インフィニット・デンドログラム2 不死の獣たち/海道左近


<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 2.不死の獣たち (HJ文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2017年1月刊。
VRMMORPGモノの王道的ファンタジー第2弾。
順調に世界観を広げている様子で、さらに面白くなってきました。
主人公と相棒ヒロインの絆がとっても好みです。

☆あらすじ☆
決闘都市ギデオンへと辿り着いたレイは、手に入れた特典防具の性能実験をしたり、ガチャを引いたりしながら自らの能力向上に努めていた。そんな中彼は、ギデオン周辺で最近子供を攫う非道な組織『ゴゥズメイズ山賊団』がはびこっていることを知る。偶然知り合ったプレイヤー・ユーゴー、キューコと共に、子供の救出と山賊団の討伐へと向かうレイ。そこにはまたしてもイレギュラーな事態が待ち受けていて――!! 超人気VRMMOファンタジー、待望の第2巻!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

今回は、レイが残酷な残酷な誘拐殺人集団「ゴゥズメイズ山賊団」に挑むというストーリー。

 

子どもが犠牲になるかなり血生臭い話で、「これがゲームのイベントなのか・・・」と、舞台設定を思うと少し引いてしまうレベルでした。
ゲームに感情移入しすぎる的なレイの性格の話が出ていたけれど、なんか描写が血生臭すぎてほんとうにシナリオなの?って疑問が拭えない。
でも「この世界が実は異世界でした」オチはあっさり否定されてたような気もするし、運営が悪趣味なだけなのか・・・・・・?

 

相変わらずゲームなのかリアルなのか良く分からない世界観のなか、自分の感覚を大事に信念を通そうとするレイは格好いい主人公でした。
グダグダと理屈を並べることなく「後味が悪いから」で人助けできるサッパリした気質が良いですね。

 

そんなレイの人格形成に大いに影響したという兄の昔話には正直めっちゃ笑ったw
主人公より兄のキャラが相変わらず強烈すぎます。いつかクマニーサンの外伝とか読んでみたいなぁ。

 

それはさておき。

 

今回の「ゴゥズメイズ山賊団」討伐はなかなかバトルに緊迫感があって良かったと思います。
二段階変化っぽいボス戦、最終形態の倒し方がすごくゲームっぽい!
・・・・・・と思っていたらあっさり潰されて驚いたけれど、最終的な倒し方の方が盛り上がりがあって面白かった〜。
それに途中のネメシスの頑張りにすごくきゅんとしました。素敵なコンビに育っているようで良い良い。

 

まぁでも、途中でちょいちょい見かけるご都合主義っぽいところは今回も気になりました。
アクティブスキルとか乗馬スキルの入手経緯がレイに便宜をはかりすぎてるというか・・・・・・いや、ゲームだからプレイヤーに便宜をはかるのは当然か・・・・・・いやいや、ていうか本当にこの世界ってゲームなの???(混乱)

 

何はともあれ、物語が進むにつれて着実に面白くなっていると思います。
今回、共闘関係を結んだユーゴー&キューコと今後敵対するのかどうかも気になるところだし、次巻も楽しみです。

 

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