詐騎士2〜8/かいとーこ


詐騎士〈2〉 (レジーナ文庫)
詐騎士〈2〉 (レジーナ文庫)

1巻の感想はこちらから


総評:★★★★☆
腹黒男装騎士の冒険を描いたファンタジー全8巻。
潜入任務に挑んだり陰謀劇に巻き込まれたり聖女さまをナイトよろしくお守りしたりと、主人公が八面六臂な大活躍をみせてくれる爽快な冒険活劇でした。
糖度こそないけれど、ラブコメ的な何かを楽しめるサディスト王子様との不思議な関係も面白かったです。
ラストがやや中途半端に感じられたのだけが惜しかったものの、規格外なルゼの無双っぷりに最後までワクワクするシリーズでした。

☆あらすじ☆
訳あって、性別も年齢も身分も、余命すらも詐称して騎士となった少女ルゼ。何の因果かランネル王国の第四王子ギルネストに見込まれ、友人ゼクセンとともにとある不正が行われているという都市へ潜入捜査をする羽目に。それでも得意の傀儡術で、時に敵地を探り、時に魔物を豪快に蹴散らし大活躍!…したはいいものの、突然、実は女であるという正体バレの危機!?大人気の新感覚ファンタジー、待望の第2巻!

以下、2巻から8巻のネタバレあり感想です。

 

文庫版:2015年1月刊。
今回も面白かった!
魔族が本格的に登場して世界観に広がりがでてきました。バトルが増えてくるとルーの有能さがますます際立ちますねー。
可愛いモノが好きなのに可愛いモノに対してすら容赦が無い彼女は真のドS。
そして話が一気に進んで驚きました。ノイリ探しはもっと引っ張るかと思っていたのに。
性別の秘密もあっさりバレちゃったし展開が予想より早い。周囲がギルとルゼの外堀を埋めようとしているのにちょっと笑ったけれどw
彼女の性格的にあまり糖度は見込めなさそうだけど、ギルが良い存在感をだしてきているから(雄姫様w)期待したいなぁ。

 

☆あらすじ☆
ある事件がきっかけで、女であることがバレてしまい、騎士をやめさせられた少女ルゼ。上官のギルネスト王子にその力を見込まれて、今度は淑女の格好で彼に仕えることに。ここは陰謀渦巻き、マフィアがのさばる都。時に罠にかけられ、時に命も狙われるけど、腹黒少女ルゼにはそんなもの通用しない!人畜無害の仮面をかぶり、仲間を引き連れ暗躍する!大人気の新感覚ファンタジー、待望の第3巻!文庫だけの書き下ろし番外編も収録!

文庫版:2015年3月刊。
ルゼの令嬢喋りに壮絶にモゾモゾするけど地の文は平常運転で安心しました。
ラントちゃんを可愛がりつつ駒扱いしてるのに笑うけれど、人を駒扱いしつつも自分も駒だと思う潔さがあるから読んでて不快になることなく楽しめるのかもしれない。
途中デート?してたけど、ギル様とはどういう関係だと思えばいいんだろ?
今のところギルよりはラントの方が紳士すぎて、私もこのぬいぐるみ(違う)ほしいんですけど。
陰謀についてはよりシリアスな方向へ。次巻も楽しみ

 

☆あらすじ☆
マフィアも刺客もものともせずに、お城で淑女生活を続ける少女ルゼ。腹の黒さをばっちり隠して優しく可愛く愛想を振りまき、着々と手駒を増やしているけれど、裏では相変わらずの破天荒!竜を駆り、魔物をイジり、傲慢貴族をやり込める!?そんな優雅で黒い日常の中、実はルゼの、そしてサディスト王子ことギルネストの運命の輪は少しずつ回り始めていて―。大人気の新感覚ファンタジー、待望の第4巻!文庫だけの書き下ろし番外編も収録!

文庫版:2015年5月刊。
ルゼ嬢モテモテ!
今回も割とのんびりした話だなーと思ってたら終盤に急展開。ようやくタイトルに戻ってくれるようで楽しみです。
やっぱりルゼが被るなら令嬢の皮より騎士の皮の方が似合いますしね。
それにしても北に出張した殿下がルゼのことばっかり考えてて笑う。色恋方面きちゃうのかな。
あと紫の制服がどんな感じなのか超気になるんですが。

 

☆あらすじ☆
新たな聖女が現れた!?聖騎士団も結成!並み居る騎士をぶちのめし、実力をもって女騎士となった少女ルゼ。一人先に竜に乗り、聖女のもとへ向かったものの、既に彼女は何者かに狙われていて―?ルゼは獅子奮迅の大活躍、だけど他の騎士達はどうにもこうにも頼りない。これではいけない。聖女様を守るべく、私が彼らを鍛えねば!腹黒少女騎士、聖騎士団を猛特訓!王子様との恋っぽい何かもついに進展!?大人気の新感覚ファンタジー、待望の第5巻!文庫だけの書き下ろし番外編も収録!

文庫版:2015年7月刊。
聖女の性格が良かったってルゼが思うたびに、性格矯正の危機を回避したエリネに対して「ほんと良かったね・・・」と震える。
聖女と聖騎士団の物語となりつつ、ギルの元恋人が登場したりカリンが牙を剥いたり最後の最後で大きな爆弾が投下されたりと今まで以上に騒がしくも楽しい1冊でした。
ギル様の紫の制服が普通に格好良く改造されてしまって残念。ダサギル様がみたかった。
そしてラストはめっちゃニヤニヤしたけどここから一気に恋愛ムードが出てきたりするのかな?
敵対勢力もみえてきて面白くなってきたし、次巻も楽しみです。

 

☆あらすじ☆
何の因果か、サディスト王子にプロポーズ予告されてしまった少女ルゼ。しばしもらった猶予の間、迫る現実から目を逸らして騎士の務めに励むけど、周りは既に婚約者扱い!その影響で聖騎士達は何やら恋愛モード、ニースとグランディナの不仲カップルにも変化の兆し?―それはいいけど、私、彼らにかこつけて、どんどん外堀を埋められている気が!?王子様の囲い込みに、さすがの腹黒もタジタジ!大人気の新感覚ファンタジー、待望の第6巻!文庫だけの書き下ろし番外編も収録!

文庫版:2015年9月刊。
ルゼがなにやら女の子っぽくなってるような気が。
あのプロポーズでちょっとは恋愛色が出てきたはずなのに糖度は相変わらず皆無。それが面白いのが不思議です。
そして登場人物紹介のギル様のドヤ顔w 前巻までの困り顔はどこへw
どんどん外堀を埋めているけど、最大の難関である母をどう攻略するのかが見物かな。

 

☆あらすじ☆
誘拐事件のドサクサの中、サディスト王子のプロポーズを受けてしまった少女ルゼ。時折現実逃避はするけれど、結婚準備を始め、王子の手駒を育てるうちに徐々に覚悟も決まってくる。時を同じくして、新たに明らかになる敵対組織の謎と、とある地域の怪しげな動き。それらが鍵となり、一連の聖女襲撃事件の真相がついに明らかになる!?果たして黒幕の正体は?その目的は―。ついでに二人に進展はあるのか?大人気新感覚ファンタジー、激動の第七巻!文庫だけの書き下ろし番外編も収録!

2015年11月刊。
母親たちの副音声が怖すぎる。
あと1巻で完結ということで、黒幕と思惑が明らかになってきました。
ちょっと寂しいくらいサッパリした利害関係だよなぁと思ってたギルとルゼの仲も進展・・・したの、かな?
ギル様どんまい!なキスシーンには笑いました。
この二人はたぶんずっとこんな感じだろうから、他の脇カップルたちの恋の行方に期待したいところ。

 

☆あらすじ☆
サディスト王子との結婚式まであとわずか。綺麗なドレスに、親しい人の温かな祝福―。さすがの捻くれルゼも幸せを噛みしめる。だけど、二人の式が平穏無事で済むわけない!準備の間、やたらとチラつく不穏な気配。王子を攫う洗脳小娘に、邪悪な姑、新たな傀儡術師や謎のペンギン連れまで登場!結婚式はすでに波乱の予感?果たして結婚式を邪魔するのは誰だ!?大人気新感覚ファンタジー、偽りなしのハッピーエンド!文庫だけの書き下ろし番外編も収録!

2016年1月刊。
完結巻。
ルゼとギルの関係は最終的にはちょっと糖度が出てきた感じ。
やっとまともな(?)家族を持てたギルの感慨に笑いましたw
相変わらずキャラの掛け合いは楽しかったし(多すぎて誰が誰かはよくわからなかったけど)、ルゼ&ギルについては大団円で一安心。
ただ、本編完結巻なのに黒幕との決着が中途半端だったのはいただけません。
特別編とか外伝があるらしいのでそちらでフォローするのかな?
姫様とニースの関係についても気になるので、そちらも読もうと思います。

 

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