絶対城先輩の妖怪学講座9/峰守ひろかず


絶対城先輩の妖怪学講座 九 (メディアワークス文庫)
絶対城先輩の妖怪学講座 九 (メディアワークス文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年11月刊。
絶対城先輩と礼音が・・・・・・!
今回は「狐」回だったわけだけど、それよりも絶対城先輩と礼音が・・・・・・!!

☆あらすじ☆
絶対城を頼り四十四番資料室を訪れた、「狐憑き」に悩む女子学生、葛木葉子。こっくりさんの儀式でお祓いを行う絶対城に対し、葛木は「笑わせないでよね!」と言い放ち、真怪秘録覚書『狐』の資料と共に姿を消してしまう。突然の事態に動揺する一同。しかし、何故か礼音は葉子の声に聞き覚えがあった。声を頼りにして、お祓いと同じ日に礼音が巻き込まれた事件を調べ始めると、海辺のリゾートホテルで開催されるマジックショーに辿り付く。そこで待ち受けていたのは―。

以下、ネタバレありの感想です。

 

絶対城先輩のもとに「狐憑き」だと訴える女子学生が現れたことから始まる、妖怪博士と天才マジシャンの知恵比べを描いた第9巻。
狐絡みの民話がこれでもかと投下され、なんとも狐盛り沢山な一冊となっていました。

 

最初の狐憑きを精神の病とあっさり一刀両断したときはびっくりしたけれど、なんだかんだでこのシリーズらしい狐話の数々が面白かった。言われてみれば化かす狐と手品師とは似ているものなのかも。

 

そんな「狐」に奪われた資料を取り戻すべく動き出した絶対城先輩。
合間合間で礼音が先輩との関係についての悩み相談をしてたりして、彼女の恋の行方も気になっていたんですが・・・・・・最後の展開は正直めちゃくちゃ笑ったww
笑えばいいのか、怒ればいいのか、悶えればいいのか。
ドラマチックにマヌケな告白になってしまった礼音に合掌。これはひどいww

 

いやぁ、でも、二人の関係もようやくここまで辿り着いたんですね。感慨深い。
告白のあとになぜ好きなのかを長々と語り合う、ちょっと可愛くて間が抜けてるところが実にこの二人らしいなと思いました。省略せずに書いてくれても良かったのに。でも付き合っちゃうのかー。次巻からが楽しみだなぁ(ニヤニヤニヤニヤ

 

「狐」の化けの皮も剥ぎ、ラブコメ的にもハッピーエンド。
なんかほのぼのした気持ちになっていたら、エピローグが不穏すぎて衝撃。

 

「狐」さんたち、割と良い感じのキャラだから準レギュラーくらいになると思ったのに(いや、マジシャンだから死んだとは限らないけれど)
怖いのは「白澤」ですね。先輩の近くにいる??
誰の事かなぁ。今回珍しく自分語りをしていたあの人じゃないといいなぁ。

 

なんだか不安な展開になってきましたが、とりあえずお付き合いが始まった先輩と礼音のラブコメが読みたすぎて死にそうなので10巻が待ち遠しいです。
次巻も楽しみ!

 

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