レディローズは平民になりたい/こおりあめ


レディローズは平民になりたい (角川ビーンズ文庫)
レディローズは平民になりたい (角川ビーンズ文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

評価:★★★☆☆
2017年1月刊。
乙女ゲームのヒロインに転生したものの、望み通りにバッドエンドを迎えた元・公爵令嬢の物語。
うーん、かなり中途半端なところで終わっているので、この1冊だと評価が難しい。
キャラの背景にあるものが見えてこないこともあって、物語の方向性がわかりにくく(貴族は嫌だ平民になりたい!ってのは分かるけど)、やや迷走気味に感じました。
ポテンシャルはありそうなので、次巻に期待しています。

☆あらすじ☆
転生して目指せ“平民エンド”!? 完璧令嬢のお妃ルート脱出ストーリー!
前世でプレイしていた乙女ゲーム「救国のレディローズ」そのままの世界に転生した私・フェリシア。お妃様になる未来を全力で回避……のはずが王子のお兄様やら義弟やら、攻略プレイヤー達から次々邪魔が入り!?

以下、ネタバレありの感想です。

 

乙女ゲームの世界にゲームヒロインとして転生したものの、俺様キャラの婚約者ルートをゴールして王妃になるのは嫌だ!とバッドエンドを目指す主人公・フェリシア
悪役令嬢の意地悪を全て笑顔で受け入れ、まんまと婚約破棄からの平民没落を果たしたフェリシアは、意気揚々と平民ライフを謳歌することになるのです。

 

しかし、そんな彼女の前に現れるのはゲームの攻略プレイヤーたち。
ゲームのシナリオは終わったはずなのにどういうこと?と混乱するフェリシアは、果たして無事に平民エンドを全うできるのかーーというのが本作のストーリー。

 

このフェリシアの「平民エンドを迎えたい」という願いは分かるんだけど、物語の方向性は分からない。
運命と戦う的な話がよく出てくるけど、彼女の運命ってなに?何と戦ってるの?って思ってしまうんです。
仮に「貴族に戻ってしまう運命」だとしても、別に誰もフェリシアを貴族に戻そうと具体的に動いているわけじゃないんだよなぁ。だから、一人勝手に先走ってないか?と疑問をもってしまうんですよね。

 

未だ明らかになっていない前世のトラウマが、フェリシアの焦躁を煽っているようにも見えるから、そのへんが掘り下げられてくると色々と納得できるのかも?
ちょっとこの巻だけじゃなんともいえません。

 

元がWEB小説だから仕方ないのだけど、書籍として読むにはいまいち物足りない内容でした。
話のテンポは悪くないのに、伏線が意味深のまま放置でモヤモヤするんですよね。
2巻と合わせて読むとだいぶ印象が変わるのかもしれないけれど。

 

うーん、とりあえず2巻に期待します。
もっとラブコメがほしいな!

 

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