なんちゃってシンデレラ2 王宮陰謀編 旦那様の専属お菓子係、はじめました。/汐邑雛


なんちゃってシンデレラ 王宮陰謀編 旦那様の専属お菓子係、はじめました。 (ビーズログ文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2016年12月刊。
異世界転生&宮廷陰謀劇第2弾。
あんまり話が進まなかったかなぁ。もうちょっとテンポよく展開してほしいかも。
ただ、王太子夫妻が仲良しになっていく姿は、ほのぼのによによできてとても良かったです。

☆あらすじ☆
王太子餌付け作戦甘さ増量で進行中!! 転生幼妻(@33歳)の奮闘第2弾
夫の胃袋をつかむべく、日々おいしいお菓子を作る12歳の幼妻アルティリエ(中身は33歳)。政略結婚の夫との間には、恋愛感情なんて生まれるはずもないと思っていたのに、彼は案外独占欲が強かったようで!?そんななか、王妃主催のお茶会に招かれたアルティリエは、その席でまたも命を狙われ……!?
夫の愛情と共に危険も増量!? 元お菓子職人の餌付け計画第2弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

餌付け作戦も順調に成功しつつあり、当初よりかなり打ち解けた雰囲気のアルティリエとナディル。
夜のお出かけデートが可愛い。常にだっこなのは腕がしびれそうだとも思いつつ(12歳は結構重いと思うのだよ)、おにロリ好きな私にはご褒美のような構図でした。
アルティリエがナディルへの恋を自覚したのは意外に早かったけれど、その前の二人の雰囲気が自然だったので特に違和感もなく。この調子で仲良し夫婦になっていくといいな。

 

ただ、前巻よりもさらにスローペースな展開となっていたのは気になりました。
背景となる事情や人物エピソードが、話の合間に長々と語られるのはやっぱりテンポが良くないと思う。本題に入るまでの前フリはもう少しコンパクトにまとめてもいいんじゃないかなぁ・・・・・・うーん、まぁ、世界観がきちっと作ってあるのは良いことなのですが。
設定やエピソード自体は楽しく読んでるんですけどね。楽しいんだけど、それよりも本筋の話を早く進めてって思ってしまう。好みの問題ですが。
ヤマ場がなく中途半端なところで次巻に続いてしまったのも書籍として残念・・・・・・。

 

そういえば以前のアルティリエとしての記憶はもう戻らないんでしょうか?
記憶を取り戻すと喪失期間の記憶が消える云々の話が出たときヒヤッとしたんですけど、それに続く会話で「アルティリエ」の記憶が戻るフラグが折れた気がしました。
「人形姫」は今のアルティリエの中に溶けて消えてしまったんだろうか。
ナディルが目を離していた頃のアルティリエが、後宮でどんな生活をしていたのかが少し語られたけれど、アルティリエ自身がそれを思い出すことはないのかな。
過去の暗い後宮生活については今のアルティリエが調べて知っていくことになりそうな感じ。どんな陰湿な事情が隠されているのかハラハラします。

 

とりあえず、今回やや消化不良だったので次巻は何か大きな展開が起こってほしいところ。
世界観という土台がしっかりしている作品だと思うので、今後に期待しています。

 

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