2016年12月のおすすめライトノベル


お正月が明けてしまい、1月も1週間が経ちました。はやい〜(´・ω・`)

すでに年間ベストを公開していて今さら感もあるけれど、2016年12月に読んだ本の中から特に面白かった作品を紹介していきたいと思います。

それでは、以下に続きます。

 

ドイツェン宮廷楽団譜 嘘つき婚約コンチェルト

ドイツェン宮廷楽団譜 嘘つき婚約コンチェルト (角川ビーンズ文庫)
【永瀬さらさ著/角川ビーンズ文庫】
新作少女小説のなかで、2016年最も好きになった作品。
恩人との再会を願う新米バイオリニストと、彼女に偽りの婚約を持ちかける若き天才指揮者。そんな二人の恋と音楽の物語です。
感覚型で危なっかしい天才少女と、彼女に意地悪しつつも過保護なヒーローっていう関係性にまず萌える。
二人の間にある「嘘」とすれ違いは切ないけれど、悪態の応酬すら可愛いケンカップルなので物語の雰囲気はとても明るく、楽しく読めます。
音楽モノとしても完成度が高く、音楽家ならではの感情表現は繊細で素敵だし、一人前のバイオリニストとして花開いていく主人公の成長も見所。
ぜひともシリーズ化してほしい作品ですが、とりあえず1冊で綺麗に終わっているので安心して手に取ってほしい!

「ドイツェン宮廷楽団譜 嘘つき婚約コンチェルト」感想記事はこちらから

 

友達いらない同盟

友達いらない同盟 (講談社ラノベ文庫)
【園生凪著/講談社ラノベ文庫】
クラスから浮いてる主人公とヒロインが、「同盟」を組むところから始まる物語。
もし途中で合わないと思っても(私は思った)、ぜひ最後まで読んでほしい作品です。
「生きること」という難題に向き合う、不器用な少年少女。
話が進むにつれてあふれ出していく絶望感に呑まれそうになるけれど、その抑圧があるだけにラストのカタルシスにぐっとくる青春小説です。
たぶん単巻ものだけど、これが新人賞受賞作っていうのが素晴らしい。今後注目していきたい新人さんです。

「友達いらない同盟」感想記事はこちらから

 

月とライカと吸血姫

月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)
【牧野圭祐著/小学館ガガガ文庫】
宇宙へ憧れる宇宙飛行士候補生の青年が、宇宙に実験体として送り込まれる吸血鬼の少女の監視兼世話役に任命されるところから始まるボーイ・ミーツ・ガール。
米ソの宇宙開発競争をベースとした物語で、敵国への競争意識による現場と上層部の焦躁は真に迫っていて読み応えがあります。
そういう様々な想いが錯綜する場所で出会い、種族を超えて絆を深めていく主人公とヒロインの関係が本当に素敵。
人類未到達宇宙に対する、彼らの一途な憧れにロマンを感じずにはいられません。

「月とライカと吸血姫」感想記事はこちらから

 

境域のアルスマグナ 緋の龍王と恋する蛇女神

境域のアルスマグナ 緋の龍王と恋する蛇女神 (MF文庫J)
【絵戸太郎著/MF文庫J】
人間と妖魔の世界が結ばれ、魔術が現代文明の柱となった世界で、魔術的な利権をめぐって競い合う「王」たち。
その「王」のひとりとなった少年と、彼の伴侶として力を与える蛇女神の物語です。
かなり気合いの入った世界観は荒削りながら読み応えがあり、キャラ同士の掛け合いは勢いとノリの良さは一読の価値あり。
スピーディーな展開も素晴らしいし、ちょっと(かなり?)バイオレンスな夫婦ラブコメも楽しくてニヨニヨできました。
ああラノベって楽しいな!と思える1冊。ぜひシリーズ化してほしいものです。

「境域のアルスマグナ 緋の龍王と恋する蛇女神」感想記事はこちらから

 

うさぎ強盗には死んでもらう

うさぎ強盗には死んでもらう (角川スニーカー文庫)
【橘ユマ著/角川スニーカー文庫】
伝説のポーカープレイヤー「うさぎ強盗」を中心に、複数の事件が繰り広げられ混ざり合っていく群像劇。
殺し屋やクラッカーや人身売買組織などがはびこる裏の世界で、アウトローな仲間を揃えた「うさぎ強盗」が何をするのかワクワクしながら見届ける物語でした。
ぜひともネタバレも前情報もなしで読んでほしい。というか何を書いてもネタバレになっちゃうから、とりあえず読んで! しか言えないんですよね。
ちなみに、1冊で綺麗に終わっています。

「うさぎ強盗には死んでもらう」感想記事はこちらから

 

だから彼女はキューピッドになりたい

だから彼女はキューピッドになりたい (ビーズログ文庫アリス)
【七海ちよ著/ビーズログ文庫アリス】
乙女ゲーム世界に転生し、攻略対象最推しキャラの幼なじみとして育った主人公。
彼の幸せのためにゲームヒロインとの恋の成就を画策したはずが、なぜか怒られて思わぬ方向に話が転んでいくという学園ラブコメです。
氷点下で怒れるヒーローがかなり恐ろしいのだけど、10年がかりで期待をもたされ、持ち上げて持ち上げてドーン!と突き落とされたら、まぁアイアンクローぐらいしちゃうよね、っていう。
神系男子と崇拝女子のすれ違いと暴走が楽しいラブコメでした。

「だから彼女はキューピッドになりたい」感想記事はこちらから

 

花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

花を追え――仕立屋・琥珀と着物の迷宮 (ハヤカワ文庫JA)
【春坂咲月著/ハヤカワ文庫JA】
着物を愛する青年仕立屋と、「着物には近寄らない」と言う女子高生が、着物にまつわる様々な謎を解き明かしていく連作短編ミステリ。
謎解きにあたって着物蘊蓄がたくさん語られ、それがとっても楽しい作品でした。
きもの文化とは、こんなにも奥が深くてオシャレで粋なものなのかと、なんだかとても興味が湧いてきました。
予想以上にロマンチックな縁で結ばれる主人公2人の関係も素敵。まぁ和服イケメン琥珀さんはちょっとストーカー気味なのだけどw

「花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮」感想記事はこちらから

 

最果てのパラディン3 鉄錆の山の王

最果てのパラディンIII〈上〉 鉄錆の山の王 (オーバーラップ文庫)
【柳野かなた著/オーバーラップ文庫】
不死者に育てられた少年が、やがて英雄となっていくシリーズの第3弾。
ファンタジー好きの魂を揺さぶるような、懐かしさと新しさを兼ね備えた王道を行くシリーズですが、上下巻構成で綴られる今回の冒険も最高に熱いものでした。
決死の戦いに挑む若き聖騎士。それを支える種族を超えた仲間達。彼らを見守る神々と、立ちはだかる誇り高き強敵。全ての要素がしみじみと素晴らしいのです。
文句なしの傑作だと思うし、まだ既刊4冊なので追いつきやすいはず。珠玉のファンタジーが読みたい!と思ったときに是非。

「最果てのパラディン3 鉄錆の山の王」感想記事はこちらから

 

 

以上です。
今月も当ブログをどうぞよろしくお願いします(^^)/

 

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