気ままで可愛い病弱彼女の構いかた 2/竹原漢字


気ままで可愛い病弱彼女の構いかた 2<気ままで可愛い病弱彼女の構いかた> (富士見ファンタジア文庫)
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前巻の感想はこちらから


評価:★★★☆☆
2016年11月刊。
超病弱美少女とお世話係主人公が、様々な悩み相談を引き受ける学園ラブコメ第2弾。というか、完結編とのこと。
前巻のミステリ要素はどこかに消えて思いっきりラブコメ押しとなっていました。友達以上恋人未満のムズムズ感が実に良い!
ストーリーにはやや物足りなさを感じるのだけど、ラブコメの破壊力は素晴らしい。是非この方向で頑張ってほしい新人さんでした。

☆あらすじ☆
心が読める、何でも相手のことがわかるって。残酷だと思わない?
美闇の妹・病夜宮無闇。姉を目の敵とし、他人の心が読める彼女の心を開かせる。それが今度の病夜宮係の依頼だった。しかし。「美闇お姉ちゃんのこと好きなんでしょ?」一筋縄ではいかない彼女に僕は振り回され……

以下、ネタバレありの感想です。

 

1巻同様、病夜宮と甘口がクラスメイトたちのお悩み相談をしていく連作短編形式の第2巻。

 

第一話「丹波凛には裏がない」は、「占いが絶対に当たることを証明して欲しい」という依頼自体は魅力的だったのに、最終的に依頼取下げという形でなぁなぁになってしまったのは残念でした。
どうやって証明するのか楽しみにしてたのになー。
結局、途中で甘口がパシられていたみたいに、占い師が占った結果を無理矢理実現させるってことだけだったのか。
まぁ甘口の強制告白からのスーパー言い訳タイムが最高だったので良いんですけども!

 

第二話「七草ナクテの球技の話」も、ナクテの依頼とその動機自体はかなり早い段階で察したけれど、依頼にかこつけていちゃいちゃする甘口&病夜宮カップルに盛大に砂を吐きまくったのでやっぱり満足。最後の例え話で「殺したいくらい恨むけど」って言っちゃう病夜宮が可愛すぎるw
それにしても、病夜宮は腐女子・・・・・・?

 

第三話「甘口廿日が悩みを治す」では、病夜宮姉妹の末っ子が登場。
姉妹不仲の原因がドロッとしてた上に復讐のやり方がエグいね妹ちゃん・・・ってドキドキしました。恨み期間が長くなったのは家族ゆえか。

 

病夜宮美闇が病弱な身体を押して高校に通っていた理由も明らかになったし、甘口との関係もきちんとハッピーエンドを迎えたし、これは確かに「完結編」と言うに相応しい一冊。特に消化不良もなく綺麗に終わっていると思います。続けようと思えば続けられる設定だけに2巻終了は残念でもありますが。

 

色々と粗い部分もあるけれど、ラブコメパートは本当に良かったのでこれを武器に次回作もがんばってほしいです。次もバカップルがいいなぁ!

 

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