな?
とりあえず次巻を待ちたいと思います。

 

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