エイルン・ラストコード 〜架空世界より戦場へ〜 5/東龍乃助


エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 5 (MF文庫J)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★★★
2016年11月刊。
第一部完結。
もう本当に熱くて面白かった!!
穏やかな日常はフラグですよね分かります・・・・・・それにしたって最後の展開はやばい(; ・`д・´)
次巻から新展開に入るのかな。とても楽しみです。

☆あらすじ☆
TVアニメ『ドール・ワルツ・レクイエム』から、エイルン=バザットが召喚されて数ヶ月。遂に氷室義塾に反攻のチャンスが訪れた。米国政府の確約を取り付け、日本を半世紀守護してきたネイバー七番機・明星の奪取計画が実行に移される。結城武蔵から明星のパイロットを譲り受けるのは、武蔵を父のように慕ってきた七扇大和。「――これからは……俺がヘキサを守ってやる」後戻り不可能なバレッタ条約の違反という諸刃の剣ともなるカードを切る氷室義塾。そして、本物の氷室夏樹についての驚くべき真実が雷鳥から語られて――!?
爆発する爽快感! とにかく熱くて、火傷する、新世代ロボットライトノベル第五弾!

以下、ネタバレありの感想です。

 

前半は、順調に絆を育む氷室義塾のメンバーたちが描かれていく日常ターン。
みんながエイルンを慕ってて、紫貴が相変わらず痴女全開で、飲み会(未成年!)ではしゃいで記念撮影したりして・・・・・・

 

・・・・・・ああこれもう崩壊フラグですよね知ってる・・・・・・! ってぶるぶる震えてました。

 

そんなフラグを盛大に立ててからの「明星奪取作戦」。

嫌な予感という名の期待を裏切らない後半戦はまさに怒濤の展開。
日本政府の裏切り、正体をバラされたエイルンの決断、氷室義塾の苦渋の選択。
みるみる悪くなっていく状況に胃がキリキリとしました(´・ω・`)

どんな状況でもブレないエイルンは格好いいけれど、同士討ちに近い混乱はとても読んでいて辛かった・・・・・・。
エイルンを慕って守ろうとする者、エイルンの決意を尊重する者、自分が守りたいもののためにエイルンに武器を向ける者。前半の和やかなムードから一転しての仲間同士での罵倒と涙が本当に切ない。なんでこんなことに・・・!っていうパニックが伝わってくるようでした。

 

そんな地獄みたいな状況の中で、唐突に咲き乱れる告白合戦には正直笑ったw
人間って、追い詰められた状況の中でこそ、普段隠していた想いを伝えたくなるのか。
葵の「知ってるよ!」な告白や、3バカが月下を力尽くで口説き落としたシーンも良かったけれど、個人的には柔呉から日向へのプロポーズが最高に胸キュンでした! 直前でふたりのすれ違いがムズムズ切なく描いてあっただけに余計にきゅんきゅんした〜〜。日向、サイコパスだけど柔呉に幸せにしてもらうといいよ・・・・・・。

 

ラブコメ的癒やしのあとに待っていたのは七扇からの悲壮な告白。というか告発。
ヘキサはどうやって生まれてくるのか、という問いの答えが悲惨すぎる。誰がこんなシステムを仕組んだのか・・・・・・。
暴走する七扇を止めるエイルンは最高にヒーローで、疑問を吹き飛ばすくらい爽快に自分の信念を貫いていたけれど、そのエイルンもラストで窮地に立たされて。

 

うわー・・・このタイミングで「主人公」が登場するとか、演出がニクすぎて悶えるんですけど。どうするんですか、これ。ていうか、エルフィーナどうなるんですか。

 

本物の「氷室夏樹」の正体もわかり、ドール・ワルツ・レクイエムとこの世界の繋がりがますます謎めいてきました。
ここで第一部完結かぁ。あとがきを読むに第二部もちゃんとスタートしてくれるようなので安心です。

6巻も楽しみ!

 

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