2016年10月のおすすめライトノベル


急激に寒くなって風邪気味な今日この頃。
指先が冷え切ってキーボードが打ちづらくなると冬が近づいてるって感じますね・・・・・・。

さて、10月に読んで面白かった作品を紹介していきたいと思います。
10月は新刊の新作はあまり読めなかったけれど、新規開拓で当たりが多かった月でした。発売当時になぜ読まなかったのかと悔やまれるばかり。

ではでは、以下に続きます(^^)/

 

尾木花詩希は褪せたセカイで心霊を視る

尾木花詩希は褪せたセカイで心霊を視る (ダッシュエックス文庫)

【紺野アスタ著/集英社ダッシュエックス文庫】
廃デパートにあらわれる「観覧車の花子さん」を巡る、花子さんに逢いたい少年と心霊写真を撮る少女のボーイ・ミーツ・ガール。
都市伝説っぽいオカルトから始まるけれど、事故で眠り続ける姉の秘密に迫るミステリー的な物語です。二転三転する展開は読み応えがあり、予期せぬ真相に動揺しつつも読後感は爽やか。
感情の薄いヒロインが、主人公との交流を通して少しずつ心に揺らして傷を癒やす話としても素敵でした。もどかしさと甘酸っぱさに青春を感じてときめきましたw

「尾木花詩希は褪せたセカイで心霊を視る」感想記事はこちらから

 

雪侯爵の銀灯師 みせかけ夫婦と王宮の庭

雪侯爵の銀灯師 みせかけ夫婦と王宮の庭 (コバルト文庫)
【白川紺子著/集英社コバルト文庫】
前作「公爵夫人は銀灯師」と繋がりのある世界観ですが、これ単体で問題なく楽しめる作品です。
抱える秘密のために、互いに想いを隠さなければならない偽装夫婦の焦れったい恋模様を描いた表題作はとても素敵。切なすぎて胸がぎゅうぎゅうと締め付けられました。
そして3本立ての最後の短編は本当に素晴らしくて必読。死なない魔術師と赤毛の王女の恋を描いた短いお話なのですが、童話的美しさのある読後感に陶然としてしまいました。

「雪侯爵の銀灯師 みせかけ夫婦と王宮の庭」感想記事はこちらから

 

借り暮らしのご令嬢

借り暮らしのご令嬢

【江本マシメサ著/宝島社】
素直じゃない苦労性の騎士と、健気すぎる没落令嬢のすれ違いを描いた王道ラブコメ。
ツンデレヒーローの言動にはものすごくやきもきさせられるのですが、ヒロインの小動物的な可愛らしさとの相乗効果がとても素晴らしいです。このじれったい微妙な距離感はたまらない!
ほんわかしてのんびりした物語なので、癒やしを求めるときに読み返したい作品です。

「借り暮らしのご令嬢」感想記事はこちらから

 

「薔薇の乙女は運命を知る」他 薔薇の乙女シリーズ1〜4

薔薇の乙女は運命を知る (講談社X文庫ホワイトハート)
【花夜光著/講談社X文庫ホワイトハート】
これは本当に早く読んでおけばよかった・・・!
一昔前の少女小説を彷彿とさせる現代ダークファンタジー。
吸血鬼を倒す力に覚醒した女子高生が、自分に秘められた運命を知り、吸血鬼と人間の争いの渦中へと落ちていく物語です。
この中二的雰囲気は一周回って新鮮で、薄暗い世界観やキャラクターにゾクゾクさせられっぱなしでした。
内気でネガティブな少女が力に見合う強い存在へと成長していく物語でもあって、うじうじとする時期が長いだけに最新4巻の成長には感慨深くなったり。
逆ハー的な状況ではあるものの、主人公の置かれる境遇のせいで恋愛面も割とシリアス(ただしラブコメは意外と笑える)。個人的には義兄との一言では表せないほどこじれた関係が好みですw

「薔薇の乙女は運命を知る」感想記事はこちらから

 

幽谷町の気まぐれな雷獣1・2

幽谷町の気まぐれな雷獣 (レガロシリーズ)
【森崎緩著/イースト・プレスRegaloシリーズ】
全ての幼なじみラブコメ好きに自信をもってオススメしたい!
小さい頃は仲良しだった幼なじみの萩子と大地。しかし高校生となった今では「真面目な優等生」と「気さくな人気者」というカテゴリ違いに阻まれた疎遠な関係に。
そんな2人が、住んでいる田舎町の秘密に関わっていくなかで、少しずつ昔の関係を取り戻していくという物語です。
ハートフルなご近所妖怪モノとしても良かったし、不思議部活系の賑やかな青春物語としても面白い本作。
そしてなにより、幼なじみの揺れ動く距離感と甘酸っぱさが最高な1冊です。幼なじみ好きには堪らない要素が盛りだくさん。
萩子に構ってもらえるだけで喜ぶ大地の、斬新で恥ずかしすぎる感情表現も必見。ニヤニヤが止まらないこと間違いなしです。

「幽谷町の気まぐれな雷獣1・2」感想記事はこちらから

 

公爵令嬢の嗜み1〜3

公爵令嬢の嗜み<公爵令嬢の嗜み> (カドカワBOOKS)
【澪亜著/カドカワBOOKS】
悪役令嬢が転生に気づいたときにはバッドエンド。そこからの大逆転を目指していく物語です。
ジャンルとしては領地経営主体の内政モノになるのでしょう。
政治も経済も華麗にこなす公爵令嬢の有能さが爽快で楽しく、テンポの良い話運びにサクサクと読める作品です。
また、万能な働きをみせる一方で傷ついた心を抱えるヒロインの再生を描いた物語としても良作。
少しずつ動いていくラブロマンスの行方も気になる期待のシリーズです。

「公爵令嬢の嗜み1・2」感想記事はこちらから

 

青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない

青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない (電撃文庫)
【鴨志田一著/電撃文庫】
思春期症候群に振り回される少年少女を描いたSF青春シリーズ第7弾。
前巻ラストが衝撃的すぎて読むまでハラハラしていたのですが、
八方ふさがりな状況をこのシリーズらしいやり方でクリアする、最高に爽やかな結末でした。めちゃくちゃ感動した!

「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」感想記事はこちらから

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11 (GA文庫)
【大森藤ノ著/GA文庫】
異端児編クライマックス。
堕ちた英雄の原点回帰に胸が熱くなる11巻でした。やっぱりダンまちのバトルは最高だ!

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11」感想記事はこちらから

 

翼の帰る処5 ー蒼穹の果てへー 上・下

翼の帰る処 5 ―蒼穹の果てへ― 下
【妹尾ゆふ子著/幻冬舎】
左遷された超虚弱体質の文官が、過去視の力と優秀な頭脳を駆使して歴史に隠された秘密に迫っていく傑作ファンタジーの最終巻。
神々の存在まで絡んでくる壮大な物語となりましたが、ヤエトの戦いだけに焦点を絞りつつもきっちりと纏めて完結。
毎度毎度ぶっ倒れては「あああ・・・ほんとに死んじゃうよ・・・!」とハラハラさせられた主人公だけに、ラストのヤエトと皇女の姿に胸がいっぱいになりました。

「翼の帰る処5 蒼穹の果てへ 上・下」感想記事はこちらから

 

君と時計と雛の嘘

君と時計と雛の嘘 第四幕 (講談社タイガ)
【綾崎隼著/講談社タイガ】
親友の消失から始まったタイムループ青春SFシリーズでしたが、全4巻にて完結。
四部作構成が非常に整っていたし、SFとしても青春小説としても綺麗に着地してくれたので満足。
主人公の不器用すぎる初恋の行方を見守ってきたけれど、最終的に意外な人物の恋を応援したくなるという予想外の読後感でした。
素晴らしいシリーズだったと思います。

「君と時計と雛の嘘 第四幕」感想記事はこちらから

 

アンデッドガール・マーダーファルス2

アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)
【青崎有吾著/講談社タイガ】
生首美少女と半人半鬼の師弟「鳥籠使い」が、怪物絡みの事件を面白おかしく解き明かす怪奇ミステリ第2弾。
第2巻は名探偵VS怪盗紳士の脳が痺れる知的攻防戦と、強烈な存在感で介入する鳥籠使いの笑劇、そして闇夜に蠢く怪物たちの残虐なパレードを堪能できる贅沢な1冊となっています。
今回もファンタジーとミステリーが絶妙に調和した読み応えがお見事。
コメディパートもさらに磨きがかかっていて、めちゃくちゃ面白かったです。

「アンデッドガール・マーダーファルス2」感想記事はこちらから

 

 

以上です。

それでは今月も当ブログをどうぞよろしくお願いします。

 

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