薬屋のひとりごと6/日向夏


薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫)
薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫)

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年11月刊。
ラブコメモードが暴発してしまった壬氏の安否が気になって仕方なかった第6巻。
猫猫は手強すぎるけど、くじけない壬氏も強いw
そして今回のメインは表紙のふたり。淡い想いの行方にハラハラさせられたけれど、今回も安定の面白さでした。

☆あらすじ☆
猫猫は壬氏からのプロポーズを受けるのか? 花嫁の自殺、人気画家の食中毒、湖の上を歩いて渡る仙女……第六弾も大注目!
西都にて、壬氏に求婚された猫猫。今まであやふやだった関係が大きく変わろうとしていた。今までと変わりなく接したい猫猫に壬氏は焦る。皇弟として、政に関わる者に恋という自由はない。猫猫もまた、壬氏の心を知りつつも、己の立場を考えると首を縦に振ることはできない。軍師羅漢の縁者、それが西都で用意された猫猫の肩書だった。猫猫は重い気持ちのまま、ある決断をくだすのだが────。

以下、ネタバレありの感想です。

 

前巻のハイライトといえば、壬氏がキレて猫猫の首をキュッ☆と締め、ついでにキスしたら花街仕込みの匠の技で反撃食らったというあのラストシーン。

 

反撃食らった壬氏がどうなったか楽しみにしていたのだけど、案の定、猫猫の圧勝で壬氏の完敗でしたか。ですよね。
『あら、もう終わりですか?』とか言われちゃう壬氏の男のプライド粉々だな・・・・・・と思っていたのに、ここでくじけない壬氏はだいぶ猫猫に訓練されてきたのではないでしょうか。
途中のBL疑惑にも笑ったけれど、なんといってもラストの再反撃にニヨニヨした〜。猫猫の弱点を狙う壬氏、実にイイ顔してる。

 

とはいえ二人の攻防は長引きそうな気もするし、猫猫の答えはゆっくりじっくり待つしかないのでしょう。
壬氏を選ぶと羅漢の娘であることを認めることになるし、その上、皇位継承争いに巻き込まれるかもしれない面倒臭さのオプション付き。猫猫の性格を考えると、ハードルが高すぎるんだよなぁ。

 

それはさておき、今回も猫猫が色んなところに顔を出しては謎を解決し、それがやがて大きな陰謀へと繋がっていくというストーリー。

白娘々が早くも捕まって驚いたのだけど、まさかそれが里樹妃の醜聞騒動と絡んでしまうことになるとは。
白娘々の裏にいる存在にまでは手が届いていないし、この件についてはまだ尾を引きそうな感じなのでしょうか?だんだん西方の気配が強まってるけれど、どんな展開が待っているのか予想できないなぁ。

 

それに巻き添えくらったような里樹妃の醜聞騒動については、不幸すぎる彼女の命運にハラハラしていたのですが、いやぁ、まさかこんなハッピーエンドが待っていたとはw
ほんのり苦みのある結末が多いなか、馬閃と里樹妃の大団円っぷりにほっこりしました。帝も夫というより保護者みたいなポジションだったのが幸い。そして馬閃の奮闘が大きいですよね。里樹妃をかばっての大けがの状態にヒィイイイイって内心悲鳴をあげてましたが・・・・・・文字通りの怪我の功名か。

 

毎巻もれなく楽しいシリーズに、今回も満足しました。
7巻もとても楽しみです!

 

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