レディ・マリアーヌの婚約/宇津田晴


レディ・マリアーヌの婚約 (ルルル文庫)
レディ・マリアーヌの婚約 (ルルル文庫)【Amazon】【BOOK☆WALKER】

前巻の感想はこちらから


評価:★★★★☆
2016年8月刊。
騎士精神にあふれる格好いい少女が主人公のラブ・ファンタジー第3巻。
2巻で投げっぱなしにされた伏線や、気になるキャラのフォローなどが入った完結巻でした。大団円に満足。
それにしてもはなぢが出そうなくらい気合いの入った甘さだな・・・!

☆あらすじ☆
「婚約者」から再び「王子の下僕」に!?
勇ましい少女マリアーヌと不敵な第二王子ロベルトが、「下僕とご主人様」の関係から「恋人同士」になって1ヶ月。最近、強引なほど情熱的な愛情を隠さなくなったロベルトの言動に、マリアーヌは恥ずかしくもトキメキが止まらない!そんなある日、マリアーヌに実家から絶縁状が届く。ロベルトが女性をもて遊ぶ悪い男だと誤解した父が、マリアーヌを勘当しようとしているらしい。ロベルトの素晴らしさを、なんとか父に伝えたいと考えるマリアーヌだったが、今後は、実家がある故郷シノンで謎の盗賊団が暴れているという不穏な情報が飛び込んでくる。シノンの問題を調べるロベルトの特別部隊に、騎士として参加することになったマリアーヌ。再びロベルトの下僕となって、絶縁された実家へ戻ることに。盗賊団が残した痕跡に、かつて王宮を混乱させた危険な人物の気配を感じたマリアーヌは――!?
「レディ・マリアーヌ」シリーズ、お久しぶり!の新作登場。過激に甘いロベルトの愛情に包まれて、マリアーヌがまたしても凜々しく大活躍!!

以下、ネタバレありの感想です。

 

ロベルトと恋人になったものの、勝手な婚約者扱いに激怒したマリアーヌの家族が絶縁宣言。
一方、その故郷は謎の盗賊団によって荒らされていると知ったマリアーヌは、急遽、ロベルトと共に里帰りすることになるという第3巻。

 

マリアンヌの内にある「月の欠片」の問題、行方不明のモーリスの問題、お邪魔虫執事カイルの想い、などなど気になっていたアレコレを一挙に回収した完結巻でした。

 

特にカイルについてはフォローがあって本当に良かった。
彼の忠誠心と執着心はどこに落ち着くのか気になっていたので・・・・・・結果的に恋人関係よりも萌える信頼関係が出来上がった気がします。絶対に裏切らず、世界一信頼できる相手って、これもうロベルトさん負けてません????

 

まぁそのロベルトはカイルやラジールの存在に煽られたのか、最初から最後までノンストップで砂糖垂れ流し状態でしたが。
甘い甘い甘すぎる・・・・・・! 脅威の糖度だ! 緊迫感を小休止させまくるバカップルぶりに吐血しそうでしたw

 

マリアーヌのラブコメが糖度をがんがん跳ね上げていく一方で、「月の欠片」とモーリスの問題もセットで解決。
終盤の展開はなんとも王道的というか、ぶっちゃけ先が読めてしまったのですが(月の欠片の願い事云々の設定が飛び出したときに察してしまった)、何はともあれ誰も不幸にならない大団円で後味はとても良かったです。
マリアーヌとロベルトのやり直しファーストキスはロマンチックで素敵でしたし。実は気にしてたんだ・・・!ってちょっと笑ったけれどw

 

これで完結ってことで良いんですよね?
ルルル文庫がどうなるのかは分からないけれど、宇津田さんの次回作をどこかで読める日を楽しみに待っていたいと思います。

 

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